写真:やま かづ
地図を見る韓国の街を歩いていると、実は至るところにある庶民派ファーストフードレストラン「キンパッ天国」。ハングル文字は読めなくても、このロゴ、この色づかいの看板、この店づくり、何となく見覚えのある人も多いのではないでしょうか。
店先のウインドウの向こうでは、アジュンマ(おばさん)がキンパッ(韓国風海苔巻)を巻いているのをよく見かけます。今はやりの製造工程をお客さんに見せて楽しませるスタジアム型キッチンの先駆けとも言えるかもしれません。
写真:やま かづ
地図を見る店づくりがよく似ていて、店名は同じ「キンパッ天国」なのに、なぜだか看板の雰囲気が違うお店がたくさんあります。
実は「キンパッ天国」、フランチャイズで韓国全土に展開しているので、店ごとに経営者が違います。また、フランチャイズ店舗としてのくくりがかなり緩いようで、看板デザインのみならず、メニューや価格設定、味つけまで店ごとにかなり違うんです。
ですから、同じメニューでも、お店によってアレンジが違うことがあるので、食べ比べてみるのもおもしろいかもしれません。
写真:やま かづ
地図を見る観光客がよく立ち寄る明洞などのお店では、店頭に大きなメニューの写真や日本語メニューが用意されていますので注文の心配はありません。
しかし、そのほか一般的なお店では、基本的には、店内の壁に張り出してあるメニュー表から選ぶことになります。また、多くの店ではテーブルの上に注文票が置いてあるので、欲しい数をその注文票に記入して渡せば大丈夫です。
但し、メニュー表記は韓国語だけなので、読めない人はガイドブックに載っている写真を指さして注文しましょう。
また、店内でおいしそうなものを食べている人がいれば、それと同じものを頼んでもいいですね。
写真:やま かづ
地図を見るどの店でもメニューのバリエーションはほぼ同じです。定番メニューとしては、店名にもなっているキンパッ(韓国風海苔巻き)から始まり、ビビンパッ、キムチチャーハン、チゲ、マンドゥ(餃子)、トッポッキ、ラーメン、冷麺などがあります。
そのほか、韓国風にアレンジされたトンカツ、カレーライス、オムライスなどもありますが、ちょっとかわったところでは、オデンやウドンといったメニューも。
お水はセルフサービスです。店内を見渡すと殺菌庫に入った金属製のカップを見つけることができますので、自分で取り出して近くのサーバーから水を注ぎます。
写真:やま かづ
地図を見るせっかくキンパッ天国に行ったなら、やっぱりこれだけは食べておきたいメニューをご紹介します。
それは、何といっても看板メニュー、キンパッ(韓国風海苔巻き)です。見た目は日本の海苔巻きと同じですが、酢飯を使っていないこと、巻かれている具がチーズ、キムチ、ハムなど、ちょっと日本では考えられないものであること、海苔の上からごま油が塗ってあるので香ばしい香りがすることなど、違うところもたくさんあります。
また、キンパッの中でもぜひ食べていただきたいのが、ケランマリキンパッです。海苔巻をさらに玉子焼きで巻いたもので、おいしさ2倍、3倍は間違いなし。ぜひお試しください。
キンパッ天国を知ってしまえば、もう、やめられません。
おいしそうなメニューが目白押し。食べても食べても、ほかのメニューが気になります。
また、隣のテーブルの人が食べているメニューが気になって、「次は、あれにトライしよう!」なんて、自分の中で新たな誓いを立てていることに気づくはずです。
食べるものに困ったときは「キンパッ天国」ですが、実は、困らなくても「キンパッ天国」に足が向いているかもしれません。
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/4更新)
- 広告 -