小樽市鰊御殿「旧田中福松邸」は岬の上に!祝津の古民家を訪ねよう

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小樽市鰊御殿「旧田中福松邸」は岬の上に!祝津の古民家を訪ねよう

小樽市鰊御殿「旧田中福松邸」は岬の上に!祝津の古民家を訪ねよう

更新日:2017/10/21 09:26

岡田 学のプロフィール写真 岡田 学 ローカル線好きの旅ブロガー

小樽市の祝津にある観光スポットとしてはおたる水族館が有名ですが、その近くの岬の上に、かつて鰊業(にしんぎょう)で栄えた網元の古民家があります。

その名称は「小樽市鰊御殿(おたるしにしんごでん)」。昔から「旧田中福松邸」と呼ばれていた建物で、中では当時の生活に関する様々な展示がされています。

今回は、この小樽市鰊御殿について紹介いたします!

祝津海岸の岬の上に建っている、貫禄ある小樽市鰊御殿

祝津海岸の岬の上に建っている、貫禄ある小樽市鰊御殿

写真:岡田 学

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小樽市鰊御殿へは、小樽駅前ターミナルから水族館行きのバスが出ていますので、そちらに乗って来ることが出来ます。自家用車で訪れる場合は、岬の麓(ふもと)に駐車場がありますので、そこに車を停めるといいでしょう。

今では岬の上に建っているこの鰊御殿ですが、元々は積丹半島(しゃこたんはんとう)の西海岸にある泊村(とまりむら)にあった建物。明治30年に建築され、昭和33年に現在の場所へと移築されました。

麓から見上げた鰊御殿は、まさに古い建造物特有の貫禄を備えています。歴史を感じずにはいられません。

写真からわかる、当時の鰊業の繁栄ぶり

写真からわかる、当時の鰊業の繁栄ぶり

写真:岡田 学

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小樽市鰊御殿の中には、当時の鰊業に関する写真が展示されてます。そこには浜辺に打ち上げられた大量の鰊、廊下に入りきらない鰊が写っており、その大魚ぶりは思わず目が釘付けになるほど。

他にも、漁場に出る多くの漁船、年配の女性たちが数ノ子や白子を撮り出してる様子など、鰊業が全盛期であったころの様子が伺えます。

写真以外の展示では、当時の人達の生活用具や、鰊業に使われていた道具など。道具の展示以外では、雇われていた漁父たちの寝室や、使用人部屋などを見ることが可能です。

昔の衣装を着て記念撮影することが可能

昔の衣装を着て記念撮影することが可能

写真:岡田 学

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資料展示の他、1階の大部分を占めるのは、集会が開けそうな畳の大広間。そこの壁際を見渡してみると、襖(ふすま)の手前に昔の衣装があるのを見つけられます。

この衣装ですが、実は着用して記念写真を撮ることが可能なんです。昔の格好をして、当時の人の気分を味わってみると楽しいのではないでしょうか。

記念写真を撮りたい方は、小樽市鰊御殿の係員の方に話しかけましょう。記念撮影自体は無料なので、気軽にお試しください。

ホッと一息つける、小樽市鰊御殿の2階畳部屋

ホッと一息つける、小樽市鰊御殿の2階畳部屋

写真:岡田 学

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1階だけでなく、2階にも畳部屋があります。1階の大広間に比べると面積は少ないですが、どちらかというと、こちらのほうが気楽にくつろげる空間となっています。

趣ある畳部屋の窓の外に広がる、祝津の青い海。壁にもたれかかりながら窓の外をぼんやり眺めていると、思わずうたた寝することに。涼しい日には気持ちのよい風が入ってきて、ますますホッとしてしまいます。

日々の疲れを癒やすに、小樽市鰊御殿の2階畳部屋はもってこいの空間ですね。

小樽市鰊御殿のある岬は、まさに展望スポット

小樽市鰊御殿のある岬は、まさに展望スポット

写真:岡田 学

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畳部屋からゆったりと海を眺めるのもいいですが、岬の先端からだと、当たり一面の海を広く見渡すことが可能。さりげなく眺めのいい展望スポットです。

小樽方面の海岸線はもちろんのこと、この岬は東の方角を向いているため、視界の遠く先には対岸が見えます。石狩から増毛へとかなり広い範囲の海岸線で、海の水平線を見るのとはまた違った感慨が湧いてくるでしょう。

小樽市鰊御殿は、鰊業の展示やくつろぎ空間など魅力たっぷりの古民家です!

鰊業が盛んであった当時の様子について知ることが出来て、また畳部屋でゆったりくつろげるなど、小樽市鰊御殿には味わい深い魅力があります。さらには、岬からの景色を堪能できるなど、楽しむポイントが多くある場所です。

今回紹介した鰊御殿の他にも、祝津地区には「小樽貴賓館(旧青山別邸)」や「群来陣(旧白鳥家番屋)」がありますので、そちらの方も訪れてみるといいでしょう。

<小樽市鰊御殿の基本情報>
住所:北海道小樽市祝津3丁目228
電話番号:0134-22-1038
営業時間:9時00分〜17時00分
入館料:大人300円、高校生150円、中学生以下無料(個人)
(20人以上の団体割引あり、障がい者の方とその介護者の方は無料)
開館期間:4月上旬〜11月下旬
アクセス:JR小樽駅から中央バス「おたる水族館」利用。終点で下車後、徒歩5分

2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/08 訪問

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