奈良市の中心街「ならまち」から少し歩いたところに、童話から抜け出たかのような愛らしい外観の焼き菓子専門店「アルカイック」があります。
色とりどりにアイシングで彩られた焼き菓子はどれも本当にチャーミングで、食べてしまうのがもったいないほど!
人気はやはり「奈良のしかさんサブレ」と「甘納豆ときなこ味の鹿マフィン」。ココア味のサブレは、アラザンで縁取られているのでカリカリッとした食感と一緒に楽しめますし、マフィンは見た目に反して非常に和風でしっとりした味わいがします。
何よりこの可愛さ!よくよく見ると鹿のフンを模したアイシングもされているのがなんともユニークでくすりと笑ってしまいます。乙女心を鷲掴みにして離さない奈良土産の一つです。
奈良県は蚊帳の一大産地。唐から奈良へ伝わったのが最初だと言われており、現在でもそのシェアは80%を占めます。しかしながら、戦後以降、蚊帳の需要は激減し今ではほとんど見かけることは無くなりました。
ならまちにある吉田蚊帳は大正10年に創業した蚊帳専門店。こちらのお店では、もちろん蚊帳も販売されているのですが蚊帳生地である麻を使った商品が数多く揃っています。
その中でも一押しの商品がこのカラフルな「ならまちふきん」。吸水性にすぐれたふきんで、15色から選ぶことができます。お値段がワンコイン(420円)でおさまるのもちょっとしたお土産として最適です。
ふきんはいくつあっても困りませんし、何よりふきんにはなかなか無いこのキュートな色合いが女子の心をぎゅっと掴みます。
奈良市郊外にある超人気カフェ「くるみの木」。オーナーの石村由起子さんが30年ほど前にオープンしたお店で、カフェ、生活雑貨、そして服などもあわせて販売されています。
オーナーの石村氏は多くの著作も手がけており、また同じ奈良市内に作られた秋篠の森にあるレストラン「食の円居 なず菜」は2012年にミシュラン・ガイド1つ星に輝いたこともあるほど、多くの人を魅了し続けています。
「くるみの木」は、週末にもなると旬の素材を使ったランチをお目当てにした人たちでいっぱいになり、2〜3時間待ちも珍しくありません。
そんなこちらのお店では、くるみの木オリジナルフードが販売されています。その中でもカフェで提供されている「くるみの木オリジナルブレンド(コーヒー豆)」と、最近ブームになっているグラノーラの和風版「和グラノーラ」がおすすめ。
どちらもきちんとセレクトされた丁寧で少し懐かしい味がします。感度の高い大人女子には、ここのオリジナルフードがきっと喜んでもらえるはず!
創業約300年の奈良を代表するお店「中川政七商店」。もともとは手績み手織りの麻織物を扱ってきたお店ですが、近年では手工芸品や生活雑貨も多く販売されています。
本店がならまちにあり、そこで販売されている雑貨の一つにマスキングテープがあります。最近ではマステ女子という言葉さえ出てくるほどマスキングテープは大ブーム!
マスキングテープは和紙で作られているため、何度も貼ったり剥がしたりできる上にベタベタとのりがつかないのが特徴。付箋代わりに使ったり、ラッピングやデコレーションなどにもいろいろ便利なのです。
中川政七商店では、奈良にちなんだ柄のマスキングテープが多く販売されています。たとえば鹿や大仏、変わったところでは正倉院撥鏤(ばちる)柄まで!
アナログ女子には特に喜ばれるお土産です。
数多くの国宝を収蔵している奈良国立博物館。毎年秋になると開催される「正倉院展」は全国からたくさんの人が押しかけるほど人気の展覧会です。
その奈良国立博物館に併設されているミュージアムショップでは、オリジナル雑貨が販売されています。仏像をユニークに描いたものや正倉院模様シリーズなどいろいろありますが、その中でもやはりこの仏像スタンプは秀逸!写真は「蔵王権現立像」のスタンプですが、なんとも可愛らしくデフォルメされていていろんなところに押したくなります。
現在23種類販売されており、いくつかセットであげても喜ばれるかもしれません。ネタとして、笑いの通じるおもしろ女子にあげて、反応を見てみたいお土産です。
歴史のある奈良には、伝統ある素晴らしい土産物がたくさん揃っています。とはいえ、やはり女子土産を選ぶときには、可愛さやカラフルさ、ユニークさが求められるもの。
今回ご紹介したお土産は女子目線で選んだものばかりですが、もちろん、これらの他にも鹿モチーフの雑貨はたくさんあり、伝統にこだわらず新しいチャレンジをしているお店も多くあります。
古都・奈良ならではの素敵なお土産探しに、どうぞあなたも訪れてみませんか。
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(2024/10/15更新)
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