写真:古都の U助
地図を見る京都万華鏡ミュージアムの可愛い看板です。
場所は京都市営地下鉄・烏丸御池駅から徒歩5分ほど。
商業施設・新風館や、京都文化博物館のすぐ近くです。
もともと万華鏡は灯台の明かりをより遠くまで届ける研究の過程で誕生したということで、玄関先にはこの可愛らしい看板の他に灯台型万華鏡が設置されています。入場料は小中学生200円、高校生以上300円で館外にまで展示があるとは太っ腹です。
写真:古都の U助
地図を見る万華鏡はスコットランドのブリュースターという物理学者によって発明され、1816年に特許が取得されています。
わが国には1819年には早くも渡来し、以来瞬く間に多くの人々の心を捉えてしまったようです。
京都万華鏡ミュージアムでは常設の展示品の他に年4回ほど季節ごとに展示品の入れ替えがされています。
椅子に座ってゆっくり覗き込める展示品が多いのも嬉しいです。
(通常は展示室内での撮影はできませんが、特別に許可をいただいております)
写真:古都の U助
地図を見るこちらは常設展示品の「舞妓2003」です。ステンドグラスでできた舞妓さんで、結った髪の中に万華鏡がしのばせてあります。
写真左下には舞妓さんの花簪も写っています。舞妓さんの魅力の1つに美しい簪(かんざし)があるかと思いますが、こちらのミュージアムでは季節ごとに簪を交換するということで、少しご紹介させて頂きます。
1月は松竹梅に、お正月は稲穂もさします。
2月は赤や白、桃色の梅。節分は「お化け」といっていつもと違う髪形や簪、仮装をして盛り上がったります。
3月は菜の花や水仙、牡丹。4月は桜。5月はあやめ、藤。6月は紫陽花、柳。7月は団扇。
8月はススキで独特の花のようなデザインの物がほとんどです。写真のように蜻蛉があしらわれたりします。
9月は桔梗、萩。10月は菊。11月は紅葉、イチョウ。
12月は顔見世のまねきといって南座の看板を模したもの。
他にも行事によって特別な簪があったり、デビュー1年以内の舞妓さんは「ぶら」といって長く垂れ下がる華やかな飾りをあしらったり、本当に奥が深いです。
写真:古都の U助
地図を見るこちらもぜひご覧いただきたい投影式万華鏡を使用して、展示室の壁一面に万華鏡内部が映し出される光景です。今話題のプロジェクションマッピングと少し似てますが、こちらは録画などの映像ではなく実際に万華鏡を回転させて見て頂く一期一会の光景です。
万華鏡は個人的に楽しむものが多いですが、家族やお友達、大切な人と一緒に楽しめるよう、また小さいお子様や障害のある方でも楽しめるようにと万華鏡作家の依田満・百合子夫妻が考案された物です。
11時から17時までの毎時0分に展示室の照明を落とし、数に限りはあるものの椅子に座ってご覧いただけます。
写真:古都の U助
地図を見る京都万華鏡ミュージアムではオリジナルの万華鏡を手作りする体験教室もありますし、時間が無い時やお土産としても素敵な手作りキットの販売もあります。
写真のオイルタイプ(2100円〜)の他に、中身のビーズやガラスなどモチーフを交換できるドライタイプ(520円)があります。
また万華鏡のモチーフをイメージした可愛らしいオリジナルのキャンディやシールも手頃なお土産として最適です。
ミュージアムショップと併設してカフェコーナーもあるので、お飲み物や軽食などもお楽しみいただけます。
一説によると、万華鏡には心の安定又は癒しをもたらす効果があるとされ、医療の分野でも注目されているそうです。
お寺や神社の歴史に疲れたら、頭と心のクールダウンにもおすすめです!
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この記事を書いたナビゲーター
古都の U助
旅とお出かけ、グルメとにゃんこが大好物です!目下の悩みは愛猫の出かけないでアピールと、食べ歩きでいつも嫁が勝手に好きなものを注文してしまうこと。。京都を中心に、様々な情報を発信できたら良いなと思ってお…
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