煌めくウィーンのクリスマス市、歩いて楽しむ魅力あるスポット!

煌めくウィーンのクリスマス市、歩いて楽しむ魅力あるスポット!

更新日:2018/07/31 14:47

ウィーンでは、11月下旬から12月25日にかけて、市内のいたる所でクリスマス・マーケットが開かれます。世界遺産にも認定されている中心部のストリートは、様々なクリスマス・イルミネーションで彩られ、歩いているだけでも、気分が高揚するほどロマンチック。観光と組み合わせやすいクリスマス市や、華やかなイルミネーションが輝くストリートなど。本場ヨーロッパのクリスマスを歩いて満喫できるスポットをご紹介します!

1:ウィーンの中心地!どこまでも輝くグラーベン通り

1:ウィーンの中心地!どこまでも輝くグラーベン通り
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街のシンボル「シュテファン寺院」を中心に交差する大通りは、それぞれの通りごとに凝ったイルミネーションが煌めき、ロマンチックなクリスマスの雰囲気満点!中でも、エルメスやH&Mなどのファッションビルが立ち並び、王宮へと続くグラーベン通りでは、日が暮れると通りいっぱいに、シャンデリアのような華やかな光のオブジェが輝きはじめます。

デメールなど有名洋菓子店などに続くこの通り。クリスマス用にディスプレイされたショーウィンドウを見ながら、歩いてお散歩するだけでも気分は上々!例年、通りのイルミネーションは、クリスマスを過ぎても1月初旬まで続くことでも有名です。

観光客がもっとも多く人気のグラーベン通りですが、人の多さを忘れてしまうほどの美しさですから、通りごとに異なるオブジェで煌めく通りを、シュテファン寺院を中心に歩いて堪能してみてくださいね。

2:2013年から始まったクリスマス・マーケットの新名所

2:2013年から始まったクリスマス・マーケットの新名所
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12世紀半ばに教会として建てられ、モーツアルトが結婚式をあげたことでも有名なシュテファン寺院。2013年より、シュテファン寺院の横の広場でも、クリスマス・マーケットが行われはじめました。

以前より、クリスマスまでのアドヴェント(クリスマス約1ヶ月前からの待降節)期間、歴史あるゴシック様式の寺院が、カラフルにライトマッピングされる、夜の観光名所としても有名です。そこにマーケットも開かれるとなると、ウィーン観光の中心地点でもあるので、夜は行列が出来るほどの大賑わい!

マーケットのどの店舗にも、寺院のライトアップに合わせたイルミネーションが綺麗にデザインされ、ガラス細工のオーナメントやラベンダーなどのドライフラワーに可愛いサンタがついたものなど、本場ヨーロッパのクリスマスらしい雑貨などが多く揃っています。

3.街のあちこちで開かれるクリスマス・マーケット

3.街のあちこちで開かれるクリスマス・マーケット
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ウィーンでは街角や広場など、街中で大小様々なクリスマス・マーケットが開かれています。

この写真は、先ほど光のオブジェでご紹介した、グラーベン通りの先で開かれているマーケットです。市庁舎や宮殿などで開かれる大きなクリスマス・マーケットより、個人商店や地元アーティストの出展が多いのが特徴で、約30店舗ほどの周りやすい大きさです。
ウィーンの朝食に欠かせない杏ジャムや、フルーツに浸けたマスタードなどの瓶詰から、手作りのオーナメントやクリスマスキャンドルまで、安価で個性的なものが揃っています。

2001年に世界遺産に登録されたウィーンの中心地は、メインストリートが歩行者天国になっていて、歩いて周りやすい観光地です。ぜひ、散策しながら、街角のクリスマス・マーケットめぐりを楽しみましょう。

4:クリスマス・マーケットと言えばグリューワイン!

4:クリスマス・マーケットと言えばグリューワイン!
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クリスマス・マーケットの名物といえば温かい”グリューワイン”です!
”グリューワイン”とは、赤ワインにシロップやスパイスを加えたホットワインで、どのマーケットでも楽しむことができ、寒いウィーンのクリスマスを楽しむには、かかせない飲み物。

ワイン専門店が販売する赤ワイン自体にこだわったものや、家庭の味を再現したスパイスや甘さに工夫があるもの、ノンアルコールを扱う店など、味はそれぞれ楽しめますが、ここで注目したいのはその陶器で出来たカップです!
”グリューワイン”は購入する時にカップ代料金まで価格に入っています。それはマーケットそれそれの地名や絵柄が、年数と一緒にデザインされていて、旅の記念やおみやげとして持って帰る人が多いからです。

小さなブーツ型の陶器や、教会や宮殿が描かれたカップなど、色や形も様々ですからマーケットに行く度にお気に入りを探してみてください。カップを返却すれば、もちろんカップ代は戻ってきますし、カップだけを購入することも可能です!

5:美術館や庭園も優雅な「ベルヴェデーレ宮殿」のクリスマス市

5:美術館や庭園も優雅な「ベルヴェデーレ宮殿」のクリスマス市
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クリムトの「接吻」をはじめとする、ウィーンで活躍した画家の作品が揃う美術館や、王室が離宮として利用していた頃の黄金の部屋がそのまま残っていることで有名な「ベルヴェデーレ宮殿」。世界中の観光客で賑わう宮殿内からは、穏やかな庭園越しに街の美しい眺めが楽しめます。(ベルヴェデーレは美しい眺めの意味)

その敷地内に広がるクリスマス・マーケットは、宮殿鑑賞がてら昼間訪れるのにお薦めです。殆どのクリスマス・マーケットは午後から開く店が多いのですが、ここのマーケットは、昼前の早い時間から始まり、宮殿を訪れる子供たちや観光客の、ほのぼのとした雰囲気で賑わっています。

”プリッツェル”や、ピザのような”ランゴシュ”など、ウィーンならではの歩きながら楽しむ食べ物や、ポルトガルの可愛い手書き陶器店など、家庭的なものが多く並ぶのが特徴です!宮殿内の美術館を鑑賞した後、ちょっと遅めのランチをクリスマス・マーケットで楽しんでみるのはいかがでしょうか。

クリスマス・マーケットを楽しむコツ

日暮れとともに輝き出すクリスマス・マーケットは、どこのマーケットも夜は混みあいますので、買い物は午後の夕暮れ前、夜はイルミネーションや雰囲気を楽しみに行かれるのがお薦めです。
ウィーンは他のヨーロッパのクリスマス市より始まるのが遅めと言われていますので、MEMOのリンク先より開催日時を確かめて、寒さ対策をしっかりしてからお出かけくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/12/10−2013/12/14 訪問

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