写真:東郷 カオル
地図を見る舞台となった町並みのある竹原へは、山陽本線の三原駅もしくは海田市駅から呉線というローカル路線で向かいます。呉線は瀬戸内の海岸線を走る風光明媚な路線で、竹原駅へ向かうまでの道中も日本の美しい情景を味わうことができます。
竹原駅は海田市駅よりも三原駅寄りに位置します。時間短縮されたい方は三原駅から乗り換えるほうが近いですが、時間の許す方は海田市方面から呉線をのんびり旅するのも良いでしょう。海田市方面から竹原駅までの間には、アニメで登場した呉駅も通りますので、途中下車して立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
写真は竹原駅の「おかえりなさい」の文字。第一話で登場する印象的な一場面です。
写真:東郷 カオル
地図を見るオープニングで登場する日の丸写真館。現在はこちらでは営業されていませんが、一目でそれとわかるほど立派な、アニメそのまんまの木造の外観です。アニメの中では主人公いきつけの写真館ということですが、建物に近づいてみると、営業していないにもかかわらず、ショーケースの中には「たまゆら」にまつわる資料が展示されており、ファンを喜ばせてくれます。竹原の町全体で聖地巡礼を盛り上げようという気持ちが伝わってくる建物です。
日の丸写真館のそばには川が流れていて、すぐ下流にたけのこの車止めがありますので、お見逃しなく。
写真:東郷 カオル
地図を見るこちらはみんなが集まる「普明閣」。京都の清水寺を模して建てられたとのこと。西方寺への石段を登りきって、更に右手に登った場所にありますので、是非登って竹原の町を上から眺めてみてください。
聖地巡礼のファンが心地いい風を受けながら、のんびりと休憩するスポットでもあります。西方寺への石段・西方寺の鐘もアニメで登場していますので、このあたりは特に巡礼スポットが集中しています。
写真:東郷 カオル
地図を見る竹原には製塩や酒造業で栄えた屋敷が残っており、こちらの旧笠井邸は、浜主(塩田経営者)の家として建設された日本家屋。現在はNPO法人ネットワーク竹原が管理されており、無料で見学することができます。イベントや展示会にも活用されており、アニメの中で「私達展」が開催された場所でもあります。
内部も古いまま残っていますが、一部、たまゆらグッズの販売スペースになっていますので、ファンの方が多く立ち寄られています。建物の外観だけではなく、内部までアニメとほぼ同じで、アニメの描写がどれほど実物に忠実なのかがよくわかります。
普通に写真を撮影しても、アニメの一コマのように撮れてしまう旧笠井邸は、ファンにはたまりませんね。
写真:東郷 カオル
地図を見る写真好きの主人公が撮影していた胡堂(えびすどう)。実は大林宣彦監督の1983年の映画「時をかける少女」でも舞台となった場所なのです。竹原のどことなく懐かしい景色は、今も昔も人を惹きつける魅力があるのでしょう。
竹原の町並み保存地区の石畳の道の突き当たりにあり、存在感のあるお堂です。
竹原の町並み保存地区は、どこを歩いてもどこを撮影しても絵になりますので、聖地巡礼のファンだけではなく、映画ファンや観光客が多く訪れるのも納得です。
「たまゆら」の舞台・竹原は、聖地巡礼には大変適した場所と言えるでしょう。モデルとなった場所が、小さな町のなかに凝縮されていて、次から次へとアニメの登場スポットが現れます。
聖地巡礼マップも用意されていますので、観光協会や商店街などで入手されることをおすすめします。
「たまゆら」完結編が、2015年春に全国映画館にて上映されることが決定しています。映画の前に行ってもよし、映画を観終わってから行ってもよし。ゆっくり聖地巡礼したい人は映画の前に行っておくほうが良さそうですね。
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(2025/2/13更新)
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