コロニア・デル・サクラメント(以下、コロニア)は、アルゼンチンのブエノスアイレスから高速フェリーで1時間程度というアクセスの良さです。ラプラタ川を渡ります。
そのため日帰りの観光客が多いのですが、コロニアが特に美しいのは夕方から夜にかけて。
せっかく南米まで行くのですから、ぜひ1泊で予定を立てましょう。
そして、日没の時間には川べりをゆっくりと散歩してみてください。
日没後もしばらくは明るさが残り、街路樹から建物までがピンクに染まって息をのむ美しさ。
泊まりの観光客が少ないので(日中も多くはありません)、静けさにも圧倒されます。
徐々に暗くなっていく街の中で、何にも邪魔されずに景色を堪能することができるでしょう。
夜になると、暗い黄緑の街灯が石畳と建物をぼんやりと照らし出します。
さりげなく停められた台車や鉄製の門扉の演出効果も高く、いつまでも眺めていたい美しさ。
この暗さでは手ブレするので、いい写真を残したい方は面倒でも三脚をお忘れなく。
夕方から夜にかけてが最高に美しいコロニアですが、日中の散策も癒されます。
カラフルでレトロな車がよく停まっていて、フォトジェニックなのも嬉しいポイント。
マヨール広場近くにある灯台に上って景色を見渡すのもおすすめです。
季節によっては暑さ寒さが厳しいですが、そんなときは博物館めぐりをどうぞ。
2日間有効で市内のミニ博物館7ヶ所と近郊1ヶ所の共通券があります。
どれも小規模ですが素敵な建物も多いですし、雑多なコレクション(音楽家の肖像画から昆虫の標本まで!)の市立博物館などはクスクス笑えて楽しいですよ。
旅行の記念にはお気に入りの雑貨を買って帰りたい!
マヨール広場から少し北にあるSantolinaは、そんな女子にぴったりの雑貨店です。
陶磁器や革製品、ステンドグラス、アクセサリーなどが所狭しと並んでいて、かわいいだけでなく使えるモノが揃っているのが魅力的。手工芸品なのでラインナップは時の運ですが、一目惚れするアイテムに出逢える可能性も大いに期待できるお店です。
写真は紙細工の本体にアンティーク風の金具と革ベルトを付けたショルダーバッグ。
南米とは言え安いものばかりではありませんが、コロニアの一点物を探してみてください。
また、市内のおみやげ店にはウルグアイ代表のネックストラップなどサッカーグッズもありますので、サッカー好きにとってもおみやげ探しは楽しいこと間違いなしです。
【Santolina】Paseo de San Antonio 138(水曜定休)
人も少なく静謐で、南米旅行の疲れをそっと癒してくれる街、コロニア。
ブエノスアイレスまで行く方は、ぜひ行ってみてくださいね。
ちなみに押さえておきたいグルメは牛肉とウイスキー。
「アルゼンチンの牛よりずっとうまいだろ!」とウルグアイ人が自慢する牛肉のアサード(焼肉)は滞在中に食べておきましょう。旨味のある赤身肉で、もちろんステーキでもOK!
そしてウイスキーは、日本で飲む上品な風味に慣れているとギョッとする荒々しさです。
昔のカウボーイたちに想いを馳せながら、野性味あふれる味をロックで堪能してください。
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(2024/10/13更新)
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