今回ご紹介する箱根湯本の「ちもと 駅前通り店」は、箱根湯本駅から国道一号線を西に5分ほど歩いたところにあります。白のかわいらしい看板建築が目印で、向かって左側がお菓子の販売、右側の小さな入り口がカフェである「茶のちもと」の入り口です。
「茶のちもと」の店内は、外観の印象以上にかわいらしく、白を基調とした曲線のデザインとなっています。「和」のお店でありながらモダンな店内は、テーブルの間隔も広く、ゆったりと過ごすことの出来る空間となっています。
「茶のちもと」では、お隣で販売しているお菓子とお茶のセットのほか、季節によって生菓子やかき氷など、お土産として購入することの出来ないカフェ限定のメニューがあります。
夏に登場するかき氷は、和菓子屋さんらしいお濃茶のかき氷が定番となっていて、そのほかになめらか練乳のかき氷やずんだのかき氷〜練乳かけ〜など、期間限定メニューが登場します。かき氷のメニューはその年だけ、ということもあるので、気になるメニューはお早めに。
どんなお味のかき氷もふんわりと大きく、見た目はとってもシンプルです。
冷たいかき氷とセットになっているのは、温かいほうじ茶。大きなかき氷なので、シェアしていただく方も多く、そういった場合にはお湯飲みを「おいくつご用意いたしましょうか?」と聞いてくださいます。そういったお心遣いもうれしいですね。
実はこのシンプルなかき氷、たくさんのお宝が隠れているんです!
断面は定番のお濃茶のかき氷のお写真にしていますが、その他のかき氷も同じように層になっています。丁寧に作られた層の奥に、白玉や小豆、そしてお濃茶のかき氷にはお抹茶寒天、その他のかき氷にも牛乳羹など、メニューにあわせた寒天が隠れています。
もちろん、シロップと氷だけの部分もふんわりと美味しいのですが、食べ進めていくといろいろと出てくるのが、楽しく美味しく絶妙です。どれもたくさん入れてくださっているので、二人でシェアしてもお互いが充分に楽しむことが出来ますよ。
ここまで、季節限定のかき氷をご紹介しましたが、もちろん定番の和菓子もどれも美味しいです。とくにカフェでいただくなら、きなこがたっぷりとかけられたわらび餅がオススメです。
わらび餅はお持ち帰りも出来ますが、とってもやわらかいので、自分できれいにお皿に乗せていただくのは至難の業。この美しいお姿は、お店でいただくからこそです。
お帰りの際は、隣の店舗でぜひお土産も。店名にもなっている「湯もち」のほか、三つの鈴が連なる「八里」、週末限定販売でくるみが香ばしい「結び文初花」など、魅力的な和菓子が並びます。
休日には、早くに売切れてしまうこともあるので、遅い時間のカフェ利用の際は、お茶する前にお買い物をしてしまったほうがいいかもしれません。
また、かき氷の販売期間のなかでも新作メニューが登場し、メニューが変更される場合があります。関連メモにリンクした「湯もちのキモチ」というご主人のブログで、かき氷メニューが紹介されていますので、そちらも合わせてご覧ください。
宝探しの楽しさは、どんなメニューにも共通する魅力なので、こちらで紹介していないメニューに出会ったら、もっとわくわくといただくことができるのではないでしょうか。
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