提供元:遠藤隆尚
地図を見るおかげ横丁の中心地、太鼓櫓(やぐら)のすぐ側にある「ふくすけ」は、極太麺にたまり醤油と天然出汁を使った濃褐色のタレをかけて食べる「伊勢うどん」の名店。やはり伊勢の神宮参拝後は「伊勢うどん」を食さなければ、食べ歩きは始まりません。
特徴は何と言っても、極太の麺。その食感は歯が必要ないほどに、ふわふわと柔らかく喉を通っていきます。定番の「伊勢うどん」の他にも「天ぷらのせ伊勢うどん」や「月見伊勢うどん」など、メニューも豊富な「ふくすけ」は、いつもたくさんの参拝客でにぎわっています。
住所:三重県伊勢市宇治中之切町(おかげ横丁内)
TEL:0596-23-8807
営業時間:10:00〜17:30(LO 17:00、季節により異なる)
定休日:年中無休
豚料理の店?と勘違いしてしまう、ユニークな屋号を持つ「豚捨 (ぶたすて)」は、明治42年創業の老舗精肉店。しかも、厳選された上質の伊勢肉を取り扱っていると聞けば、食べ逃がす訳にはいきません。
食事処では牛丼や牛鍋、2階ではすき焼き、あみ焼きなどがいただけますが、食べ歩きに最適な「コロッケ」や「串カツ」「ミンチカツ」はいかがでしょうか。
大人気の「コロッケ」や「ミンチカツ」は、店頭で揚げるのが追いつかないほど、またたく間に売れていきます。でき立て熱々でジューシーな「コロッケ」や「ミンチカツ」はソースを付けずに、肉のうまみを味わいましょう。
住所:三重県伊勢市宇治中之切町(おかげ横丁内)
TEL:(販売)0596-23-8802 (飲食)0596-23-8803
営業時間:9:30〜17:30(食事は11:00〜LO17:00、季節により異なる)
定休日:年中無休
クラフトビア愛好家と称するナビゲーターとして、地ビールの紹介は欠かせません。
ここ「伊勢角屋麦酒」は、2000年開催のJapan Beer Cupでの金賞受賞を皮切りに、数多くの国際大会で受賞した経歴を持つブルワリー。
趣きもある「伊勢角屋麦酒 内宮前店」では、定番のビールから季節限定品まで常時数種類の地ビールを、店頭に設置された生ビールタップよりいただけます。忘れてならないのは、浦村産のカキを中心に夏季には岩ガキと、1年を通していただけるカキ料理。カキによく合う、ブラウンエールやスタウトスタイルの地ビールと共にいかがでしょうか。
原料から厳選し、丁寧に仕込んででき上がる「伊勢角屋麦酒」の地ビールは、食べ歩きのお供に欠かせない要素です。
住所:伊勢市宇治今在家町字東賀集楽34
TEL:0596-23-8773
営業時間:11:00〜17:00(季節により異なる)
定休日:年中無休
東海地方のお土産代表「赤福餅」は、ここ伊勢が発祥の地。「赤福餅」の独特な形は、伊勢神宮神域を流れる五十鈴川に見立て、餡(あん)につけた三筋の形は清流を、白いお餅は川底の小石を表しているそうです。
築130年余りの赤福本店。軒先に掛かるのれんをくぐると、三重県産の「伊勢茶」をほうじる香ばしい薫りと、朱塗りの竈(かまど)から立ち上がる湯気が出迎えてくれます。夏期は「赤福氷(あかふくごおり)」、冬期には「赤福ぜんざい」など、季節を彩るメニューも並びますが、昔の人々に習って「赤福餅」をいただきましょう。
「餅入れさん」と呼ばれる女性職人さんの手で丁寧に形作られた「赤福餅」と、「赤福餅」に合う様に特別にブレンドした無農薬のお茶をいただけば、心地よい時間が流れるでしょう。
住所:三重県伊勢市宇治中之切町26番地
TEL:0596-22-7000
営業時間:5:00〜17:00(繁忙期時間変更有)
定休日:年中無休
*赤福氷・赤福ぜんざいは期間限定品となります。
くわしくは、MEMOの「赤福」公式サイトを参照してください。
食べ歩きなのですから、町並みにも目を配りたいところ。
江戸から明治期の代表的な建築物を移築・再現した「おかげ横丁」の建物は、「神様のお住まいと同じ平入りでは恐れ多い」と妻の部分に玄関を設けた「妻入り」と、雨風の強い伊勢の気候に合わせた外壁の仕上げ「きざみ囲い」が特徴です。
美しい町並みを眺めつついただくお食事。花も団子も好いとこ取りですね。
いかがでしょうか。
グルメだけでなく、神恩(しんおん)太鼓の演奏やかみしばいの口演、みそか寄席や市など、たくさんの「おいしい」であふれている「おかげ横丁」。
訪れる前に、MEMO「おかげ横丁サイト」要チェックですよ!
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