幻想的な夜を彩る「金沢城・兼六園ライトアップ 秋の段」

| 石川県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

幻想的な夜を彩る「金沢城・兼六園ライトアップ 秋の段」

幻想的な夜を彩る「金沢城・兼六園ライトアップ 秋の段」

更新日:2018/11/20 11:11

Mayumi Tのプロフィール写真 Mayumi T 金沢出身の歴史探索家、B級グルメマニア、北陸の旅先案内人

季節ごとに開催されている金沢城や兼六園のライトアップのイベント「金沢城・兼六園ライトアップ 秋の段」。その季節に合わせたライトアップが人気となっていますが、特に気温が下がり、秋風を感じながらの風情ある城下町の街並みの散策は心地良いもの。ぜひ、金沢市内の散策とともに兼六園や金沢城公園、玉泉院丸庭園の秋のライトアップを楽しんでみませんか?

趣きのある秋の金沢へ

趣きのある秋の金沢へ

写真:Mayumi T

地図を見る

秋の深まりとともに、歴史ある金沢の街並みは独特の落ち着いた風情が感じられ、気温が下がり始める秋の季節はゆっくりと街の散策が楽しめます。季節ごとに開催されるイベント「金沢城・兼六園 四季物語」の一環として、「金沢城公園」と「兼六園」ではライトアップのイベントが開催されます。歴史ある「金沢城」や日本三名園の一つである「兼六園」がライトアップされる景観は美しく、期間が限られていることもあって人気のイベントとなっています。

歴史が感じられる金沢城

歴史が感じられる金沢城

写真:Mayumi T

地図を見る

金沢城は江戸時代に加賀藩主前田氏の居城でした。城の外観は、白漆喰の壁にせん瓦を施して、海鼠(なまこ)壁と屋根には白の鉛瓦が葺かれているのが特徴です。また石垣の修築がこれまでに何度も繰り返されていることから、何種類もの石垣を見ることができます。

歴史が感じられる金沢城

写真:Mayumi T

地図を見る

金沢城公園内はリニューアルされ、カフェなどもあり、休憩スポットとしてもご利用できますよ。城内のカフェや金沢城の石垣などが楽しめます。金沢城公園と兼六園は見どころも多く、じっくりとライトアップの写真撮影などに時間をとりたい場合、昼間と夜間に訪れておくのもおススメです。

歴史が感じられる金沢城

写真:Mayumi T

地図を見る

石垣の博物館ともいわれる程、公園内ではあちこちで見ごたえのある石垣を見ることができます。

荘厳な金沢城のライトアップ

荘厳な金沢城のライトアップ

写真:Mayumi T

地図を見る

金沢城と兼六園は季節ごとにライトアップされていますが、この期間中は夜間も開園し、無料で入園することができます(金沢城の石川門は通年ライトアップ)。昼間とは違った趣きで、とても壮大な歴史と景観を観賞することができますよ。

荘厳な金沢城のライトアップ

写真:Mayumi T

地図を見る

金沢城内の城門の内、特に重要な役割の「石川門」「河北門」「橋爪門」を「金沢城三御門」とよんでいますが、「石川門」は宝暦の大火(1759年)後、天明8年(1788年)に再建されたものが現存、国の重要文化財に指定されています。「河北門」は平成22年4月に復元、平成27年3月には「橋爪門」が復元、完成したことにより、江戸後期の三の丸一帯の景観がよみがえっています。

「玉泉院丸庭園」も歴史を感じるライトアップ

「玉泉院丸庭園」も歴史を感じるライトアップ

提供元:金沢市

http://www4.city.kanazawa.lg.jp/index.html地図を見る

金沢城公園内の「玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)」は、加賀藩三代藩主である前田利常により作庭が始まり、その後は歴代の藩主により手を加えられながら、廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していました。兼六園に比べると、藩主の内庭としての要素が強い庭園だったようです。

「玉泉院丸庭園」も歴史を感じるライトアップ

写真:Mayumi T

地図を見る

城内に引かれた辰巳用水を水源とする池泉回遊式の大名庭園ですが、「色紙短冊積石垣」などの石垣群によって構成されている独創的な庭園。明治には廃絶されていますが、発掘調査や、絵図、文献などに基づいて設計を行い、平成25年5月に整備工事に着手、そして平成27年3月に金沢城内に庭園が再現されました。

「玉泉院丸庭園」では、イベント時期以外でも毎週金、土曜日の夜や祝日の前日などに夜間開園し、ライトアップが行われています。時間帯は日没後〜21時までですが、秋の点灯開始時刻は大体17〜18時の辺りです。

「玉泉院丸庭園」も歴史を感じるライトアップ

写真:Mayumi T

地図を見る

後述の兼六園と同様に、11月に入ると「雪吊り」が施されていきます。また11月後半から12月ともなると、金沢では初雪の降ることも。タイミングが合えば、「雪吊り」に雪の積もった幻想的な景観をみることもできますよ。

<「玉泉院丸庭園」の基本情報>
住所:石川県金沢市丸の内1番1号(石川県金沢城・兼六園管理事務所)
電話番号:076-234-3800
アクセス:(バスの場合)JR金沢駅兼六園口(東口)より兼六園方面行きバス乗車、バス停「兼六園下」下車後すぐ。
(車の場合)近隣に兼六駐車場などあり(有料)

毎年11月1日には雪吊りの作業が開始

毎年11月1日には雪吊りの作業が開始

写真:Mayumi T

地図を見る

兼六園の「雪吊り」は、冬の積雪から樹木を守るために毎年11月1日 から12月中旬位までの期間に、順に施されていきます。この作業風景がメディア等で報道されることなどから、紅葉と「雪吊り」を同時に観賞するために訪れる人が年々多くなっています。作業は「唐崎松」から始まり、約500人位の大規模な人数で行いますが、園内でも随一の枝ぶりを誇っているこの松は、5本の芯柱が建てられ、約800本もの縄で枝を吊ることになります。

毎年11月1日には雪吊りの作業が開始

写真:Mayumi T

地図を見る

兼六園は江戸時代、加賀藩の庭園として造られましたが、延宝4年(1676年)、5代藩主の前田綱紀が「蓮池亭(れんちてい)」を造り「蓮池庭(れんちてい)」と呼んだのが始まりとされています。これは現在の「蓮池門(れんちもん)」を入った辺りで、現在7つある門の中で正門とされています。当時は金沢城の外郭として城に属していました。

様々な時代の庭園の手法を駆使してつくられた「廻遊式」が取り入れられた庭園。また兼六園という名称は、六勝という「宏大(こうだい)」「幽邃(ゆうすい)」「人力(じんりょく)」「蒼古(そうこ)」「水泉(すいせん)」「眺望(ちょうぼう)」の六つの景観が兼ね備えていることから名付けられています。日本最古の噴水などはぜひ、ご覧下さい。

毎年11月1日には雪吊りの作業が開始

提供元:金沢市

http://www4.city.kanazawa.lg.jp/index.html地図を見る

秋の季節の限られた時期にライトアップされますが、樹木と光、「徽軫灯籠(ことじとうろう)」と手前に架かる「虹橋」との調和が非常に美しく、園内ではおなじみの景観です。特にこの構図の写真撮影をするために訪れる人が多く、週末などは「徽軫灯篭」の近辺で撮影の為のとても長い行列になっている場合もあります。ご旅行などで時間がない場合、ライトアップの開始時刻ともにこの近辺に到着しておく方が良いでしょう。

金沢城・兼六園の通年の開園時間
3月1日〜10月15日 7:00〜18:00
10月16日〜2月末日 8:00〜17:00

またあまり知られていませんが、金沢城公園と兼六園は通年、早朝に無料開放されています。
3月1日〜3月31日 5:00〜
4月1日〜8月31日 4:00〜
9月1日〜10月31日 5:00〜
11月1日〜2月末日 6:00〜

兼六園の早朝開放は、蓮池門口・随身坂口のみ開門。有料開園時間の15分前までに退園することが必要で、15分前になると園内放送でお知らせしてくれます。金沢に朝早く到着した場合や短期の滞在の場合、朝の時間を有効に、且つ無料で散策ができますよ。朝早い時間なので観光している人も少なめ。日中と夜の景観を両方、楽しんでみるのもおススメです。

「金沢城」「兼六園」そして金沢城公園内「玉泉院丸庭園」のそれぞれ趣きの異なった秋のライトアップをぜひお楽しみください。

金沢城・兼六園ライトアップ 秋の段の基本情報

開催期間:2018年11月9日(金)〜12月1日(土)
開催時間:17:30〜21:00
入園料:無料
※冬の段は2019年2月に開催予定
住所:石川県金沢市丸の内1番1号(石川県金沢城・兼六園管理事務所)
電話番号:076-234-3800(上記事務所)
アクセス:
(バス)JR金沢駅兼六園口(東口)より兼六園方面行きバス乗車、バス停「兼六園下」下車後すぐ
(車)近隣に兼六駐車場、他あり(有料)

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/23−2017/11/25 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -