写真:中島 誠子
地図を見る1988に開園した「まちだリス」園は、リスや小動物と触れ合える小さな動物園。たくさんのリスがいるので、リス好きにはたまらない場所です。あまり広く知られていないリス園ですが、休日には1日1,000人以上も訪れる人気のスポットなのです。
入口を入ってまず出迎えてくれるのは、「アメリカアカリス」。世界でもっとも騒々しいリスと言われ、いつも走りまわって縄張り争いをしていますが、見た目はとってもキュート。エサを食べる姿がとてもかわいいので、まずはここで観察しましょう。
そして、まちだリス園の最大の見どころ「放し飼い広場」へと向かいます。ここは外周200mの広場に約200匹のリスが放し飼いにされている広場。広場の中には近くの小学生が作った色とりどりの巣箱が並べられ、まるでおとぎの国のような雰囲気です。
この広場では、エサを直接リスにあげることができます。(ひまわりの種/1袋100円)エサを持っていると次々と集まってくるリスたちに、子供はもちろん、大人も興奮!楽しくて、エサ1袋では物足りなく、5〜6袋買ってしまうほどです。
そして、なぜか同じ広場にいるケズメリクガメ2匹にもご注目を。名前はサチコとジュンコ。どちらも体重60キロもあり、小さな子供であれば乗って歩けそうなほど巨大です。広場に現れると、子供たちが集まる人気者で、顔以外は触ってもOK。ゴジラのような足はブヨブヨしていて気持ちいいですよ。のそ〜っとしていますが、思ったより歩くのが早く、今足元にいたと思えばいつの間にか遠くに移動しています。
写真:中島 誠子
地図を見る放し飼い広場には、約200匹のリスがいますが、そのリスの種類はタイワンリスです。リスと言えば、シマリスを想像する方が多いと思いますが、タイワンリスは少し体が大きく、比較的人に慣れています。
エサを持っているとエサ目掛けてわさわさと集まってきます。エサちょうだいと手に乗ってきたり、手を伸ばしてこちらを見つめてきたり・・・。その愛くるしい姿がなんともかわいく、癒されます。ただ、動物なので、手を噛まれてしまう恐れがあります。エサをあげるときは必ず、手袋(ミトン)を付けてくださいね。ミトンはエサを購入するところで借りられます。
また、リスは朝と夕方が活動的なため、その時間帯はリスが飛びついてきたり、背中や肩に乗ってきたりする場合がありますので、ご注意ください。特にお客さんの少ない日はリスが集中して集まってきます。わ〜っと集まってくるリスたちを体験したい方は、平日の朝と夕方がオススメですが、穏やかなリスと戯れたい方は、土日祝の11〜15時頃がオススメです。
エサに満足したリスたちは、巣箱の中から外を覗いていたり、お昼寝したり自由きままに過ごしています。たまにそんなところで寝てしまうの?と思うほど、人目をはばからず、どてっと寝そべっているリスがいます。まんぷくで気持ち良く寝ているのでしょうか。その姿も微笑ましく、癒されます。
写真:中島 誠子
地図を見る放し飼い広場にいるリスはほとんどがタイワンリスですが、3匹だけシマリスがいます。3匹だけなので、見つけられたらラッキー!比較的広場の上の方にいることが多いので、見つけてみてくださいね。
シマリスはとても小さく、美人さんです。あまり人に慣れていないので、近づくと逃げてしまうこともあるのですが、エサ欲しさにリスから来てくれる時もあります。食べるのが止まらないな・・・と思っていると、どんどんほっぺたがパンパンに(笑)ほっぺたにエサを溜めているようですが、そのパンパンなほっぺにほっこり癒されます。
提供元:まちだリス園
http://www.machida-risuen.com/放し飼い広場以外に、園内には冒頭でご紹介したアカリス、キタリス、ニホンリスがいます。
中でも一番かわいいリスが「キタリス」。絵本「ピーターラビット」に出てくるリスのモデルとなったリスで、ウサギのように長い耳が特徴です。あまり動物園でも見かけない珍しいリスなんですよ。
時期によっては、巣箱の中に隠れて出てこない時もありますが、出てくると好奇心旺盛で走り回ったり、カメラに近寄ってきたりします。特にエサを食べる時は必見です。耳をぴょんと立てて、モグモグとエサを食べる姿はとてもかわいい。ずっと見ていても飽きません♪
もしリスが見えない場合は、飼育員さんにいつ頃出てくるのか聞いてみましょう。
写真:中島 誠子
地図を見る園内には柵に囲われたウサギ、モルモット、カメ等がいて、自由にエサをあげることができます。(野菜/1皿100円)
約150匹いるモルモットスペースは、エサを求めるモルモットがぎっしり集まり、辺り一面モフモフ♪エサを持っていると、ちょうだいちょうだい!と柵から手や口を出すモルモットたちがたくさん。その顔がかわいくて、何皿もあげたくなってしまう気分になります。
エサやりだけではなく、動物ともっと触れ合いたい!という方は、「ふれあいコーナー」へ。ウサギやモルモットを抱っこすることができます。(抱っこする方は大人も子供も1人100円、付き添いの方は無料)
※8歳以下のお子様はウサギは抱っこできず、モルモットのみとなります。
ふれあいコーナーの係員さんは、全員動物セラピーの講習を受けているベテランスタッフ。係員さんが手を添えて抱っこさせてくれるので、安心してくださいね。モフモフのモルモット、ウサギに心から癒してもらえます。
<ふれあいコーナーオープン日時>
土曜日・日曜日・祝日(12月はお休み)
10:30〜12:00、13:00〜15:00
いかがでしたでしょうか。癒されポイント、数え切れないほどありましたね。リス好き、小動物好きにはたまらないスポットです。子供連れの家族が多いのですが、デートスポットとしても人気なんですよ♪
入園料は大人(中学生以上)400円、子供(3歳〜小学生)200円、子供(3歳未満)無料。すごく癒されて、すごく楽しめるのにこの入園料は嬉しいですね。
※他、団体割引<20人以上>、65歳以上、障がい者割引あり
園内はお食事の販売はありませんので、ご注意ください。お土産ショップでは、たくさんの動物のぬいぐるみの他、まちだリス園オリジナルぬいぐるみ販売もされています。かわいいお土産を見つけてみてくださいね♪
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(2024/4/19更新)
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