台湾の天仁茗茶がプロデュース『天仁喫茶趣』で創作お茶料理！

更新日：2018/07/23 13:19

台湾と言えば台湾茶。深い味わいと芳しい香りが心と体を癒してくれますが、そんなお茶を使った創作料理が気軽に味わえるお店があることをご存じですか。
価格もリーズナブルで、身体にもお財布にもやさしいお薦めレストラン【天仁喫茶趣（Cha FOR TEA）】をご紹介します♪

進化した複合式茶芸館

写真：吉川なお

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【天仁喫茶趣】は台湾の有名お茶ブランド「天仁茗茶」がプロデュースする喫茶＆レストラン。1953年に台湾南部の高雄・岡山で誕生し、「自然、健康、親切」を経営理念に、国内はもとより海外にも多くの店舗を展開しています。

この製茶界の大御所が2000年から展開するレストランは、天仁のお茶を使った創作料理を看板に常に注目を集めています。
高山烏龍茶や東方美人茶、日月潭紅玉紅茶や擂茶、抹茶などさまざまなお茶をベースに、料理それぞれに異なるお茶が使用され、お茶本来の旨味が料理に生かされています。

一般的に茶葉料理は高級というイメージがありますが、こちらは嬉しいお手軽価格♪リーズナブルにお茶に食事に利用できるとあって、連日多くの人が訪れています。

店内は快適な空間

写真：吉川なお

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ＭＲＴ文湖線南京東路駅至近の「復興店」の店内は、モダンでカフェのようなカジュアルな雰囲気です。古くからあるお茶文化を若い世代にも親しんでもらおうと、現代的な茶芸空間に仕上げられています。

テーブル席は全部で120席、庭にはガラスで仕切られた個室もあります。入り口左手にはお茶の試飲コーナーがあり、ここで味と香りを確かめて気に入ったお茶を購入できます。
特製の緑茶蜜梅という茶梅や金萱烏龍茶パイナップルケーキなどのお茶請けや茶器なども販売しているので、お土産にまとめ買いもできます。もちろん食事せず買い物だけでもＯＫ！
「喫茶趣Togo」というドリンクスタンドも兼ねているので、お持ち帰りならさらにお安く、天仁の創作ドリンクが飲めちゃいます。

趣向を凝らした創作料理の数々

写真：吉川なお

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ウェルカムティーは天仁オリジナルの「913茶王」。凍頂烏龍茶と西洋人参をブレンドしたもので、香ばしい味わいです。

メニューには「茶飲（飲料）」「茶膳（料理）」「茶點（点心）」「麺食・湯品（麺料理・スープ）」「茶香甜品（デザート）」などで、提供されるメニューにはほぼ全てにお茶が使われています。
「美人小籠湯包」は皮に東方美人茶が練りこまれた小籠包、「龍井蝦仁焼売」は皮に龍井茶が使われているので薄っすら緑色です。金萱茶葉を揚げた茶葉天ぷら「喫茶菁」は抹茶塩をつけていただきます。913茶王で煮込んだ豚の角煮「茶王無錫排」やジャスミン茶で煮込み蓮の葉で包んだ「香片荷葉排」など、地産地消をモットーに台湾産の肉や野菜といろいろなお茶を組み合わせた創作料理がオンパレードです。

お薦めは「季節限定套膳」というコースメニュー。食前酒、前菜、サイドディッシュ、スープ、メインディッシュ、ご飯、デザート、ドリンクがそれぞれ数種類の中から選択でき、その時期の旬の具材をアレンジしたヘルシー御膳が堪能できます。

メニューは半年ごとに変わります。各店のシェフが新作を出し合って、選ばれたものが新規メニューに採用されます。何回訪れても違った味が楽しめるのも人気の秘密ですね。

ドリンクの一番人気は「ＱＱ奶緑」。ＱＱはもちもちのタピオカのことで、緑茶、ニュージーランド産のミルク、ハチミツがシェイクされています。「香芋ＱＱ奶茶」はこれにタロ芋が入ったもので、甘くて口あたりがいいタロ芋はミルクティーによく合います。

夜22:30まで営業しています

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平日月曜から金曜の14:30～17:30は午後茶(午茶)、21：00～22：30は夜茶(晩茶)メニューが用意されています。点心かデザートと飲料を組み合わせることができ、単品よりかなりお得な料金設定となっています。期間限定の季節の旬のオリジナルドリンクも含まれていますよ。

ヘルシーなアイデア料理を台湾で

日本ではなかなか味わえないお茶料理。台湾茶は味も香りも芳しく、料理のベースになると料理そのものの味を見事に引き立てます。
お茶の名産地台湾ならではのヘルシーかつ革新的な料理を、旅の思い出に召し上がってみてはいかがでしょうか。

【天仁喫茶趣】
復興店
住所:台北市中山区復興北路152号
電話:(02)2719-9900
営業時間:茗茶部/9:00～22:30
茶館部/平日10:30～22:30、休日/10:00～22:30
他に支店多数