写真:阿部 吾郎
地図を見るスリ・セレラは、コタキナバルシティーの中心部にあるショッピングセンター「センターポイント」から少し山側にはいった場所にある屋台村です。古村、双天、珍珠、華興という4つの海鮮料理を出す屋台と、飲み物を売るお店が入っています。各屋台の水槽がコの字型に並び、真ん中にテーブルとイスが並んでいます。テーブルクロスの色で、どのお店のテーブルかを区別しています。
写真:阿部 吾郎
地図を見るこの4つの屋台のうち、どれが一番おいしいのか?これは、地元の人々にとっても、観光客にとっても大いなる関心事です。さきほど、テーブルクロスの色によってどのお店のテーブルかを区別すると書きましたが、これは人気店を判断する重要なヒントになります。そう、どのお店が人気店なのかはテーブルの埋まり具合で判断できるのです。
地元ガイドさんの情報によると、以前は双天に人気が集中していたが、最近では華興が一番人気とのことでした。行ってみると、確かに華興のテーブルは、空きが一番少なくなっていました。某ガイドブックは、古村を押していました。
とはいえ、どのお店の水槽を見てもおいしそうな魚介類でいっぱいです。
写真:阿部 吾郎
地図を見るこれは、古村の水槽ですが、何と天然記念物のカブトガニがいます。日本人の感覚からするとこれを食べるのは恐れ多い気がしますが、東南アジアでは一般的な食材で卵が特においしいとされています。
各店の水槽を見て回っていると水族館としても十分に楽しめます。日本ではあまりお目にかかれない魚介類がたくさん見られます。
写真:阿部 吾郎
地図を見るお店を決めたら食材を選びましょう。基本は、魚2品+野菜2品+スープ+ご飯or麺です。3人〜4人ぐらいですとだいたいこれで適量になります。あとはお腹のすき具合と人数で調整しましょう。食材が決定したら、店員を呼んで調理方法を伝えます。日本人のお客が多いので片言の日本語で話しかけてくる店員もいます。
注文が完了したら、そのお店のテーブルに座って待ちましょう。しばらくすると、料理が運ばれてきます。飲み物は海鮮料理の屋台とは別の飲み物店に頼みます。テーブルに座っていると注文を取りに来てくれます。
写真は、マッドクラブのチリソース炒めです。人気の屋台、華興の料理です。
写真:阿部 吾郎
地図を見る同じく、華興のハタの甘酢あんかけです。調理方法を、「フライ」と指定すると、だいたいこのような料理になって出てきます。ハタは、マレーシアではメジャーな高級魚で、ぷりぷりとした白身に適度に脂がのってとてもおいしい魚です。
ちなみにお値段ですが、このマッドグラブとハタを中心に、野菜2品とスープ、チャーハンを注文して全部で227リンギット、日本円にして約7,000円です。もちろん食材により値段が変わってきますが、だいたいの目安にしていただければと思います。
スリ・セレラ、何度も行ってお店ごとに食べ比べてみたくなります。さらに、コタキナバルには、ここ以外にも海鮮料理のレストランがたくさんあります。
高級店もありますが、伊勢エビをはじめとした高級な魚介類が、総じて日本より割安で、しかも新鮮な状態で食べられるのはこの街の大きな魅力の一つです。
どちらかというと観光メインで訪れる人が多いと思いますが、コタキナバルに行ったら、是非新鮮なシーフードを堪能してください。中でもスリ・セレラはおすすめです!
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(2023/12/8更新)
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