写真:市川 芽久美
地図を見るエクアドルの首都キト市は標高2800m!人口1千600万人。ヨーロッパとインディヘナの混血(メスティーソ)の人々が人口の7割を占めています。
そして、キト市の旧市街は、インカ帝国第2の都市で、世界遺産第一号。旧市街の保存状態としては中南米一良いと言われており、一旦足を踏み入れるとそこはタイムトリップしたかの様な別世界です。
反面、新市街には、南米諸国連合体(UNASUR)の本部が置かれていて、国際色豊かなレストランや新しいビルが建設ラッシュ。
新旧入り交じり、古き良きものはそのまま残しつつ、発展し続けているとても面白い街です。
提供元:Quito Tourismo
地図を見る写真は、2014年8月9日にキト市で開催された『ワールド・トラベル・アワード』の授賞式の様子です。
キト観光省とキト市は、観光客の方々に安心して、古都を楽しんでもらえるようにと、警察官の数も増やし安全確保にも力を入れ、街も景観を壊さないよう整備しています。
街を歩いていると、警官が進んで道を教えてくれます。
写真:市川 芽久美
地図を見る旧市街の観光ポイントは、徒歩で十分見て巡る事が出来ます。
まずは、旧市街の中心にある独立広場(Plaza de La Independencia)。1830年8月のエクアドル独立を記念した碑を中心に、西側には大統領府、南側には、国民的英雄スークレ元帥の墓がある大聖堂、そして北側にはキトで最も由緒あるホテル『プラザ・ホテル』があります。
またこの広場から3分の徒歩圏内には、内装一面金箔が施されたラ・コンパーニア(La Compañía) 聖堂や、1535年建築の南米で最も古い教会、サン・フランシスコ教会・修道院(Iglesia y Convento de San Francisco)があります。
そして、昔のメイン通りだったラ・ロンダ(La Ronda)通りは、夜がお勧め。エクアドルの温かい飲み物(カネラッソ)を出す飲み屋さんが多く、音楽を聞きながら楽しい夜を過ごせます。
写真:市川 芽久美
地図を見るその他、世界遺産エリアの入口の小高い丘にたつバシリカ(Bacilica)教会。そのユニークなところは、装飾がエクアドルの動植物がモチーフに使われている事。ガーゴイル(守り神)が、イグアナやゾウガメなどエクアドルの動物達になっています。
そして、中心街から車で30分北に進んだ場所には、赤道記念碑があります。
写真:市川 芽久美
地図を見る伝統的なお祭りの時期に訪問するのもお勧めです。
特に、4月の"聖金曜日(セマナサンタ)"や11月の"死者の日"には、その時期にしか食べられない郷土料理がレストランで期間限定で食べられたり、文化や風習を知るのにもいいチャンスです。
写真は、4月の聖金曜日(セマナサンタ)の何ともユニークなパレードの様子です。
キト市は、標高2800mの高地にある都市です。
慣れていない方は、酸素が薄いためすぐに息切れしたり、頭痛を感じるかもしれません。
良く水を飲む様にし、ゆっくり行動するのがポイントです!
それから、赤道が通る街でもあるので、日焼け止め対策も忘れずに。
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この記事を書いたナビゲーター
市川 芽久美
「旅行」に関係する仕事をやれるだけやってみようと思い、日本とヨーロッパの旅行会社、航空会社、旅行業界誌、旅行展示会と経験してきました。その中で、日本人にとって、潜在的な魅力がまだまだあると感じた中南米…
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