ハンガリー高級磁器ブランド「ヘレンド」本拠地で見る・知る・買う

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ハンガリー高級磁器ブランド「ヘレンド」本拠地で見る・知る・買う

ハンガリー高級磁器ブランド「ヘレンド」本拠地で見る・知る・買う

更新日:2017/05/09 16:46

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

日本のデパートでも取扱いがあるヘレンド[Herend]は、ハンガリー発・世界的地位を確立しているブランドです。ハンドメイドの凝りに凝ったつくりと、定番柄からモダン・デザイン、そして、食器だけでなくフィギュアやアクセサリーまで種類も豊富。「買う」以外のヘレンド訪問の楽しさをお伝えします。

まずはヘレンドの歴史を簡単にご紹介・・・

まずはヘレンドの歴史を簡単にご紹介・・・

写真:小谷 雅緒

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Herendはハンガリー首都ブダペストから西に130kmの場所にある、人口約3500人の市です。陶器の材料になる粘土が産出されることから、周辺一帯は16世紀より陶器の生産が盛んでした。

1826年、ヘレンド陶磁器は小さな地場産業として生まれ、高級磁器メーカーの製品を修復する工房して発展し、また、技術も磨かれました。19世紀後半には、早くもヨーロッパの高級磁器ブランドとしてその名を確立しました。

共産主義時代に国営化され、その解体後、民主化した際、陶器部門と磁器部門は別会社となり、現在、ヘレンドというと「ヘレンド・ポルツェラーン」、つまり磁器を指します。

(写真はビジターセンター)

ビジターセンターで知る華麗なるヘレンドの世界

ビジターセンターで知る華麗なるヘレンドの世界

写真:小谷 雅緒

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ヘレンド直営店はブダペストをはじめ、ハンガリー国内各都市にありますが、本店は工場があるヘレンド市にあります。価格は全国統一ですが、やはり本店の規模はヘレンド最大で、当然品ぞろえも最大。ヘレンド本店では買い物の楽しみだけでなく、ビジターセンターがあり、ヘレンドの世界を楽しめるようになっています。

ビジターセンターのメインはミニ工房です。ここではヘレンド制作・製作の過程を実演してくれます。見学はガイド付きツアーで可能で、ハンガリー語の他、英語と独語ツアーがあり、1時間に数回の頻度でツアーが設定されています。予約の必要はなく、その場で申し込めます。

ツアーはおよそ40分ほどで、開始後、まずはヘレンドの世界を紹介する3D映像を見ます。その後、ろくろ工程、型抜き、フィギュア作成などの素焼きまでの一連の仕事、そしてヘレンドの華である絵付けの様子を見学します。

ヘレンドでコーヒータイム!より一層買いたくなる仕組みです。

ヘレンドでコーヒータイム!より一層買いたくなる仕組みです。

写真:小谷 雅緒

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ヘレンド到着後、まずはミニ工房のチケットを購入しましょう。ミニ工房のチケットには併設のカフェでコーヒー(エスプレッソまたはカプチーノ)や紅茶のサービス券と、博物館入場券が付きます。ツアー開始まで時間調整に、コーヒーを飲みながら待つのも良し、博物館を見学するのも良し。

ヘレンド直営のカフェとレストランで使用される食器類はすべてヘレンド製。優雅な気分で飲食できます。コーヒーはサービスなので別として、レストランは高級カテゴリーです。それなりの価格であり、また、サービスには時間もかかりますので、ご注意ください。なお、ヘレンドではレストランは数軒しかありません。特に週末や冬季は休業するため、食事は限定されます。

博物館ではヘレンドの初期製品、つまりはアンティークが見られます。

いよいよお買いものタイム!

いよいよお買いものタイム!

写真:小谷 雅緒

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ミニ工房見学とコーヒータイムで、ますます購入意欲がわいてきます。あとは財布と相談ですが・・・、やはりここは旅の記念品にほしいところ。

価格は別にしても、割れ物ということで、持ち運びを気にすることでしょう。もちろん、慎重に包んでくれますが、記念ということであれば、ペンダントトップのような小物もあります。

カップ&ソーサー数客ならまだしも、フルセットともなると、手荷物にして帰るには非現実的です。ヘレンドではクーリエによる配送サービスも行っていますが、この料金は決して安くありません。それを考慮すると、日本で購入した方が安い場合もあるので、ご注意ください。

ヘレンド訪問の記念には、ビジターセンター限定品がミニ工房にて販売されています。

買い物ポイントの意外な盲点

実は日本における取扱い商品の半分近くは、日本国内限定品です。現地では買えません。また、なんでも現地が安いとは限らず、スタンダード商品などは並行輸入品も出回っており、日本の方が安く買える場合もあります。

お得に買う方法では免税(タックスフリー・ショッピング)をすることですが、ハンガリーでは175ユーロ相当(約55000フォリント)からと高めの設定です。シンプルなカップ2客程度では、その額に達しない場合があります。(2017年4月時点)

また、アンティーク品は現行品とは異なります。アンティークはアンティーク店でお探しください。

単純に買い物だけが目的なら、ヘレンドまで行く必要もないでしょう。価格もそれなりですから、よく計画してからお出かけください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/03/21 訪問

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