写真:Eiichi Yoshioka
地図を見る石川県北部に位置する輪島市には、伝統工芸の輪島塗や、日本三大朝市の一つである輪島朝市など、能登半島を代表する名所や工芸品が数多く点在しています。2015年春放送のNHK連続テレビ小説『まれ』の撮影の舞台の一つにもなっていることから、国内外から多くの観光客が訪れています。
1,004枚の棚田によって幾何学模様を描く白米千枚田は、世界農業遺産「能登の里山里海」を象徴する景勝地として輪島市の人気観光スポット♪一年を通して眺めを楽しむことができ、能登の美しい景観を満喫することができます。
写真:Eiichi Yoshioka
地図を見る白米千枚田では、10月から3月の約半年間、壮大なイルミネーションイベント『あぜのきらめき』を開催します!(開催期間は毎年異なるので、HPでご確認ください)
期間中は、畦道には「ペットボタル」と呼ばれる太陽光発電LEDが配置され、棚田独特の美しい曲線を描き出します。日没後、普段は暗闇に包まれる棚田ですが、この期間はLEDのイルミネーションにより幻想的な空間へ♪とてもロマンチックな雰囲気なので、カップルに大人気です!
2011年から始まった『あぜのきらめき』は、年々規模を拡大し、2012年11月14日には「太陽光発電LEDの最大のディスプレイ」としてギネス世界記録に挑戦。太陽光発電LED20,461個の点灯が確認され、めでたく認定されました。そして2013年以降は、21,000個にまで拡充しています♪
写真:Eiichi Yoshioka
地図を見るイルミネーションは日中、太陽光パネルによって太陽の恵みをたっぷり貯め、日が暮れると貯めた光りによって約4時間点灯する仕組み。
日没後、辺りが暗くなるにつれて点灯していく瞬間は、とても幻想的です!少しずつ浮かび上がってくる光りに、あちこちで見物客からの感嘆の声が聞こえてきます。この感動の瞬間を味わいたい方は、日没前よりお越しください♪(時期によって日没時間が異なるので注意してください)
2012年まではピンク一色だったのですが、2013年からはピンク色に加え、黄色のLEDも点灯。約30分ごとにピンクから黄色に変色する瞬間も「あぜのきらめき」の見所の一つです♪
写真:Eiichi Yoshioka
地図を見る秋から冬にかけて開催される『あぜのきらめき』では、季節の移り変わりによる白米千枚田の景観の変化を見ることも楽しみ方の一つです。
特にオススメするのが、積雪により一面真っ白になった棚田で煌めくイルミネーションの光景。冬は豪雪地帯として知られる北陸地方ですが、白米千枚田は日本海に面しており、常に海上からの強い風を受けているためなかなか雪が積もることがありません。
しかし、積雪の気候条件が揃い、年に数回しか見られないという貴重な情景は感動もの!一面真っ白な棚田にLEDが映え、より一層ロマンチックな時間を過ごすことができるでしょう♪悪天候だからといって見物を諦めるのではなく、冬の悪天候の時しか見られない幻想的な景観もあるのです。
写真:Eiichi Yoshioka
地図を見るイベント初日、「ペットボタル」を棚田の畦道に配置していきます。配置する方々を「ほたる人」と呼び、地元の方のみならず、石川県内外からボランティアを募集しています。興味のある方は是非、あぜのきらめきのHPからご参加ください。
また、初日はオープニングイベントとして、輪島を代表する太鼓の団体による演舞を見ることができます。心にまで響く太鼓の音は迫力満点!お越しの際は是非ご覧ください!
その他、あぜのきらめき期間中、クリスマスや年明け、そしてバレンタインの時期にも特別イベントが開催されます。特にカップルの方にはオススメ!輪島温泉郷を利用してゆっくり輪島観光をお楽しみください。きっとロマンチックな時間を過ごすことができるでしょう♪
白米千枚田に隣接する「道の駅・千枚田ポケットパーク」は2013年に改修工事が行われ、駐車スペースが拡張されました。しかし、イベント期間中は混雑が予想されるので、「輪島マリンタウン」や「道の駅ふらっと訪夢」の駐車場をご利用し、シャトルバスでお越しになられることをオススメします。
また、冬の白米千枚田は日本海からの風が冷たく、かなり冷え込みます。防寒対策をしっかりと準備して、幻想的な空間をゆっくりと楽しみましょう♪
世界農業遺産を象徴する絶景棚田で行われる壮大なイルミネーション。能登へお越しの際は、感動を味わいに是非お立ち寄りください♪
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(2023/12/8更新)
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