「私の前世は日本人」という写真のオーナー洪銘鴻さんは、2000年に小さな炭焼きの焼き物屋台をオープン。その時はこんな大きなお店になるとは思っていなかったとのこと。地道に努力を続けた結果、その味が認められ、今や2階建ての立派なレストランになりました。お客さんは地元の方がほとんどなのですが、洪さんは、時々訪れる日本人の方々に、台湾のビールと併せて、おいしい焼き物や高雄の新鮮なシーフードなどを味わっていただきたいと話し、現在は日本語も一生懸命勉強中だそうです。
お店の外観です。外側にも席があります。
写真は一階の席です。
こちらで味わえるのは、名物の焼き物をはじめ、「菜脯蛋」などの台湾の家庭料理。「菜脯蛋」(120元)は、台湾の昔ながらの家庭料理で、干し大根を入れた卵焼きで、ご飯にもビールにも合う一品。そして、茎の中が空洞で栄養価の高い野菜「空心菜」(100元)やシャキシャキした食感が楽しめる山菜のオオタニワタリ「山蘇」(120元)などの野菜炒めもおすすめします。そして、生で食べられるサラダ筍「白醋筍」(120元)は、台湾マヨネーズに合ってさっぱりとした味です。ご飯類には、炒飯も。鮭チャーハン(90元)、エビチャーハン(80元)の二種類があります。
名物の焼き物は、外のショーケースでチェックして焼いてもらうこともできます。
ツバメコノシロの一夜干し(320元)や焼きサンマ(100元)などの焼き魚もおススメです!
店長のおすすめは、やっぱり串焼きの焼き物。写真の鶏の手羽「鹽酥小翅」(一本20元)は、焼きたてにレモンを搾って食べると、さっぱりした塩味でおつまみに最適。そして、「鹽烤蛤」(120元)は、高雄の新鮮なハマグリを塩で焼いたもの。この値段で8つも入っています!
そして、食後に是非味わってほしいという甘い炭焼き団子「碳烤麻糬」(60元)はもちもちしているだけでなく、まぶされたピーナッツと味がとても合ってスイーツ好きな女性にもおすすめ。デザートにぴったりです。
焼き物や炒めもののほかに煮込み料理も。牛バラ肉の醤油煮込みなどもあります。
ここには、台湾ソーセージ「香腸」や焼き揚げはんぺん「烤黒輪」など、まだまだご紹介しきれない台湾グルメの数々があります。値段もリーズナブルなので、気軽に台湾グルメを楽しめるお店です。そして、店頭のショーケースに並ぶ港町高雄の新鮮なシーフードも味わうことができます。
屋台などでは鮮度を心配される方も多いですが、魚をはじめ串焼きの材料が入っているショーケースは冷蔵庫になっているので、鮮度も落ちることなく、安心しておいしい料理を味わうことができます。
値段がついていない場合は、気軽に聞いてみてくださいね。
お店は高雄駅北側で駅からかなり離れた小さな通りにありますが、連日お客さんがたくさん。縦長の「阿鴻」と書かれた看板がありますが、よくみていないと通り過ぎてしまうこともあります。
お店の前にショーケースが出ているので、それを目印にしてください。おしゃれな居酒屋風の店内は、木の色とオレンジの照明であたたかみのある雰囲気。地元でも人気のお店なので、2階まで満席ということもあります。グループで行かれる時には予約した方が無難です。
「阿鴻」で、絶品台湾グルメの数々を是非味わってみてください。又、努力家でフレンドリーなオーナー、洪さんをみかけたら、是非話しかけてみてくださいね。台湾の旅が一層楽しくなること間違いなしです!
住所:高雄市三民区嫩江街 71号
電話:07-312-5027
営業時間:PM17:00〜AM01:00
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