写真:やま かづ
地図を見るお店によってABCのアレンジは幅広いですが、フードコートや屋台で売られいてるのは、今でも昔ながらのスタイルで健在です。
一見すると、かき氷にシロップや練乳がかかっているだけなんですけど、器の底には、宝石箱のように彩り鮮やかな小豆、寒天、スイートコーンが敷き詰められています。
お上品にアイスの上から食べるんじゃなくて、とにかく底から混ぜられるだけ混ぜて食べる、それがABCです。
写真は、LRTプラザ・ラキャット駅の隣りプドゥラヤバスターミナルの最上階で食べられるABC。移動の途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
写真:ABC
店舗:GERAI CAPATI GURMEET SINGH
場所:プドゥラヤバスターミナル・フードコート(クアラルンプール)
写真:やま かづ
地図を見るお店によってABCのアレンジはいろいろですが、若者の間では、フルーツがたくさん入ったものに人気が集まっています。
特に、アイスデザートを専門に販売している「ジャストデザート」では、伝統的なABCにさらにフレッシュフルーツをトッピングしたスペシャルバージョンが人気ナンバーワンとなっています。
確かに、フルーツを1品トッピングするだけで味の奥行きがぐっと広がりますから、あなた好みのABCを発見することができるかもしれませんね。
ちなみに、緑色の細長いものはチェンドルという甘味で、ABCには一般的に使われているものです。
写真:ABC Supreme
店舗:Just Dessert
場所:スリアKLCC(クアラルンプール)
写真:やま かづ
地図を見るマレー系のアイスデザートABCが中華風にアレンジされると、やはり台湾の人気かき氷「芒果雪花冰(マンゴー・スノーアイス)」に近くなります。
しかし、そのマンゴーアイスの底にはピーナッツや寒天が入っていますから、しっかりとABCの流れをくんでいます。ただ、チョコチップがトッピングされていることにささやかな華僑のこだわりを感じます。こんな中華風ABCも受け入れるのが多民族国家、マレーシアたるゆえんですね。
「アイスルーム」は、若者の集まる街・ブキッビンタンの中心、LOT10の地階にありますので、お買い物に疲れたら休憩がてらお立ち寄りください。
写真:香芒雪花冰(Mango Pomero)
店舗:Ice Room
場所:Lot10 Hutong(クアラルンプール)
写真:やま かづ
地図を見る「ニョニャ」というのは、中国の文化とマレーの文化が混ざり合ったものを言いますが、そんなアレンジをされた料理は「ニョニャ料理」と呼ばれます。
このABCはそんなニョニャ料理専門のカフェ「ニョニャカラーズ」で食べることができるもので、オーガニックを取り入れていることをうたっています。
氷の下には数種類の漢方ゼリーがふんだんに使われていて、なおかつ甘味は抑えられていますから、体に優しいのが実感できます。
ちょっと味が濃いマレー料理を食べた後には、ニョニャ風ABCもお勧めです。
写真:Ice Kachang
店舗:Nyonya Colors
場所:スリアKLCC(クアラルンプール)
写真:やま かづ
地図を見るそびえ立つ氷の頂に大きなアイスクリームの塊が絶妙のバランスでのっかっています。
本来は、トッピングのアイスクリームと氷と、その下に隠れている小豆やゼリーなどの具をごちゃごちゃに混ぜていただくんですが、さすがにこの高さでは混ぜることが不可能です。上のアイスクリームから順番に制覇していくほかありません。
また、氷のタワーが崩れないようにしっかりと固められていますから、倒れないようにバランスを考えながらちょっとずつ食べ進める必要があります。
こんなインパクトナンバー1のABC、クアラルンプール国際空港ターミーナル2(Klia2)内の「アンクルK」で食べることができますので、旅の終わりに思い出の一品としていかがですか?
写真:Uncle ’K’Ais Batu Campur Special
店舗:Uncle ’K’
場所:Klia2(クアラルンプール)
どのABCも量が多くて、基本的には2人でシェアすればちょうどいい量になっていますが、熱帯のマレーシア、炎天下を歩いて汗をかいた後などは、ぺろっと一人で食べてしまえそうです。
お店ごとにアレンジが違うABC、あなたのお好みはシンプルなABCですか?それとも具だくさんのABCですか?
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(2024/3/29更新)
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