写真:ふるかわ かずみ
地図を見る起源は664年、大宰府政庁が設けられた際、鬼門除けに北東にあたる「かまど山(宝満山)」の頂上に八百万の神を祀ったのが「竈門神社」の始まりです。
春は桜、秋は紅葉など四季折々の風景が楽しめるのが魅力の竈門(かまど)神社。ふもとの駐車場から境内までの参道には、訪れるたびにそのときどきの花や緑が感じられます。参道途中の神鹿や、小さな滝の癒しスポットなどもオススメ。
階段を上りきると、目の前に一気に広がる境内。凛とした空気が気持ちよく、思わず深呼吸したくなるほど。週末は縁結びの神社に相応しく、結婚式の風景も多く見られます。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るそんな竈門神社の境内に、御鎮座1350年大祭を記念して、2012年12月に社務所がリニューアルされ、その建築デザインが話題に。
デザインは世界的なインテリアデザイナーでもあるワンダー・ウォールの片山正通氏と、日本各地の神社建築を数々手がけている種村強氏が担当。
「100年後のスタンダードを作りたい」をコンセプトに「100年後も愛され続ける神社」を目指して設計されたそう。その社務所の外見は一見カフェ?と思わせる雰囲気です。
ガラス張りの入口を入ると、色とりどり、数々のお守りがセンスよく並べられていて、見るだけでワクワク。選ぶ楽しさでテンションもアップしちゃいます!
中でも天然石で作られたブレス感覚のお守りや、「恋守り むすびの糸」と呼ばれるお守りは「縁結び」の神社らしく、赤い糸で腕に巻きつけるタイプ。アクセサリー感覚で身に着けられるお守りは女子には嬉しいですよね。選ぶ楽しさで、ついつい時間も忘れそう。
竈門神社のすぐ後ろに佇む、標高830メートルの宝満山は、神が宿る山として、また、地元でも登山愛好家にも人気の山。休日の早朝などは神社入口にはたくさんの登山者の姿も見られます。山頂までは竈門神社から約2時間。
山頂には竈門神社上宮が祀られていて、昔から修験者たちの信仰の対象として崇められてきました。こちらの登山は石段中心の険しい山道。頂上から見える太宰府の街並みもまた格別。気候がよければぜひチャレンジしてみては?
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る竃門神社まで来たら、せっかくなので近くの「太宰府天満宮」へもどうぞ。その参道沿いには、名物「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」のお店が軒を並べています。この出来たて、焼きたての梅ヶ枝餅を食べながらの散策もおススメ。ゆっくりされたい方は、購入すると店内でお茶を出してくれるお店もあるので休憩がてらにも。
梅ヶ枝餅は、薄く焼いた餅の中につぶあんが入った小ぶりのお餅。表面には梅の焼き印がありますが、マークだけで梅の味はしません。食べるなら出来たてがやはり一番美味しく、持ち帰ると餅がやわらかくなってるので、食感がまた違います。小ぶりなので女性でも軽く2個はペロリといけちゃいます。
太宰府と一口に言っても、その代表的な太宰府天満宮をはじめ、今回ご紹介した竃門神社に宝満山、またさまざまな催しやイベントを開催している九州国立博物館などなど、見どころがいっぱい!観光には散策やドライブ、さらにレンタサイクルも用意されてるので、気候に合わせて観光するのもおすすめ。行くたびに新たな発見が見つかるスポットです。
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(2024/12/14更新)
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