ぬくもりの湯とアートに囲まれほっこりと宮城・遠刈田温泉

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ぬくもりの湯とアートに囲まれほっこりと宮城・遠刈田温泉

ぬくもりの湯とアートに囲まれほっこりと宮城・遠刈田温泉

更新日:2014/09/29 16:45

たまや 瑞のプロフィール写真 たまや 瑞 セラピスト

蔵王連峰に抱かれた自然豊かな遠刈田(とおがった)温泉。400年を超す歴史ある温泉は今も、人々の身体を癒し続けています。ここは、雪の回廊が見られる蔵王エコーラインや伝統こけしの里として有名です。そして近年、美術館やアトリエが増えて、この町の味わい深さが増しました。今回は、ふらっと散歩気分で楽しめる、心地よい空間をご紹介します。

蔵王の四季おりおりを楽しむならここ!

蔵王の四季おりおりを楽しむならここ!

写真:たまや 瑞

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宮城蔵王の山麓を流れる松川。町の中心部から歩いてすぐの、川の上にかけられた「遠刈田大橋」。可愛い大きなこけしが出迎えてくれる、通称”こけし橋”から眺める風景は絶景です。春は山頂の残雪と新緑の取り合わせの妙を。夏は川のせせらぎに耳を傾け、秋には蔵王から麓までの紅葉のグラデーションを楽しむ。そして冬は一面の雪景色。山の頂上から裾野に向かって、自然がおりなす四季の移ろいを余すことなく見ることができます。また、橋の北側に散策路があるので、河原におりてゆっくりと、その眺めを満喫してみてください。蔵王を下から眺めるのも、また乙なものですよ。

遠刈田の温泉は旅人を癒せる湯

遠刈田の温泉は旅人を癒せる湯

写真:たまや 瑞

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遠刈田温泉は小さな温泉町。昔から温泉の効能がよく、湯治場として栄えていました。温泉はナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉でしょっぱくて茶褐色。一度、温まると湯冷めしないのも特徴で、皮膚病や神経痛にはたいそう効き目がありますよ。
現在も、気軽に立ち寄れる共同浴場が2つと、大小15の旅館やホテルが点在しています。それぞれの旅館の持ち味があり、泊まる側の選ぶ楽しみも広がります。

今回、訪れたのは「旬菜湯宿 大忠」(しゅんさいゆやど だいちゅう)。こちらの旅館の湯は68℃の源泉に一滴の水を加えることなく、加温することもなく、旅館の方の努力によって、お湯の温度がお客様に丁度よいように守られているのです。そのお湯はまさに疲れた体には適温で、固まっていた心や体が解きほぐれていくのがわかります。写真のお風呂は大正時代のステンドグラスを使用し、通り抜ける光が温泉の湯けむりと相成って、幻想的な温泉を楽しめます。お湯につかるのが、こんなに素敵な時間なのだと心底思わせるお宿です。

旬菜湯宿 大忠 
遠刈田温泉旭町1
電話:0224-34-2306

蔵王の豊かな恵みを形に表す陶芸作家夫妻

蔵王の豊かな恵みを形に表す陶芸作家夫妻

写真:たまや 瑞

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遠刈田には2軒の窯元があります。今回は、田舎の親戚の家に”こんにちは”と入って行く感覚で、気軽に立ち寄れる「陶アトリエ花*花」をご紹介。
中に入ると、ご夫婦の作品が所狭しと陳列されています。ご主人の作品は力強い自然を感じさせる作風。写真右端の白と赤の縞のお椀にご注目!赤い色は、何とりんごの木の灰から採れる釉薬を使って出てくる色だそうです。遠刈田は温泉ばかりでなく桃やりんごなどの果樹園もたくさんあるので、このような作品が生まれるのですね。
奥様の作品は、女性が手にしたい優しさと温もりのある作風。茶碗やお皿から、お雛様、陶器とは思えないアクセサリー等、幅広く作られています。奥様のお作りになった作品のセット物の一つを某大物歌手さんが一目ぼれでお買い上げになり、その残りの片方が、このアトリエの一角に飾ってあります。さあ、それはどれでしょうか!?答えは行ってみてからのお楽しみ!

こちらでは体験絵付けや陶アクセサリー作りもされていますので事前にHPでご確認の上、お出かけくださいませ。
また、ご主人は「元窯」という窯元を持っていらっしゃるので、陶芸体験をされたい方はそちらへどうぞ。

陶アトリエ花*花
遠刈田温泉旭町22 
10:00〜17:00 木曜日定休
電話:080−5564−1016

元窯工房
電話:0224ー26ー9530

芸術品に囲まれて、ゆったりとお茶を飲みながら落ち着いた時間をどうぞ

芸術品に囲まれて、ゆったりとお茶を飲みながら落ち着いた時間をどうぞ

写真:たまや 瑞

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温泉街からこけし橋を渡り800mほど行った所に、ギャラリーとカフェがコラボしたお店「ギャラリーカフェCrossRoad」があります。数寄屋造りの落ち着いた店内に入ると、格子の棚に整然と並べられた作家さんの作品が目の前に。こちらの左手が喫茶スペースで、週替わりランチと軽食、喫茶がいただけます。蔵王の自然の恵みを存分に取り入れたお料理は、惜しげもなく、作家さんの作品に盛り付けられて登場。もちろん、味はピカイチ!なので、ランチはすぐに売り切れになることも。是非、お試しください。(数に限りあり)
ギャラリースペースは写真の右手前奥にあり、芸術に浸りたい方は静かに鑑賞できます。畳敷きのギャラリーでは東北の工芸作家さんを中心に、その季節に合わせた展示をされています。陶芸だけではなく、絵画、織物、時にはコンサートまで、多種多様。展示物やカフェで使用されているお皿なども気に入ったら、購入できるのは嬉しい限り。また、遠刈田温泉周辺のアートな場所を教えていただけるので、お店の方に気軽にお尋ねください。

ギャラリーカフェCrossRoad
遠刈田温泉字新地西裏山18−2
10:00〜16:00  月・火曜日定休  駐車場有
電話0224−34−3939

ここで宮城のこけしが生まれた!

ここで宮城のこけしが生まれた!

写真:たまや 瑞

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日本三大こけしの里(宮城・鳴子、福島・土湯)のひとつである、遠刈田の「新地こけしの里」。ここは木地師と呼ばれる職人の集落です。木地師とは 轆轤(ろくろ)を使い、お椀やお盆など道具を作る職人さんのこと。その道具作りの合間に子供用玩具として作られたのが”こけし”。この地はそのこけし発祥の地とされおり、現在でも数軒の工房があります。近くには「みやぎ蔵王こけし館」もありますので、こけしに興味のある方は、足を運ばれてみるといいでしょう。木々と水路に囲まれた静かなこの場所。深呼吸をしながらのんびり、そぞろ歩き。旅の一コマにどうぞ。

温泉は人をやさしくする力があります。

蔵王観光にいらっしゃる方は、遠刈田温泉でゆっくりされることが少ないかもしれません。でも、こちらにはガイドブックには載らない素敵な場所がたくさんありますよ。まずは、無料の町営駐車場がありますので、そちらへお車を停めて、是非、散策されることをお薦めします。日本人が忘れた”素朴なやさしさ”がこの場所にはあります。ゆっくり歩いてみて感じ取ってくださいね。きっと、心も体もほっこりしますよ。

セラピスト たまや 瑞の*旅の薫香*
人の暖かさ、お湯の温もりと蔵王の自然に包まれた遠刈田温泉を精油でイメージすると

*オレンジ、フェンネル*
それぞれ1滴ずつ垂らしてディフュ―ザー等でお試しくださいませ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/15 訪問

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