世界一高いヤシの木と世界遺産のコーヒー生産地、コロンビアの小さな町『サレント』

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世界一高いヤシの木と世界遺産のコーヒー生産地、コロンビアの小さな町『サレント』

世界一高いヤシの木と世界遺産のコーヒー生産地、コロンビアの小さな町『サレント』

更新日:2014/08/25 11:10

wanderlust tomokoのプロフィール写真 wanderlust tomoko シヴァナンダ ヨガのインストラクター

コロンビアのアンデス山脈麓、世界有数のコーヒー生産地『コーヒー三角地帯』(カルダス、キンディオ、リサラルダ県)として知られている場所をご存知ですか?
ここにバジェ デル カウカ県を加えたコーヒー生産地域が『コーヒー産地の文化的景観』として世界遺産に認定されています。
中でもキンディオ県の『サレント』はコーヒー地帯を訪れる多くの観光客が立ち寄りゆっくりとした時間を過ごす、知る人ぞ知る場所なのです。

町はとくにな〜んにもない、でも何故か旅人に人気、その秘密は??

町はとくにな〜んにもない、でも何故か旅人に人気、その秘密は??

写真:wanderlust tomoko

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サレントそのものは正直これと言った観光スポットがあるわけではないのです。そしてコロンビアの他の観光地、首都ボゴタやメデジンからのアクセスが決してよいわけでもない、なのに旅人を引きつける何かがあるのです。
どこの町にもあるように教会と中心広場とレストランや民芸屋さんが並ぶメインストリート、加えて町一帯を見渡せる展望台があるぐらい。

サレントには宿泊施設もあり、周辺には大自然。渓谷や国立公園、コーヒー農園と観光スポットがあるので自然をのんびり楽しみたい、大きな街を訪れた後にのんびりと過ごしたい、そんな旅人を満足させるのです。
そしてゆっくりとした時間が流れているのでそれに合わせてゆっくりのんびり過ごし数日の予定が気付くと1週間やそれ以上経過していたりと、思わずこの町に『沈没』してしまったかのように過ごす旅人たちが多くいるのです。

挽きたて入れたてのコーヒーを。農園で採れたコーヒーはやっぱりひと味違う?!

挽きたて入れたてのコーヒーを。農園で採れたコーヒーはやっぱりひと味違う?!

写真:wanderlust tomoko

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コロンビアのコーヒー三角地帯、カルダス、キンディオとリサラルダ県。この地域には熱帯地域の標高1200mから1650mの範囲に約2万軒以上のコーヒー農園があるのです。急勾配の山、そして火山灰を含みコーヒー栽培に適している土という好条件のため有数のコーヒー生産地となっています。
写真はコーヒー農園までの道のりで見える世界遺産でもある大自然の中の風景。

コーヒー生産地にやってきたらやっぱりコーヒー農園訪問は訪れないと!サレントのカフェやホステルの人がすすめてくれた農園がこの2つ。オーガニックコーヒーの“Don Elias”と”El Ocaso”。
どちらも農園見学ツアーがあるのですが時間は様々。言語はスペイン語もしくは英語ですがそのときによって変わるのでこちらも現地で要確認。ツアー料金は前者は5.000cop(約300円)後者は8.000cop(約450円)

別の言語で専門用語を理解するのは難しいのですが農園や生産過程をのぞいてみたいという人、それからその場で採れたコーヒーを味わってみたいっていう人は是非訪れてみてください。
というのもコロンビアはブラジル、ベトナムに次いで世界で3番目の産出国なのですがそのほとんどは輸出用で国内で消費されるのはごくわずかだからです。

コーヒー農園の人が誇らしげに話してくれたのは、「近隣国ブラジルが摘み取り作業を機械に頼っているのに対し、こちらコロンビアではひとつひとつ手で摘み取り、選別も手作業。そのため値段も上がるけれど高い品質を保っている」ということです。
またここで生産している種類はアラビカのみ、というのも協会がアラビカしか認めていないという理由だからです。

またコロンビアで一番美味しいコーヒーをつくっているのは南部のHuila(ウィラ)だと言う人もいるので、気になる方はチェックしてみてください!

コロンビアの国樹、世界一高いヤシの木を見に渓谷へハイキング!

コロンビアの国樹、世界一高いヤシの木を見に渓谷へハイキング!

写真:wanderlust tomoko

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サレント周辺の観光名所のひとつは"Valle de Cocora" (ココラ渓谷)。コロンビアの国樹でもあるワックスヤシ(シュロの木)をみることができる場所。
ワックスはヤシの木の中で世界一高い種類で、なんとその高さは60〜70メートルにまで達するのです。

町の広場からジーブに乗って公園の入り口まで。ジープは頻繁にでているわけではないのとトレッキングは半日以上かかるので朝一番かその次、6時台か7時台に出発するのがオススメ。
"La Montaña"という標高2860メートル、渓谷の入り口から5.1キロの場所を目指すハイキング。
ジープを降りたところからもヤシの木がみえ、歩く前からワクワク感が。最初はなだらかで牛がお昼寝をしているようなのどかな場所を通るのですがどんどん道が険しくなり、雨の後にはぬかるんでいて足が地面にズボッと入って泥まみれになってしまうことが多々あるのです。
入り口付近には長靴の貸出しサービスもあるのでお天気の状況によってレンタルしてみてください。

小川にかかっている8つの橋を渡ると"Acaime"(アカイメ)という名前の休憩所があるので立寄ってみては(入場料4.000cop)。もちろんそのままLa Montaña "を目指してもいいのですが、"Acaime"では6種類のハチドリが見られ、この地帯独特の"Agua Panela con Queso"(直訳するとチーズと黒砂糖入りの水)がついてくるのです。
実際は水ではなく黒砂糖を溶かした暖かいお湯。チーズを中に入れて溶かして食べるのです。黒砂糖入りのお湯の代わりに甘いチョコレートの粉を溶かしたチーズとショコラーテというのもあるのでお好みによって試してみてください!

しばし休憩した後は、少しくだって、最後に急な坂道をのぼると、 "La montaña"に到着!

ココラ渓谷自体は入場料かからないのに景色はいいし、空気は美味しいし、少しアドベンチャーな道のりですが最高に気持ちがいいのです。ちなみに"La montaña"からの帰りは平坦で歩きやすい道が続くのでご安心を。

周囲には何もなく、宿だけ。そんな大自然の中にある宿泊施設を体験してみては?!

周囲には何もなく、宿だけ。そんな大自然の中にある宿泊施設を体験してみては?!

写真:wanderlust tomoko

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サレントにはホステルやホテルがあるのでレストランやお店にも近い町の中に泊まるのもよし、でもせっかくここまで来たら町中から少し離れた宿に泊まってみてはいかが?
フィンカやアシエンダ(荘園)と呼ばれるかつては大邸宅だった住居を宿泊施設に変えた形式に近いホステルがあるのです。

広場から歩くと15分〜20分、ジープでも行くことができます。
道はとにかく緑、緑、緑。竹のような木が茂っていたり、アジサイが咲いていたり、1日の終わりには写真のような夕焼けが。

とにかく周囲には何もない宿泊場所、でもその分自然を独り占めでき、ふとみると動物が至近距離にいてびっくりすることもあります。
近くにレストランがないのでほとんどの場合、事前にオーダーすると夕食を付けてもらえます。
時期によっては観光客が多く、宿周辺は静かでも宿の中は賑やかということもありますが、自然は変わらず堪能できますよ。

サレントに来たらこれを食べないと始まらない。それは・・・養殖のマス

サレントに来たらこれを食べないと始まらない。それは・・・養殖のマス

写真:wanderlust tomoko

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メデジンやサレントでは養殖のマスが有名。教会のある広場には夜、屋台が並びます。もちろん周辺にはレストランもあります。

ここでは迷うことなくマス(スペイン語ではTrucha)をオーダー。
マリネやフライ、キノコのソテー添え、ニンニク入りの油で煮るなど調理方法は様々。
お店の人もオススメの1つがマスに小エビとキノコにニンニクのソース、チーズを上からかけたグラタン風。
パタコンという食用のバナナを揚げたものをセットで食べるのがコロンビア風です。

まだまだあるんです、サレント周辺の観光場所。

サレントからバスで1時間弱のアルメニアにはコーヒー自然公園というコーヒー農園と遊園地両方楽しめるアトラクションがあったりコーヒー農園内に宿泊施設を兼ねているところもあります。
また透明な水の湖や8つの火山があるLos nevados(ロス・ネバードス)国立公園のトレッキングへの拠点の町でもあります。ガイドさんと一緒に数日かけて5000メートル近い山を歩くというツアーもあるそうです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/04/27−2013/05/03 訪問

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