宮古島で2つの海をまっぷたつ!?眺望が美しい東平安名崎

宮古島で2つの海をまっぷたつ!?眺望が美しい東平安名崎

更新日:2018/10/26 14:34

宮古島の南部には、オススメしたい2大景勝地があります。それは、「与那覇前浜ビーチ」と「東平安名崎(ひがしへんなさき)」です。与那覇前浜ビーチは、以前この「LINEトラベルjp 旅行ガイド」の別の記事で紹介しましたので、今回はもう1つの「東平安名崎」を紹介します。

崖上から透き通った海の珊瑚が見える岬

崖上から透き通った海の珊瑚が見える岬
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東平安名崎は、宮古島の最東端にあり、日本都市公園百景のひとつにも選ばれています。

岬の右手(南側)に太平洋、そして左手(北側)には東シナ海と、東平安名崎は、まるで2つの海をまっぷたつに隔てているかのような長さ約2kmの岬です。先頭には平安名崎灯台があり、岬自体は平坦なのですが、左右は断崖絶壁になっています。

潮の満ち引きでコバルトブルーの海が様々な表情を見せてくれるので、時間があればいろいろなタイミングでいかれると面白いと思いますよ。干潮の際に顔を出した広大な珊瑚の姿も、他のエリアではなかなか見られない光景です。

この素敵な絶景にも大災害のつめ跡が

上の写真の左上でもお分かりになると思いますが、大きな岩のような塊がゴロゴロ。

近くに行ってよくみると、大小様々なこんな感じの岩がたくさんあるのですが、実は1771年におきた「明和の大津波」のつめ跡らしく、どこからか運ばれてきたのだとか。引き金となったM7.4の大地震は、石垣島を中心に周辺の島々と人々に多大なる被害をもたらしたようです。

この素敵な絶景にも大災害のつめ跡が
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青い空と海に映える真っ白な灯台

青い空と海に映える真っ白な灯台
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岬の先端にそびえたつのが、高さ24mの真っ白な平安名崎灯台。シンプルな形の灯台ですが、約100段ある階段で展望台まで上がると、宮古島の素敵な風景をほぼ360度の大パノラマで見渡すことができます。

また、まるく尖った岬の先端に行くと、すぐ目の前が断崖絶壁で海に面しているので、自分があたかも巨大な船に乗って航海しているような気分も体感できます。

駐車場から灯台までは約500mで歩いて10分ほど。道路は平坦で整備されていますので、比較的歩きやすいと思います。

■平安名崎灯台
営業時間:9時〜16時半頃
料金:大人150円、小人20円(小学生まで)

四季折々の草花も楽しみたい散歩道

四季折々の草花も楽しみたい散歩道
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灯台まで向かう途中、道端に咲いた草花にも目を向けてください。とてもきれいで、散歩の道中が楽しくなります。春には一面にテッポウユリが咲き乱れたりと、四季折々の草花を楽しむことができます。

また、駐車場と灯台間を走る「灯八(とうや)」という人力車があります。ご興味のある方は使ってみてはどうでしょう?

■灯八
片道:1000円、往復2000円(2人/台)

地元にも人気の丸吉食堂

地元にも人気の丸吉食堂
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東平安名崎や与那覇前浜ビーチに足を延ばした際に、ぜひ訪れて欲しいのが「丸吉食堂」です。どちらからでも、約20分で到着できます。

道路拡張工事のために改装されてキレイな店構えになったものの、昔から地元の方にも親しまれている宮古そばのお店です。にんにくがきいたパンチあるスープがやみつきに。こちらは、お店人気NO.1のソーキそばですが、本来のシンプルな宮古そばは、トッピングのかまぼこ等が麺の下に隠されているんですよ。見た目は麺しかない感じ、おもしろくないですか!?「あっ、かまぼこ見っけ!」みたいな。

こちらのお店では、黒糖のアイスキャンディーを食後にいただけます。これがまたうれしいんですよね。

きれいな景色を楽しんで、お腹もこれで満腹。
宮古島南部のゴールデンコース、ぜひ楽しんでみて下さい!

■丸吉食堂
住所:宮古島市城辺字砂川975
電話:0980−77−4211
営業時間:10時半〜18時(夏季20時頃まで)
定休日:不定休
駐車場有

※「与那覇前浜ビーチ」についての記事は、下記MEMO欄の『「んみゃーち」宮古島 本当に訪れて欲しい素敵な風景』をご覧下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。

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