写真:Hiroko M
地図を見るスウェーデンの首都ストックホルムから飛行機で1時間程のルーレオ空港(Luleå airport)がツリーホテルの最寄空港です。空港から90q離れたホーラズという街に、そのホテルはあります。向かう道中は、眩い雪景色に見渡す限りの木々。そこはまさに、「ノルウェイの森」ならぬ「スウェーデンの森」!
ツリーホテルに到着すると、まずはアンティークの食器や家具で溢れた可愛らしいペンションで受付を済ませます。このホテルの創業者であるBrittaとKentの暖かいお出迎えとウェルカムドリンクの紅茶で心もほっこりしたところで、ツリーハウスへ向かいます。
写真:Hiroko M
地図を見るペンション裏の森にある、「Victoria Stigen」という小道を通ってツリーハウスに向かいます。ちなみにこの小道の名前は、2010年にツリーホテルを訪れたスウェーデンのヴィクトリア王太子にちなんで名づけられたとのこと。オープン当初から、如何に話題の宿だったかが窺われますね!
静寂に包まれた森で聞こえるのは、雪をギュッギュッと踏みしめる自分の足音のみ。日常ではなかなか味わえません。小道を抜けると、いよいよツリーホテルの6つのユニークなハウス一つ一つが見えてきます。
6つのハウスにはそれぞれコンセプトがあり、UFOの形をしたものから、鳥の巣を模ったものまで様々!実に遊び心とアイデアに溢れていて、子供も大人も思わず大興奮してしまいます。写真は、一際インパクトのある「The Bird’s Nest」(鳥の巣)。広さは、17平米で、4人家族で泊まることも可能。トイレもちゃんと完備されています。
写真:Hiroko M
地図を見るこちらは、鳥の巣に負けないぐらいインパクトのある「ミラーキューブ」。名前の通り、鏡張りの立方体で、角度によっては森の木々と同化して見えます。中は、他の部屋同様、お手洗い完備。電話や湯沸し器まで付いてます!6つある窓からは、運が良ければなんとオーロラも見られるのです。(注:オーロラの観測時期は9月から3月)
ハウスは全て、地元企業によりデザイン・建設された上、使用されている木材やインテリア家具も全てメイド・イン・スウェーデンというこだわり様。環境に配慮した建設方法を用いて、「サステイナブルな運営」をすることが、ここツリーホテルのポリシーなのです。
気になるツリーハウスの居心地ですが、ハウスはそれぞれ、周辺の何本もの頑丈な木に支えられているので、揺れはさほど気になりません。ミラーキューブに関しては、周辺木々の支えのみならず、ハウスの中央を一本の木が貫通しており、超安定。
ベッドはダブルベッドで2人寝るのに十分なサイズ。インテリアは如何にも北欧らしい、シンプルだけど温かみのあるものです。
なんと、各ハウスに床暖房も付いているので、寒い森の中でも快適に過ごせますよ。
写真:Hiroko M
地図を見るサウナ風呂もツリーホテルの醍醐味。サウナのある別館には広々としたラウンジやシャワー室が付いており、体が自然とほぐれます。ちなみにサウナ文化は北欧発祥です。
お風呂上りにハウスへ戻る際、空を見上げると満天の星空、そして北の方角にはオーロラが見られるかも知れません!大自然のスペクタクルに包まれているひと時は、神秘そのものですよ。
ツリーホテルでは、日中もたくさんのアクティビティが楽しめます。日が長い夏は、トレッキングやハイキングの他、近くの川でカヤックやカヌーに乗って爽やかな自然を満喫。雪で白一色になる冬は、犬ぞりに乗ったり、雪の覆われた森をガイドと共に探検出来たりします。
一生に一度は見てみたいオーロラと大自然の神秘を、北欧の森の果てにある小さなツリーハウスで感じてみる。あなたもこの冬、そんな夢のような体験をしてみませんか?
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(2024/10/15更新)
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