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地図を見る福井県小浜市と京都を結ぶ物流ルート『鯖街道』。古来からこの道は、海がない京都の人々が鮮魚を得るためには必要不可欠な道でした。運ばれた魚でも鯖が代表的な魚だったため、『鯖街道』と呼ばれるようになったそうです。
当時は鯖の腐敗を防ぐため塩でしめて、丸一日かけて鯖街道を歩いて京都へ運んだそうです。歩くとはいっても最短ルートで約７０ｋｍ！早朝に小浜を出発し、昼夜歩き続けた翌朝、ようやく京都に着いたころには鯖は丁度よい味加減になっていたそうです。小浜には「京は遠ても十八里」という言葉もあり、遠い道のりではあるものの、京都は身近な存在だったのです。
そんな小浜で、名物の鯖寿司を食べ比べられるクーポンが販売されているのです！クーポン券は１枚１０００円。鯖寿司を掲載されている店舗から２軒、さらに和菓子も掲載されている店舗から１軒、好きな店を選んで食べ比べができるのです！
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地図を見るそれでは実際に食べ比べで伺った店舗の鯖寿司をご紹介してまいります！
まずは「いけす割烹 雅」の鯖寿司。こちらはチケット１枚で２カンをいただけます。正直なところ、このような食べ歩き的なイベントに参加していることが不思議なくらい、敷居の高そうな割烹！
地域の名店であることが容易に想像できるお店で提供いただいた鯖寿司のお味は、本当に上品さ、洗練さが滲み出ている鯖寿司。肉厚の鯖には鯖寿司にうるさい京都人も納得です！そんな「いけす割烹 雅」も、ランチタイムならリーズナブルに地魚料理が味わえるそうです。美味そうな魚がいけすを泳いでいます。見てるだけでよだれが・・・。
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地図を見る空弁ブームの火付け役となった焼き鯖寿司。羽田空港で５年連続『空弁』１位！そんな輝かしい記録を持つのは小浜市に本社のある若廣。そんな若廣も食べ比べクーポンの協力店！こちらはクーポン１枚で鯖寿司３カンか焼き鯖寿司４カンを選択可能。せっかくなので今回は焼き鯖寿司をチョイス。
黄金色に焼き上げられた焼き鯖は脂のノリもよく実にジューシー！「焼きは邪道だ！」という人でも納得せざるを得ない美味さです。お米も福井県産コシヒカリにこだわった若廣の鯖寿司、空弁で売れてるのはダテじゃあないですよ！
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地図を見る小浜市市街地のちょうど中心部に位置する料理旅館若杉・末広亭。その中に店舗を構える「寿司処 福芳」。カウンターで寿司をいただけるこちらも食べ比べクーポンを出すのが心苦しくなってくるようなお店ですが、クーポン１枚で鯖寿司２カンをいただくことができます。ただし、あくまで仕入状況次第ですので夏場などは別の魚になることもあるそうです。
今回は運よく鯖寿司をゲットできました。そしてお味の方は・・・。こりゃまた美味い！鯖が確かにシメられているのですが、鮮度がいいのか、刺身のような感覚が！なおかつ脂のノリがよくてまるでトロ鯖のような食感です。さすが寿司屋の鯖寿司です、きっとお店で味わえる寿司も相当美味いと思われます・・・！
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地図を見るさて、鯖寿司食べ歩きクーポンには鯖寿司が２軒、和菓子が１軒分のクーポンがついています。せっかくなので和菓子店もご紹介します。中でもおすすめは創業が天保元年という歴史を誇る、小浜の老舗菓子店「御菓子処 伊勢屋」。
夏季限定ですが、超がつくほどのおすすめがくずまんじゅう。小浜の夏の風物詩になっているくずまんじゅうは、こし餡を葛で包んで器に入れ、湧き水で冷やし固めたもの。店頭では涼しげな湧水の中に浮かぶまんじゅうを水ごとそのまますくい上げてくれます。名水の里とも言われる小浜で、水こそが菓子作りの原点と言わしめる極上の逸品です。※和菓子は季節により変わります。
クーポンに掲載されている店舗はＪＲ小浜駅を中心に見て、車で１０分圏内に集中しています。全部回ったとしてもそれほど時間がかかりませんのでご安心を！
また、よく見ると定休日があったり、土日しか対応していない店もありますので店舗案内はしっかりと目を通してください。基本的にどの店舗もテイクアウトの対応をしてくれます！
また、どのお店も鯖寿司をオーダー後に作ってくれるという嬉しい対応。しかし逆に言えば、お昼時は普通の食事客が集中しますので待ち時間が長くなるかも。上手く時間調節して伺うのがベターかもしれませんね。
通常、鯖寿司は店頭で買おうとすると少し躊躇するくらいの値段がするものです。それを気軽に１０００円でハシゴできる食べ比べクーポンはかなりお得感があっておすすめ！クーポンのお求めは、『道の駅 若狭おばま』、小浜駅観光案内所、参加店舗で購入することができます。こちらの食べ比べクーポンは平成２７年３月末まで販売予定です。
■問い合わせ
おばま観光局 ＴＥＬ（０７７０）５６－３３６６
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(2024/4/19更新)
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