写真:大宮 つる
地図を見る浅草伝法院通りに店を構える「大黒家天麩羅」。
明治20年創業、浅草寺の天麩羅屋といえば「大黒家」と、昔からの常連さんがついている老舗中の老舗です。もともとはお蕎麦屋だったそうですが、明治の末頃から天麩羅屋になったとのこと。
お昼時は、とにかく行列必至。開店(11時)前から並ばれる方もいるとか!
外国の方も多く来られています。
休日などは、13時を過ぎても30分程度待つことは覚悟しておいたほうがいいかと思います^^
本店の近くに別館もありますので、本店が並んでいたら別館に行ってみてもいいかもしれませんね。
写真:大宮 つる
地図を見る大黒家といえば、“天丼”と言われています。天丼は、次の3種類があります。
“えび・きす・かき揚げ”の天丼、“えび2・かき揚げ1”の天丼、“えび4本”の海老天丼。
ご飯が見えないほど大きな海老がダイナミックに4本のっている「海老天丼」が有名です。
写真は、“えび・きす・かき揚げ”の天丼ですが、3つのお味を堪能したい方にオススメです!
ごま油だけで揚げられた、きつね色の天麩羅が特長。衣は厚め。タレも特徴的。「ちょっと辛めで濃厚なタレ」で昔からの味を守り続けているそうです。写真を見ていただくとわかりますが、タレの色が黒いので、“黒め”な天丼です!
かき揚げも大黒家ながらな感じで、沢山のえびと貝柱などのかき揚げです。
写真:大宮 つる
地図を見る大黒家には、定食もあります。
“天丼定食”と“天麩羅定食”の2つです。
“天麩羅定食”は、単品で天麩羅をオーダーするよりお得な内容で、訪問時の内容は、“えび、きす、かき揚げ、しいたけ、ししとう”でした。ご飯やお吸い物、小鉢がついてお得なメニューです。
大根おろしと一緒に、さっぱり食べられます。
お刺身などの一品メニューもあります。また、別館では、“組み合わせ膳”といったものもありますよ。
写真:大宮 つる
地図を見る「金龍山 浅草寺(せんそうじ)」は多くの見どころがあり、特に雷門(風雷神門)の前で写真を撮っている方、本当にたくさんいらっしゃいます。雷門にかかる“大提灯”は浅草のシンボルで、高さ3.9m、直径3.3m、重さ約700kgの大きな提灯です。大提灯と門は、松下電器産業(現パナソニック)の創設者である松下幸之助氏がご寄進されたものだそうです。
雷門をくぐり、90近いお店が立ち並ぶ「仲見世通り」には、雷おこしや人形焼き、いもようかんなど気になるものがたくさんあります。
さて、仲見世通りを歩いた先には「宝蔵門」です。宝蔵門をくぐると「観音堂(ご本堂)」があります。ご本尊は「聖観世音菩薩」で、たいへん慈悲深い仏さま。そのご利益・ご霊験は古今無双で、ご示現から今日までの約1400年もの期間にわたり、多くの人々を救いご加護されております。松下幸之助氏が病気だった頃に、浅草寺に参拝され治ったいう話もあります(そのお礼が、大提灯と門です)。合掌して「南無観世音菩薩」とお唱えしましょう!
なお、浅草寺は坂東三十三観音礼所第十三番・江戸三十三観音札所第一番でもあります。
写真:大宮 つる
地図を見る浅草寺というと、雷門、仲見世通り、五重塔、観音堂(ご本堂)などを思い浮かべる方は多いですよね。
境内は広く、歩きまわると多くの見どころがあることに気づきます。今回は、そのうちの一つ「かんかん地蔵尊」をご紹介します。
「銭塚地蔵堂」のむかって右側にある「かんかん地蔵尊」は、石を打って祈ると、「かんかん」と音が出ることに由来すると伝えられています。
以前は、“大日如来”の姿であったと伝えていますが、地震や火災などに遭い、頭・手・足などはなく、写真のようなお姿です。黒い石で軽くたたき、かんかんと鳴らしお願いごとをしてみましょう。塩を奉納して参拝する習慣があるそうです。
「大黒家天麩羅」と「浅草寺」の見どころなどをご紹介しましたが、いかがでしたか?
浅草寺の参拝前に、大黒家に行き、その後ゆっくり参拝されるといいかもしれませんね!大黒家は、仲見世通りを歩いていると伝法院通りというのがあり、その通りを左に曲がりちょっと歩いた先にあります。
なお、ご朱印は境内西側にある「影向堂」でいただくことができ、3種類あります(1枚300円)。
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(2024/10/16更新)
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