写真:磯本 歌見
地図を見る赤穂御崎温泉街に入ってすぐところにある伊和都比売(いわつひめ)神社は、約1000年余り前、平安初期の国家の法制書である「延喜式」の神名帳にも記載されている古社です。ご祭神は、伊和都比売大神という女性の神様で、播磨国一宮の伊和大神の比売神(妻)とも言われていました。
赤穂御崎の突端にあることからもわかるように、航海安全や大漁を祈願して、古くから人々の信仰を集めてきました。
そもそもは、大園と呼ぶ、海上の八丁岩の上に祀られていたのを、1683年に浅野家初代城主・浅野内匠頭長直が現在の位置に移したそう。
かつては、日本海軍の勇将・東郷平八郎元帥をはじめ、歴代連合艦隊司令長官など海軍の勇士がしばしば参拝しています。鳥居の額の文字は、東郷元帥の掛け軸の書を写したものです。この額もぜひ見てほしいです!
写真:磯本 歌見
地図を見る伊和都比売神社のすぐお隣の銀波荘は、老舗の温泉宿。お料理はもちろんですが、なんといっても海に面した露天風呂がオススメ。2010年にリニューアルした「天海の湯」と「岩海の湯」。海に面した湯船から瀬戸内の大パノラマが一望でき、空と海に溶け込むような感覚を体感できます。
潮騒と海の香りに包まれてのぞむ夕暮れ時の美しさは格別です。
宿泊はもちろん、日帰り温泉もありますからぜひ利用してくださいね。
【夕映えの宿 銀波荘】
赤穂市御崎2-8
0791-45-3355
日帰り入浴 11:00〜20:00(受付〜19:00)
大人1700円、小人850円、幼児500円、2歳以下無料
写真:磯本 歌見
地図を見る伊和都比売神社から海へと続く坂道を「きらきら坂」と呼んでいます。この坂沿いに特徴あるいろいろなお店があり、注目を集めています。
まずは「CAPE HOUSE」。赤穂緞通(だんつう)のギャラリー兼雑貨店。赤穂緞通は、独特の色合いと文様で人気を集めた、堺、鍋島とならぶ日本三大緞通の一つなんですよ。ここにくれば、古い緞通はもちろん、最近の織り手による作品も見ることができます。一方、雑貨類は、日々の暮らしがちょっぴり豊かになればという想いで、一つひとつ丁寧にセレクトしたもの。波の音を聞きながらお気に入りを見つけてくださいね。
【CAPE HOUSE】
赤穂市御崎2-1
0791-42-5178
土・日のみ営業11:00〜17:00
写真:磯本 歌見
地図を見る「CAPE HOUSE」のお向かいは「御崎ガラス舎」。今年の2月にオープンしたばかりのこのスペースは、ガラス作家、オカモトヨシコさんの工房兼ショップ。
オカモトさんやほかのガラス作家の作品を買うことができるだけでなくいろんな体験ができますよ。
ガラスを溶かして「アクセサリー作り」(1時間半程度3500円)、すりガラスの模様をつける「サンドブラスト体験」(1時間半程度3500円)、とんぼ玉作り体験(30分〜1時間程度3500円)。いずれも予約優先です。
潮の香りと波の音を楽しみながら、ちょっとした時間で、旅の想い出を作れるなんて素敵だと思いませんか。
【御崎ガラス舎】
赤穂市御崎2-1
0791-25-4134
体験開催日 土日祝日
写真:磯本 歌見
地図を見るそして坂の一番下、一番海に近いところにあるお店が「sakuragumi(さくらぐみ)」。
赤穂御崎が、ナポリの景色に酷似していることから、マスターの西川さんが気に入り、赤穂市街地から移転してきたお店。決して交通の便がいいとはいえないこの地に、タクシーを乗り付けて足を運ぶお客さんも決して少なくはありません。
ナポリから直輸入の粉を使って、ナポリ直送の大窯で焼いたピッツァだけでなく、前どれの海産物を使った海鮮ナポリ料理にもファンが多く、なかなか予約を取れない超人気店です。一度行けば、その人気の理由がわかるはず。
【さくらぐみ】
赤穂市御崎2-1
0791-42-3545
11:00〜15:30(LO13:30)
18:00〜22:00(LO20:30)
(10/11〜3/19は17:00〜21:00(LO19:30)
火曜、第1水曜、第3月曜休み
そのほかにも、夜19:00からオープンする夜カフェ「御崎カフェ」やなど元気なお店がまだまだあります。
また、毎月第2日曜には、新鮮野菜、地元発のおいしいものや手作り雑貨などのショップが、きらきら坂に並ぶ「御崎マルシェ」も注目度抜群。市内はもちろん、市外からもお客さんが訪れる超人気の朝市です。
みなさん、赤穂で今一番熱いエリア、赤穂御崎にも足をお運びくださいね。
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(2024/11/8更新)
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