提供元:亀岡市観光協会
http://www.kameoka.info/かつてこの川下りは、人や物資を京の都に運搬するための重要な水路でした。
今もこの保津川下りの出発点である亀岡市は、美しい水と土に恵まれ、多くの京野菜や亀岡牛・丹波松茸などの豊富な食材を全国に提供しています。
交通網の整備に伴い運搬路としての役割を終えた川下りでしたが、保津川峡谷の素晴らしい自然美をより多くの方に楽しんでもらおうと、明治28年観光客を乗せて遊覧目的の川下りが始まったのです。
それから現在に至るまで、何一つ変わらず今も多くの観光客を楽しませている「保津川下り」。
亀岡から終点嵐山までその距離何と16q!
手漕ぎの川下りとしては日本一の距離を誇ります。
保津川下り乗船場へはJR嵯峨野線亀岡駅が最寄。駅北口から歩いて約8分の距離にあります。
予約は10名以上の団体受付のみなので、少人数での旅行はここ乗船場にて直接受付を済ませましょう。ただし、冬季営業期間中(12月〜3月9日)については個人予約も可能です。お座敷暖房船での運航ですので寒い日でも安心ですよ。お座敷暖房船運航期間開始については以下MEMOより公式HPをご参照ください。
受付を済ませ、乗船可能時間になると館内放送で名前が呼ばれます。
それまで土産物やグッズを楽しみましょう。
船頭さんの誘導に従いながら順に乗船していきます。
保津川下りに年齢制限はありません。3歳以下のお子さんは無料で乗船することが出来、お弁当やおやつの持ち込みも可能です。
雨の日は屋根(天幕)付の船での出航となりますが、稀に航行中雨が降り出した場合は川を下りながらその場で天幕を張ることがあります。
乗客たちも手を貸しながらの共同作業、それもそれで楽しい思い出になりますね。
それではおよそ二時間の船の旅、いよいよスタートです。
提供元:亀岡市観光協会
http://www.kameoka.info/山間を縫う急流はスリル満点!ぶつかったり座礁したりしないものかと心配してしまいますが、そこは船頭さんの腕の見せどころ。激しい水しぶきをあげ岩すれすれに川面を滑っていきます。
そして目の前には美しい景観が現れます。
夏の日差しに照らされた水の美しさと木々の緑のコントラストは絶景です。
コースに多々見られる奇岩にはそれぞれユニークな名前がついています。例えばこの写真に写るのは「びょうぶ岩」。よーく見ると屏風のような形をした岩がありますね。船頭さんがコースの見どころを案内しながら進んでいきます。
船頭さん、船を操る技術は勿論ですがそのトークスキルも素晴らしく、保津川下りの楽しみの一つです。
提供元:保津川遊船
http://www.hozugawakudari.jp/川下りも佳境という頃、何だかいい匂いが近づいてきます。横付けされるのは船上のコンビニ「琴ヶ瀬茶屋」。
おでんや天ぷらなどのお食事から飲み物、おやつなどを扱っており、特に今の季節は限定で天然の鮎の塩焼きや冷奴などの夏に美味しいお食事メニューが用意されています。
船の上で楽しむお食事は普段とはまた違った味わいが楽しめることでしょう。
琴ヶ瀬茶屋と別れると間もなく視界が開け、見えてくるのは渡月橋。
保津川下りはここ嵐山でゴールとなります。
保津川下りの16kmの道のりで目にする景色は季節や水量によって大きく変わってきます。
写真で見られるように、夏は力強い緑と涼を楽しみ、春は桜に新緑、秋は一面の紅葉そして冬は雪景色と、いつ来ても違った良さを感じられることが大きな魅力です。
海外からの観光客も非常に多く、まさにここから日本の自然美を発信しているといっても良いでしょう。
束の間日常を離れ、美景とエンターテイメントの競演を楽しんでみませんか?
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索