写真:猫乃 みいこ
地図を見る台湾への個人旅行が決まったら、どこに行こうか考えますよね。台北?高雄?うーん、どちらも行きたいし、台中や台南にも行ってみたい。という方におすすめしたいのが、台湾新幹線に3日間乗り放題の「高鐵パス」です。
現地で購入するには、特定の旅行会社のみの取り扱いで、わざわざ出向かなくてはいけませんので、旅行が決まったら日本からパスへの引換証を、予約・購入することをおすすめします。台湾に着いて使用する際に、引換証を台湾高鐵駅の窓口にパスポートと共に提示して、写真の「高鐵パス」に交換してくださいね。引換証との交換から改札の出入りまで、常にパスポートの原本が必要ですので、パスポートの持参をお忘れなく。
高鐵パスは、外国人専用の特別パスとして設定されていますので、台湾人のお友達と一緒には使えませんので、注意してくださいね。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る高鐵パスに交換したら、次に何時の電車でどこに行くか、ですよね。高鐵パスは、普通車自由席ならそのパスのまま乗れますので、改札に向かってください。ですが、新幹線の指定席を取るのは、3日間何度でも無料ですから、指定席を取ることをおすすめします。
でも中国語できないし、日本語や英語は通じるの?とご心配ですよね。いえいえ、何の心配もいりません。なぜなら台湾は漢字の国!例えば、台北から高雄に行く場合には、メモに「台北→高雄 10:10 指定席×2」などと書けばOK。高雄の新幹線駅は「左營」ですので、その駅を書けばかなりの高鐵ツウですよ。
指定時間は、10分ほど余裕を持って申し出てくださいね。まず、窓口のお姉さんが、時間や行き先をディスプレイに表示させて、これで良いか、と確認してきます。表示を見て、間違いなければ「OK」と言います。指定席が取れたら、高鐵パスに手書きで指定席の座席番号まで書き入れてくれるので、そこまでの所要時間は早くて3分、丁寧なお姉さんなら5分はかかるとみておきましょう。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る乗る新幹線が決まって、指定席が無事に取れたら、改札にGO!台湾の改札は自動改札になっていますが、高鐵パスは自動改札では通れません。
係員のいる改札で、高鐵パスとパスポートを毎回提示し、ヨシとなったら、車いすが通る改札を開けてもらって出入りします。
ここまでで、パスポートはOKですので、大切にバッグに仕舞いましょう。
新幹線は、12両編成で、1〜9号車が指定席、10〜12号車が自由席です。外観は白地にオレンジのライン、形はどこかで見たような?さあ、いよいよ新幹線に乗り込みます。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る車内は、2列シートと3列シートが並んでいます。この辺で、んっ日本と同じ?と気づくはずです。それもそのはず、日本の新幹線の技術と車両をそのまま持ってきたのが台湾新幹線なのです。
700系の「のぞみ」の車両を改良したものが使われています。
海外の電車、しかも新幹線に乗るというと少し緊張しそうですが、こちらの車両はなじみのある新幹線、ということでリラックスして旅を続けられますね。
台湾新幹線の最高速度は、時速300kmとのこと。実際に車内にある電光掲示板には、298kmという表示が出ましたよ。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る新幹線の車窓からは、田園地区や工業地区や自然の景観など、さまざまな景色が楽しめます。新幹線で訪れることのできる、魅力的な台湾の観光地をご紹介しますね。
☆「台北」言わずと知れた台湾の首都。台湾の懐かしさを感じる部分と、近代的なビルが並ぶ新しい部分が同時に味わえる都市。ショッピングやミュージアムも魅力的です。
☆「台中」台北、高雄に続く台湾第3の都市。台湾の茶芸館ブームを生んだ喫茶文化発祥の地です。モダンなカフェ巡りを楽しんでくださいね。
☆「台南」台湾の京都といわれる古都。歴史的建造物巡りや、食文化の発祥の地として、グルメ巡りが楽しめます。写真は、台湾の城としては初の西洋式の建造物である「安平古堡」。
☆「高雄」台湾第2の都市。風情のある港でありながら、高層ビルが建ち並ぶ国際貿易都市として、美しい景観と海鮮グルメを楽しんでくださいね。
台北以外の都市では、新幹線の駅と在来線の駅が在来線で20〜30分ほど離れています。新幹線の駅から街中へのシャトルバスもありますが、シャトルバスの運行が30分置きの時などは、電車で行くほうが早い場合もありますのでご注意くださいね。
日本で鉄道に乗るのが大好きな鉄分の多い方や、鉄道にはそんなに興味がないけど、台湾の観光のお供におもしろそうと思った方など、すべての方が楽しめる台湾鉄道旅をご堪能くださいね。
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(2024/9/16更新)
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