これが噂のわっぱ煮だ!新潟・日本海に浮かぶ小島『粟島』の魅力に迫る!

これが噂のわっぱ煮だ!新潟・日本海に浮かぶ小島『粟島』の魅力に迫る!

更新日:2016/12/05 11:58

新潟の離島といって最初に思いつくのは佐渡島だと思いますが、今回ご紹介するのは新潟にあるもうひとつの離島、「粟島」です!
島のほとんどが手つかずの自然に覆われた緑豊かな周囲23qほどの島で、釣り、バードウォッチング、トレッキング、キャンプ、磯遊びなど自然を存分に楽しむことができます。
また漁業が盛んなこの島では新鮮な魚介類をふんだんに堪能でき、ここでしか食べられないものにも出会うことができます。

島へのアクセス

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粟島へのアクセスは、新潟県村上市にある岩船港から普通船フェリー「あわしま」か高速双胴船「awalineきらら」で行くことが出来ます。普通船では約90分、高速双胴船では約55分の所要時間です。
岩船港まで電車で行く場合は、新潟駅から村上駅へ、そこから岩船港まではタクシー、バスで15〜20分ほどで着きます。また車で行かれる方は岩船港にある無料の駐車場を利用してください。季節によって運航便、時間が変わりますのでメモの粟島汽船のホームページを参照くださいね。
粟島には岩船港からの定期船が発着する粟島港がある内浦地区と、島の反対側にある西海岸の釜谷地区のふたつの集落しかありません。内浦は集落の端から端まで歩いて15分程、釜谷はさらに小さい集落で5分程で歩けてしまいます^^

なんといっても釣り!!

なんといっても釣り!!
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粟島の最大の魅力は釣り!!船釣りを目当てに粟島を訪れる観光客もたくさんいますが、粟島には船に乗らなくても釣りのポイントがたくさんあります。
粟島の海辺はほとんどが岩場で成り立っているため魚たちの絶好の棲家。
磯釣りはもちろん、防波堤や港からもおもしろいように魚が釣れます。磯からでも真鯛などの大物を狙えるのが粟島の魅力なんだとか。釣り竿を持って行かなくてもお土産店などで200円ほどレンタルできますので時間があったらぜひチャレンジを!

温泉も楽しめる!

温泉も楽しめる!
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内浦地区にある島唯一の温泉「漁火温泉 おと姫の湯」。
窓の外には港が一望でき、解放感あふれる温泉です。
その名の通り、夜には窓から漁火を見ながら温泉を楽しむことができるんです。
畳式の広い休憩室もあり、のんびりリラックス!
潮騒に耳を傾けながら、心と体を癒して下さい^^

豪快!!これがわっぱ煮だ!

豪快!!これがわっぱ煮だ!
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粟島に来たからには絶対食べておきたい郷土料理、それがわっぱ煮です!
わっぱ煮は杉を曲げて作ったわっぱという器に、焼いた魚・味噌・ネギを入れ、最後に焼いた石を投入して煮立ったところで食べる豪快な料理。
粟島ならではの新鮮な魚がたくさん入り、煮立つを通り越してわっぱから「しぶき」をあげて登場します!奥に見えるのがアッツアツの石です。間違っても口はつけないように・・・。
昔、粟島の漁師達はわっぱにご飯と味噌とねぎを入れ漁に出て行き、昼食に近くの浜に上がり、わっぱに湧水を注ぎ、取れたばかりの新鮮な魚と石を焼き、わっぱに入れて煮立たせ食べたそうです。
わっぱ煮は内浦地区の食堂でも食べられるほか、民宿や旅館でも注文できます。
中に入れる魚も味噌も店や民宿によって異なりますのでぜひ食べ比べてみてくださいね!

観光するには・・・

観光するには・・・
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粟島を散策する際に利用したいのが「観光船」と観光ポイントを回ってくれる「コミュニティバス」です。
観光船は内浦から釜谷を経由して粟島の周囲を一周する船で、毎年4月下旬〜9月下旬に運航されています。1周は約70分。海風に吹かれながら、船上ならではの粟島の景色を眺めることが出来ます。

コミュニティバスは通常、内浦地区と釜谷地区を行き来するのに運行しているバスですが、予約制で観光ルートを回ってくれる臨時便のようなバスです。予約は、粟島観光案内所で受け付けています。
バス内では観光ポイントを説明してくれるアナウンスがついていて、写真スポットではバスを停めて時間を取ってくれます。約1時間ほどで粟島の観光ポイントを回ります。

※粟島観光案内所
tel:0254-55-2146

最後に

粟島では他にも磯タコ釣りツアーや芋掘り体験、山道トレッキングツアー、大謀網漁ツアーなど大人も子供も楽しめる様々なイベントを開催しています。

大自然に身をまかせてゆったりとした島時間を楽しんでみませんか??

掲載内容は執筆時点のものです。

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