アマンガラでは、各部屋に専用のバトラー1人と車1台が付く。
あまり聞き慣れない「バトラー」とは、荷解き&荷造り、クリーニングのピックアップから、お茶1杯まで。何でも頼める「執事」の様な存在。コンシェルジュよりもゲストに近く、細々したリクエストに実におおらかに対応してくれる。
バトラーはゲストに頼られてこそ本領を発揮するポディション。普段の旅行では自分でしていることでも、是非、アマンガラに滞在中はバトラーに甘えて、自分の時間を確保し、ゆとりを持ってを滞在を楽しむ贅沢を堪能して頂きたい。帰る際には、十分なチップを渡して感謝の気持ちを伝えると更に素敵な思い出になる。
館内のモダンデザインとヒストリカルな空気の絶妙な調和が美し過ぎて、溜息がとまらない。
アマンガラの前身は、150年の歴史を持つ由緒正しいホテル、”ニュー・オリエンタル・ホテル“。開店当時、贅を尽くして造られた、床のモザイク、シャンデリア、アンティーク家具は、今もほぼそのままアマンガラに残され、古びること無くその歴史を引き継いでいる。
現在も3階建ての館内にエレベーターは無く、ゲストとスタッフ、全員が当時から使われている階段を昇降する。オートロックドアも無く、ウォシュレットも無い。それでも、訪れるゲストが途切れることがないのは、この雰囲気に皆が魅了されるからだろう。
神秘のパワーが宿るデザインプールで英気を養う。
エントランスを抜け、コンパクトな敷地内の通路をたどって奥に進むと、ホテルは別の表情を見せる。南国の花々と深い緑。外観の歴史深い雰囲気からは想像がつかない、やわらかで開放的な空間。
2005年のアマンガラのオープン時、メインプールはアマンリゾート御用達 建築家「ケリー・ヒル」によってデザインされ新設された。プールサイドに備えられた個室 ガゼボでは食事も可能。
洗練されたコロニアル・テイストが生み出すシンプルで優雅な客室から、スリランカが持つ独特の文化の魅力に気がつく。
基本的なアメニティ(ヘアドライヤー、シャンプー、石鹸、バスローブ)は完備されていてるが女性は基礎化粧品、男性はひげ剃りの持参が必要。
客室は全31部屋。全4タイプ。全てに四柱式のベット、書斎デスク、ダイニングテーブル、収納家具が備えられ、アンティークで統一されている。広々としたバスルームには、大きなバスタブ、シャワーブース、ドレッサー2台の十分な設備。
【客室タイプ】
◎ベッドルーム(約36平方m)◎チャンバールーム(約55平方m)
◎スイート(約77平方m)◎ガーデンハウス(約140平方m)
コンパクトで本格派のスパ「THE BATHS」で自分へのご褒美を享受する。
短時間マッサージから最大14日間のアーユルヴェーダまで、本格派のスパ「THE BATHS」では幅広いメニューを提供する。丁寧な問診で、ベテランスタッフが個々に合った施術を実施。受けたいメニューがある場合は、日本からの事前予約がおすすめ。スタッフの技術と雰囲気の良さは、体験したゲストの記憶にずっと残るはず。
特におすすめしたいのが、「ハイドロセラピー」を体験できるジャグジー。1日1回まで無料(予約制)。スチームサウナ、ジェットバス、水風呂、温水風呂、シャワーが1部屋に収まり、貸し切りで利用できる。温水と冷水に体を交互に浸す事で、老廃物を全て出し切る。頭皮の毛穴から、からだ全体がすっきりする至福の時間だ。
ホテルの魅力も然ることながら、ゴールも魅力的な街。旧市街は端から端まで徒歩15分で移動可能。城壁内の教会や土産物巡りは、半日あれば十分な時間。ぜひ、新市街へ足を伸ばして、現地の活気溢れる生活を直に感じて頂きたい。ホテルとは対照的な力強い熱気と、人々の優し微笑みに触れて、スリランカをまるごと好きになること間違いなし!
【ホテル施設】
レストラン、カクテル・ラウンジ、ライブラリー(インターネット可)、スイミング・プール、スパ施設(ジャクジー、サウナ、ヨガ&メディテーション・ルーム、マッサージ・ルーム等)
【アクセス】日本から直行便でコロンボまで約9時間、コロンボからアマンガラまで車で約4時間。または飛行機で約40分。
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