写真:盛 千夏
地図を見るクリスマスツリーや、美しくデコレーションされたショーウィンドーを眺めながらの街歩きが楽しい、バレンシアのクリスマス。
中でも一番人気は、バレンシアの市庁舎広場(Plaza del Ayuntamiento、プラサ・デル・アジュンタミエント)の巨大クリスマスツリー。
高さ15メートルはあろうかというツリーは、毎年趣向を凝らしたものが設置され、市庁舎と広場を彩るイルミネーションとともに、クリスマス時期に一番人気の撮影スポットとなります。
バレンシアは治安が良い町なので、日が落ちてからご自慢のカメラでベストショットを狙ってみて下さいね。
市庁舎以外では、スペイン語でモデルニスモと呼ばれる、19世紀後半から20世紀初頭にかけてヨーロッパ中で大流行した、アール・ヌーボー建築が美しい、コロン市場(Mercado Colón、メルカド・コロン)にも大きなツリーが設置され、こちらも見応え十分です。
皆さんはベレン(Belén)をご存知ですか?
ベレンとは、スペイン語でイエス・キリスト生誕の地「ベツレヘム」です。
そして、クリスマス時期にスペインでベレンと言えば、イエス・キリスト生誕時の馬小屋風景をフィギュアで表現したクリスマスデコレーションの事です。
スペイン独特の風習ベレンは、実はスペイン人にとってはクリスマスツリーよりも大事で、まさにクリスマスの風物詩なのです。
バレンシアの中央市場(Mercado Central、メルカド・セントラル)と、ショッピングセンター「ガレリア・ホルヘ・フアン(GALERÍA JORGE JUAN)」のベレンは毎年規模も大きく、ベツレヘムの町の様子まで細かく再現したジオラマが秀逸です。
ベレンは大きいものだけではなく、陶器で出来た手乗りサイズもあり、お土産にもオススメです。
写真:盛 千夏
地図を見るクリスマスや大晦日はお店やレストランが開いているのか不安、と思うかもしれませんが、スペインでは12月24日の午前中は通常営業のお店が殆ど。
クリスマスイブの夜と翌日25日のクリスマスランチが、家族で過ごす一年で一番大事な日となります。
家族との団欒の日ですが、ホテルのレストランや街の中心部のレストランであれば、ちゃんと営業しているのでご安心を。
せっかくのクリスマスですから、思い切ってホテルのレストランでスペインの伝統的なクリスマスディナーを楽しんではいかがでしょう? ステキなジャケットやワンピースなどでおめかししてお出かけ下さい。
大晦日は恋人とロマンチックに、あるいは友達とパーティをして過ごすスペイン人が多く、レストランやバルはかなりの確率でオープンしています。大抵のレストランでは、12時の鐘に合わせて食べるぶどうの用意もしてあります。周りのスペイン人と一緒にぶどうを12粒食べ、カバ(Cava)で新年を祝いましょう!
写真:盛 千夏
地図を見る数年前まで冬のセールは1月7日からスタートと決められていましたが、最近は各店舗が好きな時にセールを始めても良いという事になり、クリスマスシーズン辺りからポツポツ値引きが始まります。
バレンシアで買うべき物はズバリ「良質な革靴」。
バレンシア州はスペインでも有数の靴工房が多い場所で、他の都市に比べ靴がとても安いのです。
ブーツなどは日本と比べると本当にお値打ちに感じます。まだ余り知られていない、ステキなスペインの靴ブランドでお気に入りの靴を見つけて下さいね。
時間があればお目当ての物は先に試着しておくとベター。スペインでは返品や返金に柔軟に対応してくれるので、取り敢えず買って後で考える、というのもアリです。
ホワイトクリスマスは楽しめませんが、バレンシアは12月や1月でも、日中ならばコートがいらないぐらい暖かい日があり、野外にいることの多い観光も十分楽しめます。
ホテルなどもオフシーズンなので、ステキなホテルが思いがけずディスカウントをしている場合も。思い切って普段のホテルよりグレードアップするのも良いでしょう。
キリスト教の伝統がある国でのクリスマスは格別な雰囲気です。是非バレンシアでのクリスマス&年越しを楽しんで下さい!
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(2025/2/7更新)
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