写真:渡部 洋一
地図を見る夜の輝きが何とも言えず美しい浦東エリアですが、実は早朝の観光もオススメです。高層ビル群の背後から昇る朝陽に、近未来都市がドラマチックなシルエットとして浮かび上がります。「早起きして良かった」と思える絶景です。
対岸から浦東エリアを望む場合、午前中は逆光、午後は順光になります。どちらも楽しめるのがベストですが、時間の制約がある場合は、ご自身の目的に合わせて訪れる時間帯を選ぶとお目当ての光景を観ることができます。
写真:渡部 洋一
地図を見る日中も美しい上海の高層ビル群ですが、そのハイライトは何と言っても輝く夜の姿です。一際目立つ東方明珠電視塔以外にも、400メートル以上の超高層ビルが建ち並ぶ姿はまさに近未来都市。香港やシンガポール等と並び、発展著しいアジアを代表する夜景です。
日が暮れると、外灘には多くの人々が集まります。観光客、地元の恋人や家族連れ、それぞれの目が対岸に向けられます。目覚ましい経済発展のシンボルとして、美しい観光スポットとして、恋人たちが愛を語り合うステージとして、この景観は多くの人々に愛されているのです。
写真:渡部 洋一
地図を見る左上の球体は東方明珠電視塔、右下の球体は上海国際会議中心(上海国際コンベンションセンター)です。近未来をイメージさせるこの街のデザインの中でも、特にインパクトのある部分です。
子供の頃に図鑑や絵本で見た「21世紀の都市」の想像図。ここではその姿を想像ではなく現実のものとして観ることができます。
写真:渡部 洋一
地図を見る東方明珠電視塔のライトアップのバリエーションは、日によって、時間によって変わります。日程に余裕があれば、何度か通って自分のお気に入りのライトアップパターンを探してみてください。
お金に余裕があれば、黄浦江を優雅に進む遊覧船に乗って観る夜景もまたロマンチックかもしれません。
写真:渡部 洋一
地図を見る「船長青年酒店」というゲストハウスの窓からの景色です。歴史を感じる建物の屋根の向こうに、上海の摩天楼が見えます。発展著しい上海ですが、昔ながらの古き良き上海も今ならまだ多く残っています。古いものと新しいもの、その両方を一度に見て比較することができる、それもまた現代の上海の魅力かもしれません。上海の全てが新しいもので上書きされてしまう前に、目に焼き付けておきたい上海の姿です。
中国を含め、アジアは今、激変の時代です。今回ご紹介した浦東エリアも、実は1990年代から開発が始まった、本当に新しい景観なのです。
元々湿地帯だったこのエリアに1990年、浦東開発プロジェクトが始動し、1994年の東方明珠電視塔の完成を皮切りに、次々と高層ビルが建設され、その開発は今も進行中です。
想像を遥かに超えるスピードで発展する対岸を見続ける人々の気持ちとは、どのようなものなのでしょう?
近未来的なビルの林立する上海の浦東エリアは、今まさに激変の渦中にある中国を、アジアを、最も象徴するエリアと言えるかもしれません。そしてそこを訪れるということは、アジア激変の時代の目撃者になるということなのです。
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(2024/9/9更新)
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