紀伊半島にこんな神秘的な滝があった!古座川源流〜植魚の滝

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紀伊半島にこんな神秘的な滝があった!古座川源流〜植魚の滝

紀伊半島にこんな神秘的な滝があった!古座川源流〜植魚の滝

更新日:2014/09/22 09:45

Chiharuのプロフィール写真 Chiharu ライター、熊野リトリート主宰

紀伊半島南部の秘境には、標高1121mの大塔山から流れる古座川源流に「植魚(うえうお)の滝」があります。高い岩が迫った洞窟状の空間と、豊富で清らかな水が流れるエメラルドグリーンの滝壺が神秘的だと人気の瀑布です。

行く途中にも、無名ながらも素晴らしい滝が幾つもあり、自然の造形美が訪れる人の目を楽しませてくれます。植魚の滝近くには「張尾(はりお)の滝」がありますので、併せてご紹介いたします。

自然に癒されたいなら、風光明媚な古座川へ!

自然に癒されたいなら、風光明媚な古座川へ!

写真:Chiharu

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ここ和歌山県東牟婁郡古座川町の中央には、清流・古座川が流れています。良質な水がたゆまなく流れる古座川は、カヌーや水遊び、キャンプにもってこいのアウトドアスポットとして親しまれています。

一帯は「古座(こざ)」と呼ばれ、数多くの滝があり、他にも奇岩、一枚岩、温泉に恵まれるなどの自然豊かな景勝地です。歴史作家・司馬遼太郎氏も『街道をゆく』シリーズで古座街道を取り上げ、自身で山荘を構えたことでも知られています。

植魚の滝がある古座川源流へ向かうには、まず大塔山への大塔橋登山口からスタートします。この地点から片道30分ほど行ったところが目的地です。入口からは上記写真のコンクリートで舗装された道を進みますが、次第に土の山道となりますので、川へは下りず山に沿って、先の土道をまっすぐ進んでいってください。

苔むした赤い岩壁と張尾の滝へ

苔むした赤い岩壁と張尾の滝へ

写真:Chiharu

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ルートを歩いていくと20分ほどで、滝の看板が見えてきます。右手に進むと「張尾の滝」、左手に進むと「植魚の滝」と表示がありますので見逃さないようにしましょう。二つの滝は徒歩5分ほどの距離と、近くにあるのでせっかくなら両方の滝へ行ってみましょう。

まずは、張尾の滝へ。右手に進むと数分で着きます。明るく開けた空間に流れる高さ20mの直爆の滝。滝に向かって右側の苔むした赤い岩壁が印象的です。張尾の滝をメインに、春には新緑、秋には紅葉で美しくなる風景です。夏には泳げそうな滝壺があり、滝の近くにでも行けば、滝行もできそうな場所です。

切り立った絶壁が迫り、異空間に誘う!

切り立った絶壁が迫り、異空間に誘う!

写真:Chiharu

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もと来た山道へ少し戻り、滝の看板があった地点へ。今度は左手、最終目的地の植魚の滝へ。

途中、水量があれば膝ぐらいまで水に入って歩く箇所があるので、トレッキングシューズや沢歩き用の靴などを準備していきましょう。滑りやすいので足元にご注意ください。

歩いて数分で切り立った岩が目の前に現れます。はっと息をのむような、今までにない神秘的な雰囲気に圧倒されます。ここではまだ植魚の滝の姿は見えませんが、轟音だけが聞こえるのでその姿に期待が高鳴ります。岩の間へと入っていきましょう。最奥に、植魚の滝が現れます。

エメラルドグリーンの滝壺と二段爆の植魚の滝へ

エメラルドグリーンの滝壺と二段爆の植魚の滝へ

写真:Chiharu

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淵近くまで行くと、植魚の滝がやっと見えてきます。まるで洞窟のように左右の岩が迫った独特の空間に、高さ18mから二段で流れ落ちる美しい滝が迫ってきます。

水で濡れた黒い岩壁とエメラルドグリーンの滝壺とのコントラストが、神聖な雰囲気を漂わせています。断崖から頭上に水の滴が落ち、ひんやりとした空気が流れています。滝を眺めながらしばらく佇んでいると、滝からのマイナスイオンと森林のフィトンチッドに包まれて、スッキリした気分になるなんとも気持ちのいい場所です。

滝上から太陽の光が射し込むと一層神秘的になりますので、太陽が高い時間帯がおススメです。山は暗くなるのが早いので、なるべく早めの到着で向かいましょう。

おわりに

古座の秘境にある滝はいかがでしたでしょうか?

沢山ある古座の滝の中でも、植魚の滝の独特な空間は他になく、一見の価値ありです。滝好きの方にもおススメしたい神秘的なスポット。ぜひご自身の目で堪能してみてください!

※ルートは、登山道でもあります。足元と服装の装備と、季節には熊やヒル、マムシにご注意ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/23 訪問

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