JR九州「海幸山幸」で行こう 南国ムードの日南海岸めぐり

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JR九州「海幸山幸」で行こう 南国ムードの日南海岸めぐり

JR九州「海幸山幸」で行こう 南国ムードの日南海岸めぐり

更新日:2013/03/01 19:13

鮎川 キオラのプロフィール写真 鮎川 キオラ 子どもの好奇心を育てる旅育ライター、ホテル朝食研究家

おもちゃ箱から飛び出してきたようなJR九州「海幸山幸(うみさちやまさち)」は、宮崎駅から南郷駅まで日豊本線経由で日南線を走ります。地元の特産「飫肥杉(おびすぎ)」を外装と内装に利用する杉の香りが漂う車内です。まるで森林浴をしているような「おいしい空気」が流れてます。日南海岸沿いの「海」と「山」の中を走りぬける列車に揺られて、日南海岸の旅へ出かけてみませんか。

きりっと凛々しい純白の列車

きりっと凛々しい純白の列車

写真:鮎川 キオラ

「海幸山幸」の外装はなんと木でできています。使用されている「飫肥杉」は、水に強く船舶などにも利用される木材になるそうです。2009年秋に運行を開始した当時、外装の杉は飴色でしたが、今では経年変化で杉の色が白っぽく変色しています。生きた自然素材の無垢材を利用した「うれしい誤算(?)」だったのではないでしょうか。正面の白い鉄のボディーと相性バッチリ。青い海と空に映える美しい純白の列車です。

この列車には、「日南の車窓から」との番組が始まりそうな素敵なテーマ曲があります。車内にはそのテーマ曲がBGMとして流れ、旅の高揚感を高めてくれます。風光明媚な車窓の前では、速度が遅くなり車内アナウンスと共にこのBGMが流れ盛り上げてくれます。

【海幸山幸運行スケジュール】
1日1往復 土日祝日運航 2両編成(指定席、自由席有)
※GW・春・夏・冬休みシーズンは平日も運行

走る美術館

走る美術館

写真:鮎川 キオラ

車窓には雄大な大海原の「海幸の風景」と緑豊かな「山幸の風景」が広がります。この列車の名前は、この地域に伝わる神話「海幸彦と山幸彦」から由来しています。乗務員がその神話の手作り紙芝居で読み聞かせしてくれる演出があり、子供から大人まで耳を傾けます。

座席は指定席と自由席がありますので、指定席を予約できなかった方も乗車することができます。自由席の方は、フリースペースのソファーなどをご利用下さい。ゆったりとした贅沢な座席配置なので、席を確保したい方は、早めに乗り込むことをお勧めします。

でも、座席でほっと一息なんてしていられません。ぜひ車内を探検してみてください。木のおもちゃがディスプレイされていたり、座席の間などには小さな額に入った金箔の美術品などが飾られています。さながら走る美術館です。

観光バス「にちなん号」で日南海岸めぐり

観光バス「にちなん号」で日南海岸めぐり

写真:鮎川 キオラ

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お帰りは、日南海岸沿いの観光スポットを下車観光しながら宮崎駅へと戻る観光バス「にちなん号」がお勧めです。特急「海幸山幸」と連動して1日1往復運行し、鵜戸神宮や堀切峠、青島神宮を下車観光しながら日南海岸を巡ります。

観光バスも予約制となっていますので、出発前にご予約下さい。「海幸山幸」と「にちなん号」に乗車するなら、「日南レール&バスきっぷ」がお得です。行きは列車、帰りがバスがお勧めです。何故なら、キレイな思い出の写真を撮るなら、下車観光する日南海岸沿いは、午前は逆光、午後は順光となるからです。また、列車の宮崎駅出発時間はバスより1時間遅い10:06発なので、他の地域から乗り継ぎしやすいでしょう。羽田空港を朝一番の飛行機で宮崎空港まで飛べば、間に合います!!

【日南レール&バスきっぷ】
大人2,800円 子供2,200円
※このきっぷは、九州内でしか購入できません。九州以外からの旅行者はJR九州予約窓口にて電話予約できます。「海幸山幸」の指定席が予約できたら、バスの予約も忘れずに!!
列車予約:TEL050-3786-3489(JR九州予約センター 8:00-21:00)
バス予約:TEL0985-53-2323(宮崎交通 平日9:00-18:00)

日南海岸ドライブ

日南海岸ドライブ

写真:鮎川 キオラ

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「にちなん号」は、ヤシの木やフェニックスなどの南国の木々が沿道に植えられた南国ムードたっぷりなドライブコースを進みます。この日南海岸沿いの道は、日本の道100選にも選ばれ、「日南フェニックスロード」と呼ばれています。

「海幸山幸」が走る日南線もこの道と一部並行して走りますので、列車からも同じ景色を望むことができます。「海な広いな、大きいな〜♪」と鼻歌したくなるような風景です。

鵜戸神宮で運だめし

鵜戸神宮で運だめし

写真:鮎川 キオラ

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太平洋を望む風光明媚な岬の先端に建つ「鵜戸神宮(うどじんぐう)」は、荒々しい岩肌と打ち寄せる白波に映える朱色の優雅な建築が印象的です。社殿は、全国的にも珍しい場所に鎮座しています。波の浸食によってできた洞窟の中に建てられています。

お参りの後は、名物の運占いに挑戦してみてはいかがでしょうか。直径2cmほどの「運」と書かれた素焼きの運玉を眼下に広がる大海原の岩の穴めがけて投げ、運を占います。このとき、男性は左手、女性は右手ですよ。

願いを込めて「エイ!!」。海風にあおられて海の中にぽちゃーん。しめ縄のかけられた穴に見事命中するのはなかなか難しい。風のない穏やかな日は、成功する方が多いそうですよ。

皆さんが願いを込めて投げた運玉は、神社の方が拾ってきてご祈祷されるそうです。運よく穴に入った玉もそのほとんどが割れてしまっていて、傷一つない運玉は、なかなかないそうですよ。社務所では、割れずに穴に命中した運玉入りのお守りがあります。このお守りの運玉は、最強の運の持ち主の投げた玉かもしれませんね。

日南海岸は、海と山に彩られる楽園リゾートです。南北に長い日本には、こんな風景もあるのかと日本の奥深さを感じることができます。ぜひお出かけください。


【鵜戸神宮】
参拝時間:6:00-19:00(4月から9月)、7:00-18:00(10月から3月)
参拝料:無料
運玉投げ:運玉5個100円

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/03/23−2012/03/25 訪問

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