写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る伯耆大山の夏山登山道「行者谷コース」のルート上にある「大山寺」「大神山神社」は車でも気軽に訪れることができる紅葉スポット。
大山寺は奈良時代に創建された天台宗の古刹で、朱塗りの本堂の美しさが有名です。大山寺から日本一の長さを誇る自然石の参道をぬけると「大神山神社奥宮」が見えてきます。全国最大級の壮大な権現造りの建物と紅葉のコントラストが美しく、多くの観光客が訪れます。写真のように階段の上から眺めると日本らしい秋の景色に出会えるはず。
さて、伯耆大山の荒々しい北壁はどこから見るかというと、大山寺近くを流れる佐陀川にかかる大山寺橋から見ることができます。手前に黄金色に輝くブナ林、そして奥には岩肌をむき出しにした荒々しい北壁があり、真正面から見る北壁は絶好の撮影ポイントになっています。河原にも降りることができるので、好きなアングルで撮影してみてください。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る大山寺から県道158号線を南下するとなだらかな草原が広がる桝水高原があります。ここは「伯耆富士」の別名にふさわしい「伯耆大山」の美しいスロープを見ることができる大山絶景スポット。
放牧された牛や牧歌的な風景が広がる大パノラマを満喫することができます。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る県道158号線を少し外れたところに「大山まきば みるくの里」があります。大山を眺めながら、アイス作り、乳搾り体験などさまざまなレジャーが楽しめる高原ファームです。
牧場といえば、牛乳ですよね。しぼりたての大山牛乳のほか、牛乳たっぷりのカフェオレ、一度飲んだら以外とハマるバナナミルクが濃厚で美味しい!
そして、濃厚牛乳ときたらやっぱりソフトクリーム!1日約5,000個も売り上げたこともあるというミルクの里のソフトクリームは生乳をたっぷり使った濃厚ソフトクリーム。芝生に座り、大山を眺めながら食べてみては?
【大山まきば みるくの里】
住所:伯耆町小林水無原2-11
営業時間:10:00-17:00(7・8月は20時まで)
牛乳:160円 ソフトクリーム:300円
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る県道158号線から45号線に入ると大山のシンボル「一ノ沢・二ノ沢・三ノ沢」があります。この辺りは日本屈指の規模を誇るブナ林が道路の両脇に広がり、紅葉の時期は黄金色に輝くブナの紅葉の中をドライブすることができるんです。
沢の入り口には車を停められるようなちょっとしたスペースがあるので、写真撮影をするときはそこに停めるといいでしょう。ただし、あまり広くはないので長居はせずに次の人に駐車スペースを譲ってくださいね。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る国道45号線をさらに進むと大山屈指の絶景スポットとして有名な「鍵掛峠展望台」に着きます。標高約800mに位置する鍵掛峠は大山を真近で感じることができ、車窓からの眺めも圧巻!しかし、せっかくなので展望台からゆっくり眺めてみましょう。
展望台からの眺めは、大山の岩肌とブナの原生林のコントラストが息をのむような美しさ。特に夕方にいくと太陽の光をあびて一層輝きを増します。
駐車スペースが20台しかないため、紅葉の時期は大変混雑します。展望台駐車場はここしかないので、2人以上で行く場合、駐車を待ちながら一人ずつ展望台に歩いていってみる方がいいでしょう。
大山は見る角度によってさまざまな顔を見せてくれます。荒々しい岩肌だったり、富士山のような美しいスロープを見せたり、真紅に染まるブナの原生林をまとい、彩りを加えたり・・・見る季節、見る角度によってこんなにも表情を変える山はなかなかないのではないでしょうか。
できればぐるっと大山を一周していろいろな顔をみてみてくださいね。
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(2025/1/18更新)
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