写真:けいたろう
地図を見る大田黒公園の『大田黒』という名前は、日本の音楽評論家の草分けとも言える、故・大田黒 元雄氏に由来しており、「自宅を公園に改築して欲しい」という氏の遺志をもとに、遺族から杉並区に寄贈された土地を、整備して1981年(昭和56年)10月1日に開園した公園。
東京メトロ丸の内線の終点駅であり、JR中央線と総武線で利用可能という抜群のアクセスの良さを誇る荻窪にある隠れ家的なスポットで、うれしいことに入園はなんと無料!
【アクセス】
各線(JR中央本線・総武線、東京メトロ丸ノ内線)の荻窪駅を下車。
南口を出て、南東方向へ徒歩で10分
写真:けいたろう
地図を見る大田黒公園は公園といっても、すべり台やブランコなどの遊具が設置された児童公園ではなく、回遊式の日本庭園となっています。
都会の真ん中にありながら、静かで落ち着いた雰囲気が心地良く、普段は周辺住民の憩いの場所となっています。
写真:けいたろう
地図を見る大田黒公園の広さは2700坪ほどでサッカーグラウンドより少し大きいくらい。個人の邸宅としては、巨大な敷地ですが、紅葉を見るスポットとして考えると手頃な広さ。
程よい大きさの大田黒公園ですが、大田黒氏の仕事場だった記念館に加え、檜の門と石畳、東屋や池など景色は変化に富んでいて、いろんな風景とモミジの組み合わせが楽しめます。
入園無料で個人邸宅を改築した大田黒公園ですが、定番のライトアップもバッチリ。2003年から開始され、10年以上の歴史があるライトアップは、杉並区民のおなじみの秋の風物詩となっています。ライトアップされて池に映り込むモミジの木々は幻想的で、有名スポットにも決して引けを取りません。
【ライトアップ日時】
2015年(平成27年)11月27日(金)から12月6日(日)
ライトアップ時間:日没から平日は20時、土日は21時まで
また2015年にはライトアップに先立てて、11月23日(月)〜25日(水)の3日間は、竹製の灯籠を使ったライトアップを実施。こちらは300円の入場料が必要となっております。
写真:けいたろう
地図を見る大田黒公園の敷地内には売店がないので、オススメのランチを紹介!
おにぎりのさんかく山は、おにぎり屋さんであり、お惣菜屋さんであり、お弁当屋さんでもあるので、色々と買い込んで行って、公園の中で食べることが可能。
ロケーション的にも、荻窪駅から大田黒公園までの道中にあるので、とっても便利。ちょっと入口が分かりづらいですが、お店の中で定食をいただく事も可能です。
リーズナブルな価格で、素朴なオフクロの味という感じの料理ですが、こんなに料理の美味しいオフクロは滅多に居ないというレベルのクオリティです。
大田黒公園は、東京の街中にある紅葉スポットで、見頃が遅めなのも特徴の一つ。
気付いたら紅葉シーズンが終わりかけていたという方や、紅葉狩りには行ったけど、もう一ヶ所くらい行きたいという方が、特に何の用意も持たずに気軽にフラッと出掛けられるスポットです。
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この記事を書いたナビゲーター
けいたろう
大阪府の京阪沿線在住。旅するグルメライター。けいたろうと申します。主に京都と大阪を歩き回って旅行情報を収集しております。・遠くに行かなくても旅はいい。・美味しい物で旅の輝きは2倍増。この2つが信条。バ…
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(2025/1/20更新)
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