写真:結月 ここあ
地図を見るマカオは1999年にポルトガルから中国に返還されて、現在は特別行政区となっています。
400年以上に渡る東西文化の交流で、西洋的な建築物や文化が完全な形で保存され2005年にマカオ歴史市街地区として、世界遺産に登録されました。
22の歴史的建造物と8か所の広場の全30から構成されていて、街全体が歴史や文化の博物館のようなんですよ。
マカオの中心に位置するセナド広場には、ポルトガル統治時代の名残りを色濃く残す美しい石畳や、広場の中央には大航海時代を象徴する地球儀をモチーフにした噴水があります。
徒歩圏内にはマカオのシンボル「聖ポール天主堂跡」や「旧マカオ市政庁」「仁慈堂」など数々の観光名所が点在しています。
広場の周りにはイエローやピンクのパステルカラーの建物が多く、御土産を売っていたりブティックなどもあります。この右側の建物には、マクドナルドも入っています。
また夜になるとライトアップもされて、雰囲気ががらっと変わるんですよ。
写真:結月 ここあ
地図を見るセナド広場に面して、リアルセナド(民政総署)があります。
リアルセナドは政府の行政機関で、1784年に現在のネオクラッシック様式の建物になり、当時のまま残されています。
ここはなんと言っても、ポルトガルの装飾タイル「アズレージョ」が美しいことでも知られています。
この階段を上ると、お花の咲き乱れる中庭もあります。
写真:結月 ここあ
地図を見るセナド広場から3分ほど歩くと見えてくるのが、このクリームイエローの教会。
色鮮やかなコロニアル風バロック様式のファサード(正面壁)が印象的です。マカオ一美しいファサードとも言われています。
青空にこのクリームイエローの壁と緑のドアが映えますね。
教会前の聖ドミニコ広場の石畳も美しいので必見です。
写真:結月 ここあ
地図を見る聖ドミニコ教会の内部に入ると、1587年にスペインの修道士3人が建てた礼拝堂を見ることが出来ます。
清楚で美しい祭壇には、バラの聖母と呼ばれる聖母マリア像が飾られています。
内部は割と広く、お花が溢れる美しい教会でした。
2014年9月頃まで修復中とのことで、HPなどで確認の上訪問してくださいね。
写真:結月 ここあ
地図を見る大階段とファサード(正面壁)だけが残された聖ポール天主堂跡は、1602〜1640年に建設された聖母教会で、建築当時はアジアで、最も美しい教会と言われていましたが、残念ながら1835年の火災で消失し、現在は正面壁のみが残っています。
装飾に目を凝らすと、中央にはブロンズの聖マリア像が見ることが出来ます。
この厚みでファサードが倒れずに残ったとは奇跡のようですね。
この聖ポール天主堂跡の隣には、西遊記にも登場したナーチャを祀る中国式寺院のナーチャ廟があります。
まさに東西の文化が交差しているのを感じます。
マカオは、ポルトガルと中国、東西の文化が交差するエキゾチックな街です。
昼間は世界遺産巡りを楽しんで、夜になったらカジノへ繰り出すなんて言うのもお勧めです。
治安もさほど悪くないので、女性だけでもカップルでも安心して行けるマカオに行ってみませんか。
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(2023/12/5更新)
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