今と昔が混在する「桜坂劇場」は沖縄文化のセレクトショップ!

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今と昔が混在する「桜坂劇場」は沖縄文化のセレクトショップ!

今と昔が混在する「桜坂劇場」は沖縄文化のセレクトショップ!

更新日:2014/08/31 12:57

acoのプロフィール写真 aco

那覇の中心“牧志公設市場”と国際通りとの間、アクセスしやすい場所にある「桜坂劇場」は、1953年に芝居小屋として開業さた歴史ある名館。アメリカ施政権下にあった時を経て、今ではのんびりとした沖縄時間が流れる文化スポットとなっています。手仕事が光る伝統工芸、ここでしか手に入らない音楽や本等、独自の視点で選んだ沖縄文化が数多く並ぶ桜坂劇場で、博物館等では味わえないリアルな市民文化を楽しみましょう!

年間300本上映する3つのシアター

年間300本上映する3つのシアター

写真:aco

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1952年に開業した「珊瑚座」という芝居小屋から映画館としての歴史が始まった「桜坂劇場」が、これからご紹介するような、様々な沖縄文化のカルチャースポットとなったのは2004年。まちの小さな映画館だった「桜坂シネコン琉映」が一度閉鎖され、沖縄県出身の映画監督を中心に、那覇に映画館を亡くしてはいけない!さまざまな人に自由に出入りしてもらえる総合的な“劇場”にしようと、新たなコンセプトで再出発しました。

殆どの映画館では、入口で映画鑑賞用の入場チケットを買ってからシアタースペースに入場しますが、ここでは、それぞれの空間を楽しむ中で、映画鑑賞チケットを購入するというスタイルで運営されています。ランチメニューやスイーツが人気のカフェ「さんご座キッチン」、雑貨や本、工芸品を扱う「ふくろう舎」など、劇場内に併設されたオリジナリティー溢れる施設が、シアターと共存しているのです。

もちろん映画興行の文化や歴史が、他の地域とは大きく異なる沖縄らしい、独自の視点での映画セレクションやお得な映画鑑賞料金も魅力で、沖縄に来たら桜坂劇場に名画を観に行く観光客も多いそう!3つのシアターでは、沖縄地域を舞台にしたインディーズ映画や世界のノンフィクション映画まで、朝早くから夜遅くまで年間300本以上の作品が上映されています。
吉本芸人たちが毎年趣向を凝らす”沖縄国際映画祭”の上映劇場やイベント会場としても人気の劇場です。

沖縄では珍しい!モーニングも楽しめるカフェ「さんご座キッチン」

沖縄では珍しい!モーニングも楽しめるカフェ「さんご座キッチン」

写真:aco

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劇場に入って左手、オープンテラス席もある「サンゴ座キッチン」は、沖縄では貴重なモーニングセットが500円で食べられるカフェ。沖縄の太陽を浴びて、元気に育った野菜やフルーツを使ったお食事メニューや、スイーツが人気です。

上映中の映画と連動した限定料理や、コンサートやトークショーなども行われ、訪れるたびに今日は何があるのかなーとワクワクさせてくれます!イベントがない平日は静かで、カウンターでオーダーする、セルフスタイルの距離感も居心地が良くて何時間も滞在したくなるほど。沖縄ならではの、フレッシュなアセロラジュースやマンゴージュースも300円〜と、お安く楽しめるのも嬉しい魅力の1つです!

シアター内に持って入れる、ホカホカの手作りセットや、テイクアウトできるデリ・メニューも充実しています。劇場前の「希望ヶ丘公園」で、那覇の景色を一望しながらのんびりとランチ!にもおススメです。

沖縄のインディーズ音楽から雑貨、専門書や地域限定雑誌まで!

沖縄のインディーズ音楽から雑貨、専門書や地域限定雑誌まで!

写真:aco

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映画鑑賞チケット売り場を挟んで、「サンゴ座キッチン」の向かいにあるのが、劇場の2階まで続く「ふくら舎」のセレクトショップ。見ているだけで楽しくなる、書籍や雑貨がたくさん並んでいます!

沖縄では”おきなわいちば”や”モモト”など、独自の切り口で文化や生活スタイルを紹介する雑誌が数多く発売されています。色鮮やかな食の写真や、日常の中で継承されつづけてきた文化から、こだわりのある宿や離島の紹介まで、沖縄旅行のバイブル本としても読みたくなるものばかり!手に入り難いバックナンバーも揃っていますので、知らなかった宿や探していた情報に、出会えるかもしれませんね。歴史書や地元アーティストによる絵本、琉球民謡、インディーズなどの音楽CD等も幅広く取り扱っていますので、おみやげにもおススメです!

他にも、洗練された手作り雑貨やアクセサリー、子供たちが描いた沖縄の原風景が可愛らしい手作りのクッキーなども数量限定で販売されていますので、楽しい時間を過ごせますよ。

陶器やガラス工芸など、一点ものの沖縄カルチャーがたくさん!

陶器やガラス工芸など、一点ものの沖縄カルチャーがたくさん!

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1階から続く螺旋階段を2階に上がると、「ふくら舎」セレクトの沖縄工芸品や手作りクラフトが!やちむん(沖縄陶器)の重鎮の作品から、若手テキスタイル作家の作品など、一般の土産物屋では手に入らないような、個性的で手に取りたくなる工芸品がたくさん揃っています。

桜坂劇場の先の坂を降りて行くと、かつては登り窯が頻繁に使われていたやちむん(壺屋)通り。今ではこの通りに販売店舗を置き、陶芸工房は読谷(よみたん)などの中部地域に移転した窯元が多くなりましたが、県内隅々まで足を運び、陶芸品やアート作品を探してくるのだそうです。

陶芸以外にも、ゆるりとした絵と独特な表現の組み合わせがなんとも言えない”沖縄おもしろカルタ”や、北部今帰仁(なきじん)の山から材料をとってきて、ひとつひとつ丁寧に編まれた”わらびかご”など、沖縄ならではの手仕事が魅力的なものが数多く集まっています!

ひと休みしたくなる、ほっとする憩いの場

ひと休みしたくなる、ほっとする憩いの場

写真:aco

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2階には、地域のフリーペーパーやアドカードを自由に持ち帰れる、旬な沖縄情報コーナーや、体験型のワークショップを150講座余り主催している「桜坂市民大学」へ続くスペースなどもあり、地元の方と観光客が混じり合い、独特の空気が流れています。

観光客で賑わう情報コーナーの先には、シアターの入り口で昔から使われているどっしりとした革イスに、気持ち良さそうにうたたねする地元のご老人の姿が。思わず微笑んでしまうな光景です。

戦前より名前や形を変え、営業を続けてきた「桜坂劇場」。2015年で、今の劇場へとスタイルを変えてから10年目を迎えるそうです。リアルな沖縄を感じられるカルチャースポットで、旅の途中にひと休み、憩いの時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

桜坂劇場のお得な情報

桜坂劇場の映画鑑賞は、独自の料金システムをとっていて、大人1645円で当日券を購入することができます。お得な会員制度もあり、年会費2000円をその場で払えば、映画はいつでも大人1000円で鑑賞でき、入会したその場で、映画無料鑑賞券を貰えるなど、様々な特典があります。詳細は下記MEMOのリンク先よりご覧になって、楽しい沖縄旅行を満喫されますように。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/01/20 訪問

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