京都「東福寺」周辺のおススメ紅葉スポット!「泉涌寺」「今熊野観音寺」

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京都「東福寺」周辺のおススメ紅葉スポット!「泉涌寺」「今熊野観音寺」

京都「東福寺」周辺のおススメ紅葉スポット!「泉涌寺」「今熊野観音寺」

更新日:2014/11/30 10:13

浮き草 ゆきんこのプロフィール写真 浮き草 ゆきんこ トラベルライター、プチプラ旅専門家、LCC弾丸トラベラー

京都随一の紅葉の名所といえば、渓谷「洗玉澗」を埋め尽くす紅葉が有名な「東福寺」。ここだけ見て帰る人が多くいますが、周辺は寺社仏閣が点在する社寺の町。それぞれの社寺にはあまり知られていないおススメの紅葉スポットがたくさんあるんです。今回は、「東福寺」周辺の穴場紅葉スポット「泉涌寺」「今熊野観音寺」をご紹介します。

「泉涌寺」塔頭「悲田院」から京都市内一望

「泉涌寺」塔頭「悲田院」から京都市内一望

写真:浮き草 ゆきんこ

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泉涌寺は、1219年に月輪大師がここに大伽藍を建設していたとき、一角から清泉がわき出たことから「泉涌寺」と呼ばれるようになりました。また、歴代天皇の山陵があり、皇室の菩提所としての信仰を集めていることから別名「御寺」とも呼ばれています。

東福寺駅から東福寺方面とは反対側へ東大路通りを歩いていき、途中、泉涌寺通りと交差したら右に折れまっすぐ行くと、泉桶寺の総門に出ます。普通の車道に突然大きな総門があるあたりが京都らしい風景だなと感じるはず。駅から総門までは、約10分ほどの道のりで少し高低差があるため、歩きやすい靴で行くのが便利です。

そのまままっすぐ泉涌寺敷地内にある今熊野観音寺に行きたいところですが、足腰に自信がある人はちょっと寄り道しましょう。
泉涌寺の塔頭悲田院に行く看板が見えたら曲りそのまま登っていくと京都を一望できる展望台があります。京都タワーや清水寺、遠く比叡山まで見渡すことができる絶景スポットです。

「泉涌寺」塔頭「今熊野観音寺」で弘法大師像と紅葉のコラボを

「泉涌寺」塔頭「今熊野観音寺」で弘法大師像と紅葉のコラボを

写真:浮き草 ゆきんこ

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悲田院から泉涌寺通りに戻り数分歩くと、今熊野観音寺の入り口にある朱塗りの鳥居橋が見えてきます。赤い橋と紅葉のコラボがいきなりお出迎え。今熊野観音寺は、泉涌寺の塔頭のため三門がないので、そのまままっすぐ進んでいきましょう。

杉並木を進んでいくと、かなり大きな子護大師像が目に入るはず。
今熊野観音寺は平安時代に弘法大師が創建したお寺のため、子護大師像は、弘法大師像とも言われています。この像の大きさもさることながら、その像を覆うように広がる赤や黄色の紅葉も圧巻!正面よりは階段を上がって後ろからみたほうが紅葉に覆われている様子が見られるのでおススメです。

ひと月かけて色づく五色紅葉

ひと月かけて色づく五色紅葉

写真:浮き草 ゆきんこ

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階段を上った先にあるのが本堂です。本堂横にある五色紅葉はひと月かけてじわりじわりと色づく紅葉。徐々に色づく紅葉グラデーションが見られる場所です。

今熊野観音寺は、頭の観音様と言われています。頭痛解消のほか、「ボケ封じ」としても有名。そのため、本堂横で販売している「ボケ封じ枕カバー」800円を買っていく年輩の方もちらほら。ボケが気になる方へのお土産として渡すと喜ばれるかも(笑)
本堂向って左側には弘法大師が祀られている大師堂があり、その入り口にはボケ封じ観音がたてられているので、ボケ封じ枕カバーを買った方は観音様にもお参りしましょう。

本堂一体は色鮮やかな紅葉が見られるのですが、驚くほど観光客がいません。ゆっくりのんびり紅葉観賞ができますよ。

泉涌寺では紅葉を見ながら美人祈願を

泉涌寺では紅葉を見ながら美人祈願を

写真:浮き草 ゆきんこ

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今熊野観音寺から泉涌寺の伽藍までは歩いてすぐです。入り口で拝観料500円を払い、早速紅葉観賞!の前に、大門横にある楊貴妃観音堂に行きましょう。

泉涌寺は皇室の菩提寺としてだけではなく、唐の玄宗皇帝の妃「楊貴妃観音像」を祀っていることから、美人・良縁祈願のお寺としても有名です。玄宗皇帝は楊貴妃亡き後、故人を偲び等身坐像にかたどった聖観音菩薩像を彫らせたとの伝承があり、その像が1230年に泉涌寺に精来したと伝えられています。絶世の美女だった楊貴妃の観音堂にお参りすると美人祈願に御利益があるとかないとか?
美人祈願のお守り500円もあるので、美人になりたい人、なってもらいたい人にお守りを買ってはどうでしょうか。
また、楊貴妃観音堂の横には、真っ赤に燃える紅葉も見られますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

お参りが終わったら、いよいよ仏殿へ。大門から仏殿に向かうスロープ沿いには落葉樹が並びます。石の参道に落ちた落葉と奥に見える重要文化財仏殿のコラボが哀愁ただよい、京都らしい雰囲気満載。このスロープはJR東海「そうだ 京都、行こう!」のキャンペーンポスターにもなっています。

紅葉のハイライト御座所

紅葉のハイライト御座所

写真:浮き草 ゆきんこ

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泉涌寺の一番奥にある「御座所」は、明治天皇の命により御所内にあった御里御殿が移築されたものです。一室はかつて皇后の御産の間であった場所。優美な襖絵などがあり皇室ゆかりの建物であると感じられます。

御座所内には白砂と常緑樹が美しい庭園もあります。紅葉の時期には庭園に美しい彩りを添え、軒先から苔と紅葉のコントラストも見ることができます。東福寺がクローズアップされるせいか、この庭園は紅葉の時期の土日に行ってもさほど混んでいません。軒先に座り、ゆっくりガイドブックの説明文を読む人もちらほら。皇室ゆかりの優美な建物で紅葉を愛でてはいかがでしょうか。

御座所:300円

笹谷伊織の和菓子もいただける

紅葉の時期のみ泉涌寺内で、約300年前から京都御所や寺社仏閣にお菓子をおろしている「笹谷伊織」のお茶屋が出ます。「笹谷伊織」というと月に3日だけ販売する棒状のどら焼きが有名ですね。赤い唐笠の下でお抹茶と和菓子を食べながら紅葉をゆっくり楽しんでください。

笹谷伊織の和菓子とお抹茶:700円

掲載内容は執筆時点のものです。

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