空港へ行くだけではもったいない。門前町「成田」は魅力ある観光地

空港へ行くだけではもったいない。門前町「成田」は魅力ある観光地

更新日:2013/01/30 20:24

高橋 しゅうのプロフィール写真 高橋 しゅう 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
日本を代表する空の玄関口成田空港。最近は海外旅行の際だけでなく国内線LCC(格安航空会社)の就航で国内線空港としての利用も増えてきています。
そのような中、LCCは早朝出発便も多く、特に地方からの利用の際は成田に前日に宿泊する機会もあることと思います。
その際には早めに成田へ向かい門前町の観光はいかがでしょうか。趣ある町並みと成田山の参拝を旅の日程に組み込めば、旅もより充実することと思います。

風情ある門前町の表参道を散策

風情ある門前町の表参道を散策

写真:高橋 しゅう

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JR成田駅前から新勝寺へは表参道が延びていますので、そこを進めば迷わず新勝寺の総門へたどり着けます。約800mにわたる整備された沿道には名産品や小物を扱う土産物店や飲食店等が並び、同じ参道でもエリアによって街並みの造りも異なっているのも見どころです。

特に、新勝寺に近づくにつれて仲町と言われる界隈には、古い木造建築のお店が並び風情ある街並みを楽しみながら散策できます。
またこの辺りには成田の名物にもなっている「うなぎ料理」のお店を多く見かけます。

また参道の途中には情報センター「成田観光館」があり成田に関する展示や観光情報があります。

ついつい寄ってみたくなる気になるお店が並んでいます。

ついつい寄ってみたくなる気になるお店が並んでいます。

写真:高橋 しゅう

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参道沿いにはたくさんのお店が並びますが、特に成田名物にもなっている「鉄砲漬」等漬物や羊羹、川魚、煎餅を売るお店を多く見かけます。

ぶらぶら散策しながらお店をのぞいて見て、小売りをしているお店もありますので、お気に入りのものがあれば滞在先での夜の酒の肴に買い求めるのも良いと思います。

成田山として親しまれる「新勝寺」へ参拝

成田山として親しまれる「新勝寺」へ参拝

写真:高橋 しゅう

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表参道を寄り道して歩きながら進んで行きますと、やがて成田山新勝寺の入口、総門前に着きます。ここから石段を上がって行き仁王門をくぐりさらに石段を上がって行くと、新勝寺の立派な大本堂と三重の塔の前に出ます。

大本堂で参拝と、美しい極彩色を施した三重の塔も見ごたえがあります。

またさらに奥に進むと縁結び祈願の重要文化財「光明堂」や成田山にゆかりのある七代目市川団十郎の石像等もありこちらも見どころです。
(写真は10月27日撮影。この日は境内でイベントがあり大本堂にたくさん人がいます。)

参拝の後は成田山公園の散歩も。紅葉の見どころでもあります。

参拝の後は成田山公園の散歩も。紅葉の見どころでもあります。

写真:高橋 しゅう

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成田山新勝寺の境内には、広大な成田山公園が広がっています。ここには梅や桜、もみじや銀杏等の木々、そして池や滝もあり四季折々の花々や秋には木々の移り変わりを自然の風景とともに楽しむことができるスポットでもあります。

これからの時期は紅葉のスポットとして賑わい11月中旬〜12月上旬には「紅葉まつり」も開催されます。
(写真は10月27日の日没近くに撮影)

光に照らされたロマンチックな夜の成田空港

光に照らされたロマンチックな夜の成田空港

写真:高橋 しゅう

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成田空港周辺にホテルに宿泊される時は、ほとんどは成田空港または成田駅からホテルの送迎バスを利用することになります。(公共交通機関利用の場合)

その際に時間があれば成田空港の送迎デッキに立寄って見るのもお勧めです。または荷物をホテルにおいて再度出掛けても良いと思います。
夜の空港は日中の空港とは趣がことなりライトアップさらた建物や明かりに照らされた飛行機、光の灯る滑走路等、ロマンチックな光景を見ることができます。



空港と成田山新勝寺の門前町「成田」。海外への出発、国内への出発の際には空港との往復だけでなく、前泊される際などは成田での観光の時間を作ってみてはいかがでしょうか。きっと楽しい思い出がプラスされると思います。

また、成田周辺には多くのホテルや宿泊施設があり、様々なプランや割安なプランも設定していますので、特に成田朝便で出発する際は前日に宿泊することをおすすめします。


成田駅(JR・京成)へのアクセス

横浜・東京・千葉方面からは
JR線:総武快速・横須賀線成田線直通「快速エアポート」等利用

上野・日暮里方面からは
京成線:京成本線「特急」等利用

※成田空港へは上野・日暮里から京成・成田アクセス線経由「特急スカイライナー」や東京駅等からJR「特急成田エクスプレス」、各地からリムジンバスもあります。

詳細は各交通機関にて確認下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/10/27 訪問

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