モロッコの「バラの谷」でバラ製品をショッピング三昧!

モロッコの「バラの谷」でバラ製品をショッピング三昧!

更新日:2014/09/19 10:40

小林 理沙のプロフィール写真 小林 理沙 日本語教師、翻訳家
世界4大バラ生産地のひとつがモロッコの「バラの谷」(La Vallée des Roses)と呼ばれるケアラ・ムゴナ(Kelâat M’Gouna)という小さな村です。バラを栽培し、花びらからエッセンシャルオイルを抽出し、それをもとに化粧品を作っています。静かな村でゆっくりとセレブのように高級なバラ製品の買い物が楽しめます。

ケアラ・ムゴナには陸路で移動

ケアラ・ムゴナには陸路で移動

写真:小林 理沙

ケアラ・ムゴナはモロッコの大都市マラケシュから330km、「アラビアのローレンス」や「スターウォーズ」や「グラディエーター」などの映画の撮影場所となったサハラ砂漠の都市ワルザザードから100km離れたところにあります。ワルザザードからケアラ・ムゴナ方面の道路はとてもコンディションがよいため、バスやタクシーなど車の移動も快適に過ごすことができます。

バラ色の村?バラの香りの村?

バラ色の村?バラの香りの村?

写真:小林 理沙

バラの花びらの収穫期は5月中の2週間と大変短く、その間にケアラを訪れるチャンスがあればバラの香りに包まれる村や静かな村がにぎやかになるお祭りを体験できますが、そうでなくてもバラ製品にその生花の時と同様の香りをかぐことができます。

ケアラの村の建物はたいていピンクがかったレンガで作られているのですが、村のあちこちに点在するバラ製品を売るお店にはバラの絵が描かれたピンクの看板が出ており乙女心を盛り上げることでしょう。

絶対喜ばれること間違いなしのバラ製品ですから男性もご自宅用はもちろんお土産にされることをお勧めします。

バラ製品の色に目がチカチカ

バラ製品の色に目がチカチカ

写真:小林 理沙

お店の商品棚で気になるのはきっと蛍光ピンク系の色でしょう。ケアラの村人は食器洗剤からハンドソープなどこのドピンクの液体を日常的に使っています。

たいていの日本人はこの色は肌に付けるには抵抗があるかと思いますが、はるばるケアラまで行って蛍光ピンク色の液体しかなかったらという心配はご無用です。コスメティック製品は無色透明がふつうですので。

納得のバラのコスメティック天国

納得のバラのコスメティック天国

写真:小林 理沙

ケアラ・ムゴナ村にはフランスを始め高級香水ブランドがバラの香料を買い求めに向かうほどですから品質はお墨付き。

バラの成分は効能が云々と聞いても、やはり肌に付けるものですから香りは購入の決め手となる大事な要素ですね。ケアラの香料が取れる主なバラはダマスクローズと言い、新鮮な香りが最大の特徴です。昔の化粧品のようなパウダリーな香りではなく、あくまでバラが咲き乱れている庭にいるかのようなフレッシュな香りのため、香りに酔う傾向のある方にも使いやすい自然派です。

ローズウォーター(化粧水、飲料可のものも有り)もいつでも使えて便利です。近年大人気のオイル美容ですがローズオイルも浸透力が高くベタつきませんし、潤いが長持ちするので普段使いにもマッサージオイルとして使ってもいいですね。さわやかなバラの香りに癒されますよ。

終わりに

モロッコと言えば値引き交渉をするイメージがある方もいらっしゃるかも知れませんが、モロッコでも場所によっては定価のある場合も多く、ケアラのバラ製品に至ってはふつうは定価があり現地人も値引き交渉をせずに買います。気になる定価でのお値段も、大変お財布に優しいです。

高品質なバラ製品を買いにわざわざ行く甲斐が十二分にあるケアラ・ムゴナ村をご紹介させていただきました。

掲載内容は執筆時点のものです。

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