写真:月宮 うさ
地図を見る紅葉の名所、どこへ行こうかな?とお迷いの皆様、ニセコアンヌプリ中腹の湿地帯にある鏡沼はいかがでしょうか?ここは、とても美しいのに観光客が少ないオススメスポット!静かに紅葉狩りを楽しむことができます。
鏡沼までのアクセスを2つご紹介。
まず最初は、道道58号線ルート。道道58号の冬期通行止花園ゲートを過ぎ、更に車で2〜3分進んだ左側に鏡沼入口の小さな看板と入山箱があります。駐車場は2〜3台、トイレはありませんのでここは注意が必要です。入山届も忘れずに!
入口から歩くこと30分〜40分、道中は山道でアップダウンがあり、途中小川を渡るポイントも!足元は登山靴(トレッキングシューズ以上の装備が必要)が必須です。キツイ登りは少なめで歩く時間も短いので、初めての登山でも装備さえしっかりしていれば大丈夫!頑張って歩きましょう!
もう1つは、ニセコグランヒラフゴンドラ(サマーゴンドラ)の標高820mの山頂駅から向かうコース。こちらは基本的に往路が下り、復路が登りになります。
頂上駅からゲレンデを横切るように歩くこと20分〜30分の"花園第3クワッドリフト"方面へ。そして舗装道路を歩くこと15分、右手に鏡沼入口の看板があります。入口からは約10分の登山道を歩き到着。所要時間は片道約50分前後、道道58号線ルートより少し時間がかかりますが、このルートは歩きやすさが魅力です!また、ゴンドラ山麓駅前には広い駐車場があることと、山頂駅に軽食や休憩ができる施設があるのも魅力的です。
このコースには大事な注意事項が1つあります。ゴンドラを利用して戻る場合は、必ずゴンドラの最終時間に間に合うように戻ってきてください。
鏡沼はその名の通り晴れて風の無い日には湖面にニセコの山々が映し出される美しい沼。紅葉と一緒に絶景も楽しんでくださいね!
※ニセコ東急ゴルフコース駐車場側からのルートもありますが、紹介した2つのコースよりも登りがキツイです。しかし、所要時間は片道約50分なので、駐車場が広くゴンドラ代がかからないこちらのルートもオススメです。
写真:月宮 うさ
地図を見る鏡沼の周囲は湿原になっているため、木道の上を歩きます。そこに広がるのは、まるで映画の中のワンシーンに出てくるような一面錦色の草紅葉がつくりだす世界。沼だけではなく湿原もまた美しいです。
写真:月宮 うさ
地図を見る鏡沼には浮島が浮かんでいます。浮島とは、枯れた植物が積み重なり泥炭化し、水面を漂っている小さな島のこと。普段は北側の岸にくっついていることが多いのですが、風に乗って大移動していることもあります。浮島には湿原に生息する植物達が生えており、まるで動く小さな湿原!大自然のつくりだした神秘の風景です。
写真:月宮 うさ
地図を見るまだまだ元気いっぱいの皆様は、鏡沼から登山道に戻りニセコアンヌプリ山頂を目指してみませんか?
山頂までは約2時間半。道中は山道だけではなくリフト下を歩いたりも。途中、道がわかりにくい場所が数ヶ所ありますので、そんなときは目印の看板やピンクテープをよく探してみてくださいね。(道に迷いやすいコースなので、初めての方は山岳ガイド同行をオススメします)
頑張った人だけ見ることができる、山頂から眺める錦色のニセコの大地は絶景です!
写真:月宮 うさ
地図を見るニセコアンヌプリ山頂でのお楽しみと言えば、やっぱり美しい羊蹄山とのご対面でしょう。秋の羊蹄山は紅葉の麓と白い山頂の1年で一番美しい風景を眺めることができます。
この羊蹄山の風景ですが、実は登山が苦手な人にも見ることができるポイントがあります。それは、ニセコグランヒラフゴンドラやニセコアンヌプリゴンドラの山頂駅です。標高約1000mの場所から絶景の羊蹄山とご対面できますよ。本格登山は厳しい皆様も、是非ゴンドラに乗ってニセコを代表する景色を眺めてみてくださいね!
また、山歩きは苦手だけどニセコの大自然の中で紅葉を楽しみたい方には「神仙沼」もオススメです。歩く距離は専用駐車場からたった15分。木道が整備されていますので小さなお子様も安心です。ただし紅葉の時期は混みあうこと必須ですのでご注意くださいね。
鏡沼・ニセコアンヌプリ登山の後は温泉で汗を流しましょう!ニセコにはいいお湯がたくさん湧いてます。登山道から近い辺りではワイス温泉・五色温泉がオススメ。ゴンドラ利用の皆様はひらふ温泉がすぐそこです!
記事内では秋のニセコをご紹介しましたが、ここはどのシーズンも大自然の絶景を楽しめる場所。夏の緑も美しいですし、冬は良質のパウダースノーの中のウインタースポーツも最高です。シーズンを問わず北海道旅行の滞在地にオススメ。美味しい大地の恵みも待っています!
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(2024/12/14更新)
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