写真:古都の U助
地図を見る丸益西村屋はもともと明治38年の創業です。
小川通りに面したところに可愛い看板があり、路地の奥には築100年ほどの町家建築を生かした工房やカフェがあります。
建物は町家独特の鰻の寝床と呼ばれる伝統的なもので、敷地の奥に続く路地や中庭も本当に素敵です。
近年は鴨川と共に京の七夕ライトアップの会場として、河川としての堀川も少し知名度があがってきたように思います。
堀川は丸益西村屋周辺で(御池通り以南は)暗渠となり、西本願寺の東でわずかに顔を出すものの、再び京都市南区上鳥羽地区までトンネル状態で流れていきます。
かつて掘川が地上を流れていた頃は、川での友禅流しの光景も見られたそうで、今もこの地区には多くの染物・織物業者が軒を連ねます。
(町屋、町家、2通り表記がありますが、こちらは町家)
写真:古都の U助
地図を見るそして染物体験では、ブックカバーやハンカチ、巾着、ランチョンマットに風呂敷、トートバッグ、スマホケースに扇子、と多数のオリジナルの品物が用意され、それらに摺込友禅という手法で型紙と刷毛を使って美しい色合いを染め入れる事ができます。
そして型紙がまた可愛いすぎる物がいっぱいで、お寿司に妖怪、京都タワー、舞妓さん、鳥居、和菓子セットに二条城や金閣寺など、ご当地物もたくさん用意され、作るまでの選択が一番難しいのかもしれません。
手作り体験の他に風呂敷包み方教室もあり、プチお稽古としてもおすすめです。
併設の繭カフェのスイーツとのお得なセットプランも多数ありますので、ぜひ検討していただきたいと思います。
写真:古都の U助
地図を見る丸益西村屋では、染めの作業から手作りで製作する様々な雑貨や小物、服などの販売もされています。
とくに布の色合い、絶妙な模様など、本当に美しく可愛い手作業の風合いです。色柄も豊富で、こちらの写真は金具付きのスマホケースです。青系統だけでもこんなにたくさん並び、パレットか色見本のように美しいのもさすがです。
写真:古都の U助
地図を見るこちらも丸益西村屋オリジナルの商品が並ぶ一室で、コーヒータンブラーやTシャツにジーンズ、着物に合う丸みをおびた半月状の形が可愛らしい月子さんシリーズのバッグなどもあります。
大量生産の品物にはない独特の風合いは、ぜひ肉眼でご覧いただきたいと思います。
室内は商品のほかにも古くから伝わる染物用の型紙がディスプレイとして多数飾られ、とても素敵です。
写真:古都の U助
地図を見るお買い物や手作りの染物を仕上げた後は、併設の繭カフェで美味しいスイーツやお飲み物で休憩されてはいかがでしょうか?
こちらのワッフルは外側はホドよくカリカリで、中はふんわりモチモチです。しかもこの素敵な色々のっけ盛り!ボリュームも満点です。
写真奥のチーズケーキは秋からの新製品です。こちらも試作を重ねた自慢の品です。
素敵な中庭を眺める繭カフェの窓は、ゆらぎガラスといってまだ技術が発達してなかった頃の少々凹凸のあるガラスです。伝統的な町家、寺院建築などではなんともぴったりな風情です。
チーズケーキ450円〜
ワッフルとドリンクのセット870円〜
丸益西村屋へは、京都駅から市営地下鉄烏丸線の烏丸御池駅で下車し、徒歩で10分ほど。東西線を利用して二条城前駅からだと徒歩で5分ちょっとの道のりです。京都でも屈指の大通り、御池通りを行くとわかりやすいかと思います。
グループ、団体さんの予約も可能ですので、お問い合わせの上、ご利用下さい。
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(2024/11/9更新)
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