比叡山のパワースポット!飯室谷に残る廃寺「安楽律院」

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比叡山のパワースポット!飯室谷に残る廃寺「安楽律院」

比叡山のパワースポット!飯室谷に残る廃寺「安楽律院」

更新日:2014/09/26 12:13

Shinkurouのプロフィール写真 Shinkurou

京の都の鬼門を守る「比叡山・延暦寺」。そしてその比叡山の鬼門を守るのは叡山三魔所の一つ「飯室谷(いむろだに)」と呼ばれる場所です。そこにある廃寺「安楽律院」跡地には、鬱蒼と茂る木々の中に苔むした石段・石塔などが点在し、それらが醸し出す景観はまるで1300年前の空気を閉じ込めているよう!映画・ドラマなどのロケ地としても使われる、叡山ならではの霊気を感じるパワースポットをご紹介します。

「古事記」にも記された山岳信仰の場

「古事記」にも記された山岳信仰の場

写真:Shinkurou

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比叡山は山岳信仰・修行の場として「古事記」にもその名が登場するほどの古い歴史を持ちます。そして788年(延暦7年)、最澄により開かれた延暦寺は平安仏教の中心地となり、最盛期には三千以上の寺社があったとされています。

中でも「横川中堂」を本堂とする横川エリアは、延暦寺の鬼門に当たる事で、特に強い霊気を持ち、千日回峰行と呼ばれる厳しい修行の地として知られてきました。

その悠久の時の流れの中で、叡山の往時の雰囲気を色濃く残す貴重な場所が、飯室谷「安楽律院」です。

叡山が持つ癒しの空間

叡山が持つ癒しの空間

写真:Shinkurou

山門を潜りまず目に飛び込むのがとても小さな石の手水!明暗を作る木漏れ日があたる苔むした手水石は、いったいどれほどの時の流れを見つめてきたのでしょうか?

手水を使っていると、叡山が持つ癒しの空間に体全体が包み込まれ、疲れた心がゆっくりとほぐされていきます!

「るろうに剣心」撮影スポットで時代をワープ

「るろうに剣心」撮影スポットで時代をワープ

写真:Shinkurou

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石段を登ると、今までとはがらりと表情を変え、明るく広い空間が広がります。ここは江戸時代に厳しい戒律を守る僧侶たちが暮らした「安楽律院」跡地です。

本堂は火災により消失し、再建された小さなお堂が、今もひっそりと鬼門を守っています。その素朴な建物と石垣が創り出す景観は、時の流れを感じさせないこの場所にはぴったり!

また、この地は時代劇の撮影スポットとしても知られ「NHK大河ドラマ 江〜姫たちの戦国〜」「るろうに剣心」等、話題作の特に重要な場面が撮影されました。

この視界いっぱいに広がる素晴らしい自然が、映像という創造の世界の中で、時代が遡った空間へと私たちを誘います。皆様にもこの場所で味わっていただきたい、癒しの空間です。

苔むした石段が美しい

苔むした石段が美しい

写真:Shinkurou

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この周辺は安土城など多くの城の石垣を手がけた、穴太(あのう)衆と呼ばれる石積の名人たちが暮らしたエリアです。ここにもありました!穴太衆の積んだ美しい石段が!

苔むして自然と一体になった石段は、この鬱蒼としたエリアにぴったりです。

ひっそりとしかも力強く、過去と現在を結びつけ、この後長い時をかけて未来へと歩み続けるこの空間こそが、ここを訪れた全ての人の心に入り込む、叡山の霊気なのですね。

手つかずの参道

手つかずの参道

写真:Shinkurou

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このエリアではまず「飯室谷不動堂」へのお参りはいかがでしょうか?不動明王の立像をご本尊とする由緒のある寺院で、病気平癒の功徳がある霊水「明王水」が湧き出、俗界で疲れた心と体を引き締めてくれます。

また「安楽律院」跡地には駐車場がありませんので、ここにお車を置いて5分ほど山道を歩く事になります。不動堂の駐車場から少し下りると「安楽律院」の掲示がありますので、それに従って山道へお入り下さい。山道ですし、滑りやすい石畳もありますので、歩きやすい靴で、また自販機などもありませんので、水分補給もお忘れなく。

おわりに

飯室谷は「古事記」の時代から続く山岳修行の場。この地域だけまるで時の流れが止まっているかのような素敵な景観を残しています。

比叡山の霊気を感じ、心を癒し、明日への活力を頂けるとても素敵なパワースポットへいらっしゃいませんか?

また延暦寺はユネスコ世界文化遺産にも登録され、世界に誇る歴史的景観を持ちます。横川だけでなく東塔・西塔の歴史的建造物も是非お楽しみ下さい。(下記MEMO欄からどうぞ)

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/28 訪問

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