まず、ご紹介するのは下田の「ペリーロード」。こちらは、黒船で来日したペリー提督が歩いた道として有名な道です。石畳の約500メートルあまりの小道ですが、大正、昭和の建物が残っていて、風情漂うレトロな道。こちらには柳の並木が続いていて道沿いのお店に掲げられた「氷」の旗や風鈴が涼しげなムードを醸し出しています。橋の側の木陰に座って涼を取るのも趣があっていいものです。小道はさっと歩いてしまうと5分位で通り抜けてしまいますので、ゆっくり歩いて小道にあるお店もみてまわることをおすすめします。日米和親条約協議の場として有名な了仙寺もすぐ近くにあります。
このペリーロードで味わえるのが名物ところてん。ところてんの原料天草の日本一の生産地は伊豆なんです。そして、その天草の質がよいことでも有名です。この天草を使ったおいしいところてんがペリーロードの小道にあるお店で味わえます。ところてんや甘味が味わえるお店は何軒かありますので、お気に入りのお店を探してみてください。
ところてんといえば、醤油味がスタンダードですが、ペリーロードのお店では甘いところてんも味わえるんです。例えば梅蜜と黒蜜。ところてんが和のスイーツに大変身!もちろん醤油味もあります。
涼しげな器に盛られたところてんは、食欲がなくても一口食べてみよう!という気持ちになります。そして、整腸作用があり、低カロリー!なので、ところてんだけにいいところだらけ!?です。こちらでちょっと一休みした後は了仙寺へ足を伸ばしてみましょう。
1635年に造られた了仙寺は日蓮宗のお寺で、日米和親条約協議の場となった国の指定の史跡です。境内にはたくさんのアメリカジャスミン(匂蕃茉莉)が植えられていて、こちらのお寺は別名「ジャスミン寺」。こちらはジャスミン(モクセイ科)の花ではなく、ナス科ですが、境内を歩いていると甘い香りがします。
アメリカンジャスミンの鉢植えも売られています。お花好きの方は買って帰ってお家で楽しみしょう!花は咲いたばかりの時は紫ですが、日にちが経つと白くなっていくという変化が楽しめる花。お花好きの方に是非おすすめしたいスポットです。見ごろは5月から6月ですが、7月〜9月までは三分咲きでみることができますよ。
お時間のある方は、境内近くの宝物館へも寄ってみましょう!3000点を超える黒船に関連する史料もこちらにあります。教科書でおなじみのペリーや黒船の絵はこちらが提供しているとのことですよ。
了仙寺宝物館
営業時間 8:30〜17:00
休館日 8月1〜3日 12月24〜26日
入場料 大人500円 小中高生150円
新感覚の和のスイーツ「ところてん」を食べながら、歴史を感じる下田の旅にでかけてみませんか。
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(2024/10/15更新)
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