島根県の県庁所在地、松江市からバスで25分ほどのところにある八重垣神社は、神話「八岐大蛇(やまたのおろち)」に登場する、素盞鳴尊(すさのおのみこと)と稲田姫命(いなたひめのみこと)が夫婦となり、新居を構えた場所ということから縁結びの神社となったそうです。
八重垣神社を有名にしたのが、境内にある鏡の池でのコイン占いです。占い和紙にコインを載せて、沈むまでの時間で良縁の訪れを占うというもの。沈む時間が早ければ、良縁の訪れも早いのだそうです。ご縁を求める多くの人が訪れます。
占うには、社務所で占い和紙を購入します(当時100円)。その用紙を持って、境内の奥の森へ、鏡の池を目指します。
写真の手前をご覧いただくと、たくさんの和紙が沈んでいる様子がわかります。
いよいよ、自分の番です。池の前の好きなところにしゃがみ、占い和紙の真ん中に100円玉硬貨を載せて、池に浮かべます。
この瞬間の緊張といったら! 和紙が池に沈む早さが占い結果にかかわってくるので、「もし沈まなかったら?」「数十分もかかったりしたら?」とおしゃべりも弾みます。
和紙を池に浮かべると、和紙から文言が浮かび上がってきます。これが、自分に対する占い言葉になります。
和紙に浮かび上がった言葉に「おおっ!」と歓声を上げた途端、和紙がどんどん沈んでいきました。その間、1分くらい。一緒に浮かべた友人の用紙も3〜4分くらいで沈みました。だいたい沈むまでの目安は15分くらいだというので、ほっと一安心(?)。ちなみに、自分の近くで和紙が沈むと近くの方とご縁があり、遠くで沈むと遠方の方とご縁があるそうです。池に和紙が浮かんでいるとき、イモリが上に乗ると、さらにラッキーだとか!
同じ条件下で、一斉に和紙を池に浮かべても、遠くまで移動する和紙もあれば、すぐに沈む和紙もあって、なんとも不思議です。
和紙を浮かべる際は、10円玉か100円玉硬貨にしてくださいね。1円玉だと軽すぎて、沈まないようです。実際に、沈まずに遠くをただよっている和紙がありました……。
当たるも八卦、当たらぬも八卦ですが、楽しい占いですよ!
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(2024/12/14更新)
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