提供元:大沼観光案内所
地図を見る「大沼国定公園」は、亀田郡七飯町、芽部郡鹿部町及び森町の3町にまたがっている大きな国定公園です。
大沼国定公園の自然は、過去に何度も大きな噴火を繰り返してきた駒ヶ岳の影響を大きく受けています。駒ヶ岳は標高1031メートルで、鋭く天を突く特異な姿をしているのが特徴です。
寛永17年の大噴火で崩落泥流が裾野の河川をせき止め、古大沼というべき湖水を形成しました。その後も何度かの噴火活動によって、古大沼は分断され「大沼」「小沼」「蓴菜沼」など三つの沼が形成されました。
寛永の大噴火以来、現在までの350年ほどの間に、駒ヶ岳は大小数回の噴火を繰り返していますが、最も新しい記録は平成10年10月25日の小噴火だそうです。
駒ヶ岳と3つの湖、126の小島を望む国定公園は、2012年ラムサール条約湿地に登録されています。
写真:ミセス 和子
地図を見るこのモニュメントはあの名作「千の風になって」の作家、新井満氏が大沼のほとりに建つ別荘で過ごした夏に、森を吹きわたる風を感じて、親しい人を亡くした友の為に訳詞と作曲をしたものです。
2008年4月、大沼湖畔から駒ヶ岳を望む絶景ビューポイントの場所に設置されました。直径3メートル高さ30センチのモニュメントは、周りの景色とみごとに調和しています。
このモニュメントは、自然石が大地からあふれ出す様子を表し「再生」をイメージしたもので、力強さが感じられます。
写真:ミセス 和子
地図を見る大沼湖と小沼湖にある各島には、それぞれ橋が架けられており、歩いて島を巡ることが出来ます。
大沼湖を歩いて巡るコースは、公園内の小島をつなぐ橋を渡る「島巡りの路」、最も手軽な「大島の路」、森林浴に最適な「森の小径」、小沼湖を眺められる「夕日の道」の4コースがあります。
「島巡りの路」50分コースは、大沼湖の島々に架かる橋を渡りながら、小島をたどるコースです。このコースは駒ヶ岳を望むビューポイントがあります。又6月〜7月には睡蓮の群生が見られます。
「大島の路」15分コースは、西大島と東大島を巡るコースです。短い時間で回れるコースなので歩きに自信の無い方にお勧めします。湖畔沿いには千の風モニュメントが人気撮影スポットになっているそうです。
「森の小径」20分コースは、島巡りのコースが途中から短縮されたコースです。湖畔沿いに植物や野鳥の観察ができます。
「夕日の道」25分コースは、小沼湖の眺めを楽しんで歩くコースで湖に輝く夕日が見られる場所です。夕方の散策をお勧めします。
写真:ミセス 和子
地図を見る大沼の湖畔にある温泉「流山温泉」は、JR流山温泉から徒歩2分の場所にあります。
この温泉は、一般の温泉とは少し違った雰囲気があります。入り口正面には巨大な石を組み合わせた壁があり、温泉内にもいたる所に巨大な石があります。
露天風呂には石と丸太が周囲に置かれていて、駒ヶ岳の景色と調和するように設置されています。
ここは、世界的彫刻家である「流山政之氏」がプロデュースしたちょっと変わった温泉で、施設全体が芸術になっています。
温泉の泉質は、ナトリウム、カルシウム、硫酸塩泉で、泉温は45.6度、効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、疲労回復、慢性消化器病だそうですよ。
施設名:流山温泉
住所:北海道亀田郡七飯町東大沼294-1
電話:0138-67-1726
料金:入浴料520円、タオルレンタル300円
営業時間:11時〜20時(受付は19時30分まで)
定休日:水曜日(12〜3月は火・水曜日、祝日の場合は営業)
駐車場:150台
写真:ミセス 和子
地図を見る「大沼国定公園」湖畔にある老舗「沼の家」で、明治時代から観光客に親しまれている「大沼だんご」です。
お弁当の様に見えますが、一口大の柔らかいお団子が餡と砂糖醤油、一度に二つの味で頂ける様になっています。その他にもゴマダレと砂糖醤油の二種類の大沼だんごがあります。
この大沼だんごは明治36年、函館本線開通とともに道南を走る陸蒸気に乗って、大沼に来る観光客のおみやげとして新粉のだんごが作られ、明治38年5月より「大沼だんご」として製造販売され現在に至っているお団子です。
広々とした店内で頂く事も可能です。賞味期限が当日なのでお早めに頂く事をお勧めします。
店舗名:沼の家
住所:北海道亀田郡七飯町字大沼145
電話:0138-67-2104
料金:小折370円、大折620円
大沼国定公園の自然の楽しみ方も色々ですが、滞在時間や天気、ご自身の体力等で散策路の検討をお勧めします。
湖畔にはレンタル自転車がありますので、サイクリングで大沼湖を1周する方法も是非お勧めします。
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(2024/9/16更新)
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