もはや秋葉原は、パソコンとメイドとAKB48だけの街ではない。グルメの街へと変貌を遂げつつある。
元号が平成になってしばらくは、秋葉原にはあまり飯屋が存在せず、あっても「お腹が空きすぎて仕方なく・・」みたいなノリで入るところがほとんどであった。しかし、ここ最近では、今回紹介の牛かつ屋を含め、選びきれないほど美味い店が乱立している。
秋葉原の電気街ど真ん中にある「壱弐参」は、わずか60秒で揚げ終わる、超絶レアな牛カツが売りのお店。菌が心配な豚カツは、中までしっかり火を通すのが通例だが、牛カツならばレアを楽しめる。
店内はカウンター5席にテーブル席3つ。平日13時を過ぎてなお、満席なこともしばしば。もし満席でも客の回転が早いから、それほど待たずにありつける。
牛かつにポテサラとキャベツ、赤味噌の味噌汁に丼いっぱいの麦飯がセットになって1200円。
メニューはシンプルで、こちらの1200円のセットか、もしくはプラス100円でトロロご飯にするかを選ぶだけ。ご飯は1杯までおかわり無料。
一般的な豚カツに比べ、やや小ぶりの牛カツ。
カラッと揚がった黄金色の衣を、ころんと横倒しにしてみよう。
断面は、目が冴えるような美しいピンク色。レアもレア、暴力的なまでに鮮やかなピンクだ。
薄い衣に包まれた、外周ほんの数ミリに熱が通っているだけで、肉の中枢ほぼ全てがレアの状態である。
スタッフさんの「食べ方はご存知ですか?はじめてですか?」の問いかけにうなづけば、牛カツの美味しい食べ方を教えてもらえる。「わさびを乗せ、醤油につけて食べるも良し」「山かけにつけ、食べるも良し」とのこと。
食感は、ほぼレアステーキである。肉は新鮮で甘味があり、ひと噛みふた噛み、軽く噛むだけで溶けてしまう。肉の柔らかさと、衣のサクサクとしたクリスピー感がいい組合せだ。
■「壱弐参」の情報■
アクセス:秋葉原駅から徒歩5分
住所:東京都千代田区外神田3-8-17 渡辺ビル B1F
営業時間:平日11:00〜21:00、土日祝日11:00〜20:30
定休日:なし
メイド喫茶やアニメショップなど秋葉原を1日堪能して、お腹が空いたのなら、ここ「牛カツ壱弐参」で栄養補給してみてはいかがでしょうか。いままで味わったことのない甘いカツをお楽しみいただけることでしょう。
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