浅草観光で昭和の懐かしさに浸れるスポット3選

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浅草観光で昭和の懐かしさに浸れるスポット3選

浅草観光で昭和の懐かしさに浸れるスポット3選

更新日:2014/09/25 16:05

東京スカイツリーでますます活気を帯びる「浅草」。浅草寺を中心に、江戸の下町情緒が残る超人気観光スポットだ。
今回は、その「浅草」観光で、リアルに昭和が残りながら、街に息づく日常の生活感まで伝わる下町情緒を楽しんでもらえる、おススメのスポットをご紹介!

昭和を色濃く残す都内唯一のスマートボール店

昭和を色濃く残す都内唯一のスマートボール店
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街の駄菓子屋を知っている世代でなければ、スマートボールというものがどのようなものか知らないかもしれない。
温泉地に行けば、夜、食事や風呂を済ませた後に温泉街に繰り出し、スマートボールや射的で盛り上がるというのがまだあるんだけど、それも、年々数を減らしてきているようだ。

そんな中、都内の街中でスマートボールを楽しめる。
浅草にある「スマートボール三松館」で、1940年代から営業している都内唯一のスマートボール店だ。
場所は、浅草寺の西側にある、南北に伸びる繁華街「浅草六区ブロードウェイ」の通りにある。建物の看板も人混みもなかなか賑やかな所なので、うっかりすると通り過ぎてしまう。

店内の若干薄暗い蛍光灯の照明と、このずらっと並ぶスマートボール台の年季の入りよう。天井にぶら下がる花の飾りも手伝って、この空間だけは、昭和のまま時間が止まっているかのようだ。

300円を店員に支払うと、スマートボール台の上に、ガシャガシャガシャとガラス玉を流し込んでくれる。これを、右側の穴に入れ、取っ手を引いて離すと玉がはじかれていく。あとは、点数の書かれた穴に入れる、ただそれだけのシンプルなゲームだ。
昭和30年代に爆発的なブームとなったものの、パチンコ人気におされすっかり少なくなってしまった。
シンプルではあるが、やり出すとなかなかどうして、ついついのめり込んでしまう。
浅草観光のちょっとした休憩がてら、大人も子供も楽しめるので、是非一緒になって昭和の遊びに触れてほしいところだ。

昭和を感じるホットケーキでスカイツリー!?

昭和を感じてもらう次なるものは…ホットケーキ。あえて言うけど、パンケーキでなくホットケーキだ。
お洒落なスイーツももちろんいいが、今回は、街中の喫茶店にあるホットケーキ。場所は、浅草寺や花やしき遊園地の北側に広がる閑静な住宅街の中だ。この店を知らずに、たまたま通りがかって見つけるという場所ではない。

喫茶店の名は「ミモザ」。美味しい珈琲が飲めることもあり、地元の人で賑わうが、店内は明るく清潔感があるので、初めてでも気兼ねなく入っていける。

ホットケーキは、普通じゃ面白くないのでビッグホットケーキを。
注文してから、フライパンではなく平たい銅板の上に、異なる大きさの生地を次々とおとしていく。様子を見ながらひっくり返して、じっくり焼き上げる。
目の前に出てくるのは、5段がさねのビックサイズ。頂上にはカルピスバター、そしてホイップクリームとシロップが添えられる。どうやって食べるかは、実際に行ってチャレンジしてみよう。
この重みのあるもっさりした昔ながらのホットケーキが、妙に懐かしく気持ちが落ち着くこと間違いなし。

昭和を感じるホットケーキでスカイツリー!?
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江戸時代からの銭湯は黒褐色の天然温泉

江戸時代からの銭湯は黒褐色の天然温泉
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浅草観光で忘れないでほしいのが温泉だ。
東京湾岸には「黒湯」と呼ばれる冷鉱泉の温泉脈があり、街中の銭湯でもこの温泉が楽しめるところがある。浅草寺から西へ歩いて5分ほど、つくばエクスプレス浅草駅のそばにある「蛇骨湯」だ。

繁華街の中にある「蛇骨湯」だが、少し狭い路地を入ったところにひっそりとある。5年前にリニューアルしたので設備は新しいが、実はここ、江戸時代創業の歴史ある銭湯なのだ。
観光地ど真ん中の立地ということもあり、海外からの観光客もこの銭湯を訪れるので、英語表記も万全だ。

黒湯を扱う銭湯は都内にいくつかあるが、カランから出る湯、浴場内の湯がすべて黒湯というのは珍しい。湯はすべて地下水から汲み上げた、メタケイ酸・重炭酸ソーダの天然温泉だ。冷鉱泉のため、程よい温度に加温されているが、風呂上り後、身体がポッカポカ。湯冷めしにくいのも、この温泉の特徴だ。

銭湯といえば大きな壁画だが、「蛇骨湯」は男女湯またがってタイル面に、見事な朝焼けの富士山が描かれている。
そして、露天風呂とその前に広がる庭。湯冷ましに、庭の前に腰をかけると、池の中に大きな鯉が泳いでいる。冷房設備がなくても、涼しい風がどこからともなく入ってくる。

浴場内の設備を新しくし、健康増進型浴場として生まれ変わることで、より幅広い年齢層にやさしくなったのは、いい意味で時代の流れだと思う。それでも、銭湯風情が色濃く残っている、残せているのは、これまで歴史が積み重ねてきた空気がそうさせているのかも。

観光の合間に、温泉銭湯に立ち寄り、懐かしさを感じながら疲れをとってほしい。

おわりに

今回は「観光スポット」というよりは、この地で、昔からこのスタイルでやってきた、というスポットにフォーカスを当ててみた。有名な観光スポットを回った後に、何か面白いことを探している人は是非参考にしてほしい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/21 訪問

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