メチャ楽しい!体験型博物館“かわはく”埼玉県立川の博物館

メチャ楽しい!体験型博物館“かわはく”埼玉県立川の博物館

更新日:2014/08/28 15:47

村松 佐保のプロフィール写真 村松 佐保 嬬恋村案内人
“かわはく” は、都心から電車で1時間半ほどの埼玉県北西部に位置する寄居町(よりいまち)にあります。最寄り駅は東武東上線の鉢形(はちがた)。駅を降りて1.5キロほど歩くと荒川が流れる雄大な自然の一角に、博物館のシンボル大水車がそびえています。“かわはく” は、埼玉の母なる川 荒川から水と人々の暮らしとの関わりを楽しく学び遊べる体験型博物館です。どうぞ最後までお楽しみください!

充実した施設が自慢の博物館!

充実した施設が自慢の博物館!

写真:村松 佐保

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かわはく自慢の3大シンボルといえば、直径23メートルの “大水車”、屋外の精密地形模型としては日本一の大きさの “荒川大模型173”(荒川本流に沿った地形を1000分の1に精密に縮小した模型)、本館外壁にある “大型美術陶板”(日本画家川合玉堂が描いた傑作)です。水車は他にも実際に使用されていた、皆野のコンニャク水車や東秩父の精米水車などが復元、展示されています。

また園内には、水の性質を学習しながら遊べるウォーターアスレチック、川をスリリングに疑似体験できるアドベンチャーシアター、魚の泳ぐ姿や餌を食べる様子を観察できる渓流観察窓など、年齢を問わず楽しみ憩える施設が充実しています。

ご利用案内詳細は、下記[MEMO] 埼玉県立川の博物館 ご利用案内 をご覧ください。

川下り疑似体験がサイコー!アドベンチャーシアター

川下り疑似体験がサイコー!アドベンチャーシアター

写真:村松 佐保

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定員44名のこぢんまりとしたシアターは、座席全体が「かわせみ号」という乗り物になっています。大画面に連動して上下左右に揺れますので、ある時は船上から、ある時は空からと臨場感たっぷりの川下りを疑似体験できます。動く座席から眺める大自然、おすすめです!

上映プログラムは、一粒の水の視点で源流から東京湾まで、173kmの荒川の旅を楽しめる「荒川 森と海を結ぶ旅」約20分(約6分の3D映像が同時上映、座席は動きません)と、ライン河の精霊に導かれ、アルプスの源流から河口まで6ヶ国を通って海に注ぐまでを旅する「ライン河1320kmの旅」(約30分)があります。

上映プログラムや開始時間、利用料金などは、下記 [MEMO] 埼玉県立川の博物館 アドベンチャーシアター で詳細をご確認ください。

お子様に大人気!荒川わくわくランド

お子様に大人気!荒川わくわくランド

写真:村松 佐保

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荒川わくわくランドは、スルスルカーゴ(滑車の遊具)やザブンドーレの池(舟遊び)、ふらふらフロート(浮き板で池を渡る遊具)など、お子様が楽しめる游具が盛りだくさんのウォーターアスレチック施設です。

オリジナル遊具で遊びながら、水の性質(流力・浮力・圧力・抵抗)や治水、利水なども学習できますので、一石二鳥! ご家族で、遊びと学びの充実した時間を満喫してください!

写真は、シンボルの岩山から流れ落ちる滝。ここを最上流として流れを作り、流水の力を利用したさまざまなアイテムが設置されています。わくわくクライミングを楽しんだり、ドキドキ橋を渡ったりと楽しみは尽きません。

土日など混雑時は時間制限を設けています。開園時間、料金など、下記[MEMO] 埼玉県立川の博物館 荒川わくわくランド でご確認をお願いいたします。

本館展示室のジオラマに圧倒!

本館展示室のジオラマに圧倒!

写真:村松 佐保

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荒川と人々のくらしとの関わりをメインテーマにした本館の常設展示室は大きく2つのゾーンに分けられています。

第1ゾーンには、船車や荷船などの大型復元模型が設置され、乗ったり触れたりできます。何より実際に流れる水にビックリです!
第2ゾーンは、川が抱える諸問題を考えるゾーンで、荒川にちなむ信仰や水の浄化などのテーマが展示され、また川と水の科学を実験したり、水の性質を体感したりできるワークショップからなっています。

南側壁面にある大型パノラマスクリーンでは、映像上映やイベントが行われる劇場型の展示空間になっていますので、担当の方の解説に耳を傾けるのも新鮮です。

最後に

子どもから大人まで楽しめる “かわはく” 埼玉県立川の博物館はいかがでしたでしょうか。見るだけでなく、体感できるところが何よりすごい! そして目いっぱい遊んだ後は、レストハウスで食事を楽しみ、ミュージアムショップに立ち寄って土産を選ぶ、そんなひと時も満喫することができます。ご家族やお友達とちょっと不思議な博物館で新しい発見をしてみてください!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/20 訪問

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